パソナへ就職したい!採用実績や平均年収は?事業内容、売上や利益は?

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パソナの売上は2262億円でそのうち約85%は人材派遣、委託・請負事業の売上。経常利益は33億円、新卒採用人数は2014年度実績で119人。有価証券報告書からわかる株式会社パソナグループの情報ではなく、株式会社パソナの情報を獲るのがオススメ。パソナは日本の人材派遣業界で売上第3位の企業です。人材派遣事業を中心に派遣以外の人材ビジネスも幅広く展開をしており、HR(Human Resource)ソリューションの名に相応しい事業領域でビジネス展開をしています。あなたはパソナの雇用環境についてご存知でしょうか。この記事では、パソナの事業内容、売上や利益、採用実績や平均年収、説明会で質問するべきことについてまとめました。

パソナってどんな会社?事業内容は?

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パソナは1976年に南部靖之氏によって創られた会社です。

創業者の南部氏は1952年生まれで、起業が一般的でなかった1970年代にパソナの前身となる株式会社テンポラリーセンターを創業しました。

南部氏はソフトバンクの孫正義氏、エイチ・アイ・エスの澤田秀雄氏と共に当時「ベンチャー三銃士」と呼ばれ、高度経済成長の日本をベンチャーとして支えました。

その結果、2000億円を超える規模の企業を一代で築いた名経営者なのです。

人材派遣業

パソナは現在、株式会社パソナグループ(Pasona Group Inc.)の一員として本社を東京都千代田区に構え、52社の連結子会社化、5社の関連会社のなかの中心的な役割を担っています。

主な事業内容は人材派遣、委托・請負事業です。

売上の85%を占める同事業は、パソナの創業事業でありながら現在の中心事業でもあります。

「社会の問題点を解決する」という企業理念を掲げ、派遣事業以外の

  • HRソリューション(教育・研修・人材紹介・再就職支援・福利厚生アウトソーシング)
  • ライフソリューション
  • パブリックソリューション

という3軸で事業展開をしていますが、売上のほとんどは派遣事業なのが現状です。

 

パソナの売上や利益は?

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日本の人材派遣業界の市場規模は5.4兆円といわれています。

パソナの売上高は、市場規模の約4%にあたる2262億円(2015年5月期決算)です。

売上高の規模は、リクルートホールディングス、テンプホールディングスに続いて業界第3位に位置します。

5年前の2011年5月決算での売上高は1788億円だったので、過去5年間で約26%売上を伸ばしたことになります。

売上高2262億円で経常利益は33億円なので、経常利益率は1.4%です。売上高は過去5年で26%増加しているのに対し、経常利益額は30%増加しています。

群雄割拠で変化がめまぐるしい人材派遣業界で、売上も利益も着実に伸ばしている企業といえます。

 

項目 2011年実績 2015年実績 増加率
売上 1788億円 2262億円 +26%
経常利益 25.7億円 33.4億円 +30%
経常利益率 1.43% 1.47% +0,04ポイント

 

パソナの採用実績や初任給は?

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東洋経済新報社が発行している四季報によると、パソナの2014年度採用実績は男性49名、女性70名の計119名です。

リクナビ2017では採用人数が101~200名とされているので、年度によって採用人数に差があるといえます。

今年の採用予定人数については、上記の数字を引き合いにだしながら会社説明会などで質問をしてみてください。

パソナグループの採用ホームページの募集要項には、大卒初任給は203,000円、大学院卒初任給は215,000円(2015年4月実績)とされています。

営業の場合手当が60,000円加算され、賞与は年2回とも明記されています(2016年2月現在)。

賞与が月給の2ヶ月分ずつ支給される場合、

初任給の年収は大卒で約420万円、大学院卒で440万円です。

新卒の給与としてはかなり高額になりますが、営業に配属されて場合と賞与が2ヶ月分ずつとして計算しているので、詳細や実績は会社説明会などで質問をしてみてください。

ポイントは営業成績による給与増減の有無も確認することです。

社会人になるタイミングで親元を離れ一人暮らしをする場合は、家賃や光熱費、生活費をはじめて自分で支払う生活になります。

その場合は月給が数万円違うだけでも生活に大きな影響があるので、入社を決める前に必ず確認しましょう。

 

パソナの勤務時間、福利厚生は?

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パソナグループの採用ホームページによると、勤務時間は9時~17時30分(休憩1時間)とされています。

1日の労働時間は7時間30分になるので、多くの会社が取り入れている実働8時間よりも短くなります。

また、転職や就職に関する口コミサイト「キャリコネ」によると平均残業時間は1ヶ月で約37時間とされています。

1ヶ月20日勤務とすると1日約2時間の残業がある計算になるので、実質の勤務時間は9時〜19時30分となります。

福利厚生は完全週休2日制、祝祭日、年末年始休暇、夏期休暇のほかにも育児休暇やMy Day(誕生日)休暇などの制度を取り入れています。

勤務時間や福利厚生利用の実態は、人事や採用に携わっている社員以外に聞くのがポイントです。

現役社員や以前パソナグループに勤務されていた方に聞いてみるのがオススメです。

入社を真剣に検討している人ほど重要な情報なので、意思決定前に情報収集することが入社後ギャップを減らす意味でも有効です。

 

パソナへの就活対策は?

選考フロー

パソナのホームページによると、選考フローは

  • 説明会
  • 一次選考
  • 二次選考
  • 三次選考
  • (インターンシップ)
  • 役員面接
  • 内定

となっています。

一次選考では、筆記試験(英・数・国・時事)とグループ面接が行わます。

三次選考まで記載されていますが、人によって差があったり、インターンシップを提案されたりするようです。

人材業界だけあって選考にかける項数は長めで、一人一人をじっくり見極めたい考えが伝わるフロー設計となっていますね。

面接の質問

面接の質問では「人事になったつもりで隣の人に質問してください」など毎年出されている独自の質問もあるようです。

なぜパソナなのか、パソナで働きたい理由などを詳しく聞く質問もあるようです。

 

パソナの平均年齢や平均年収は?

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2015年5月期決算の有価証券報告書によると、パソナグループの平均年齢は39歳で平均年収は550万円とされています。

平均勤続年数は9.2年です。ただこれは、株式会社パソナグループの平均年齢および平均年収です。

株式会社パソナグループはホールディングス機能を担っている企業のため、実際に現場で働く株式会社パソナの社員とは乖離がある可能性が高いです。

営業社員として株式会社パソナで働く場合の平均年齢、平均年収、平均勤続年数は会社説明会などで人事の方に質問をしてみてくださいね。

 

具体的な質問で情報収集を

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この記事を読んだ方へおすすめのアクションアイテムは

「会社説明会などで具体的な質問をし、情報収集をする」

です。これまで分析してきた通り、東証一部へ上場しているのは「株式会社パソナグループ」という企業で、グループ2000億の根幹を占める派遣ビジネスをしているのは「株式会社パソナ」です。

その現状を踏まえると、有価証券報告書からだけでは明確になっていない情報が多いです。例えば

  • 株式会社パソナの平均年齢、平均年収、平均勤続年数は?
  • 残業時間や福利厚生利用の実態は?
  • 残業代は出るのか。出るとしたら計算方法は?
  • 営業成績に応じた給与の増減はあるか
  • 賞与の目安はいくら?
  • 2016年の新卒、中途の採用予定人数
  • 株式会社パソナの離職率
  • 従業員は連結で7,908名(契約社員含む)とあるが正社員の比率は何%?

などは、会社説明会や社員訪問で質問をするべき内容といえます。

もちろん、これらは基本的な質問なので自身で企業研究をすすめる中で出てきた気になることや聞きたいことも併せて聞いてみてください。

新卒で入る会社は良くも悪くもその後のキャリアに大きく影響をします。

学生だからといって社会人に遠慮をせず、不明点を明確にできるよう積極的な質問をしてみてくださいね。

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