20代におすすめの転職エージェント全15選!選び方は?そもそも使ったほうが良い?転職サイトとの違いは...
2019.11.19
2019.11.19
プログラム言語の違い4つ
プログラミング言語はいくつかの種類がありますが、それぞれに得意分野があります。
Webアプリに特化した言語、人工知能開発で使用される言語など、それぞれで特徴が大きく現れます。
自分の仕事の開発分野によって、学習するべき言語をきちんと選択することが重要です。
プログラミング言語には、汎用性の高い言語と低い言語があります。
汎用性が低い言語は専門分野には特化していますが、それ以外の分野では需要が低くなります。
そのため、求人・受託案件の数にも影響を与えます。
最初は汎用性の高い言語を学習し、広範囲の仕事に対応できるようにすることも一つの手段です。
プログラミング言語は、難易度にも違いが見られます。
コードがシンプルな言語は、比較的学習しやすくなります。
一方で、難易度の高い言語でも、参考書などの書籍が多ければ学習はしやすいといえます。
独学ではなく、スクールを利用して学習を進める例も多く見られます。
プログラミング言語が実行されるステップは、スクリプト言語とコンパイラ言語に分けられます。
スクリプト言語は書いたコードをその場で実行できます。
コンパイラ言語は高速処理のため、時間をかけてソースコードを変換します。
処理速度の速さを考えるとコンパイラ言語にメリットがありますが、コードがすぐに実行されるスクリプト言語の方が、初心者にとっては学習しやすいといえます。
近年のプログラミング言語のシェアとしては、Python、R、JavaScriptなどが特徴的です。
特にPythonは人工知能開発などの分野で使用が拡大しています。
JavaScriptは多くのWebサービスで使用され、こちらもシェアを広げています。
Rは統計の分析で使用される言語で、汎用性としては低いですが、近年はシェアの拡大が見られます。
Pythonは人工知能・機械学習などで使用され、Google社内の3大言語の1つです。
Facebookの開発やInstagram、YouTubeなどもPythonが使用されています。
文法がシンプルで誰が書いても同じになりやすく、便利な言語です。
使用される専門分野も広く、特に海外で高い人気があります。
シンプルなコードで比較的習得しやすい言語となります。今後はさらに需要が増加すると思われ、海外を含めた活躍を考える際に習得するメリットは大きいです。
日本での需要はまだ少ないため、扱う分野が限られます。
求人数が少ない傾向も見られます。
海外での活躍を視野に入れている人にはおすすめです。
習得しやすいので、初心者にもおすすめの言語です。
JavaはWebアプリやデスクトップアプリ、Androidアプリなどで使用され、大きなシェアを持ちます。
Google三大言語の一つとなるほか、TwitterやEvernoteなどでも使用されます。
Javaは汎用性が高く、どのOSでも動作します。
習得が難しい言語ですが、書籍やスクールなど、学習のための手段は豊富です。
Javaの習得はオブジェクト指向などの知識を身につけることができます。
また、需要が高いため、Javaの経験があることは就職や転職に有利です。
習得が難しい言語のため、未経験の方だと学習は難しくなります。
また、他言語のシェア拡大によって需要が減少する傾向も見られます。
Androidアプリなど、Javaが基本となるアプリ開発を行う人にはおすすめです。
RubyはWebアプリケーションやホームページの開発などで使用されます。
CrowdworksやCookpad、食べログなどでの使用が見られます。
Rubyは日本人の開発による言語で、Webアプリケーション開発に向けたフレームワークのRuby on Railsによって人気が上がりました。
わかりやすい文法で初心者に向いている言語です。
参考書をはじめ日本語で情報を入手しやすいこともメリットです。
実行速度が遅めになること、複数人での開発や大規模な開発には向いていないといったデメリットがあります。
未経験や初心者の段階でも学習がしやすく、プログラミングを始めたい人におすすめです。
C言語はプログラミング言語の基本ともいえる言語で、C言語の拡張としてC++が開発されました。
C++はGoogle三大言語の一つです。
C言語はさまざまな分野で活用され、処理速度の速さに特徴があります。
C++はC言語の拡張版で、C言語との互換性もあります。
プログラミング言語の基本となるC言語の学習により、基礎力が身につきます。
処理スピードの速いアプリ開発にも向いています。
難易度が非常に高く、初心者にはあまりおすすめされない言語です。
需要の減少傾向も見られます。
ある程度他の言語を習得し、さらにプログラミングの基本や仕組みを学習したい人におすすめです。
C#はMicrosoft社が開発した言語で、アプリケーション開発やWeb開発などで使用されてい
ます。
WindowsだけでなくAndroidやSkype、VR開発など、様々な分野に対応しています。
C言語に似た文法となるため、C言語を学習した人は習得しやすい言語です。
また、オブジェクト指向の言語となり、Javaの学習にも役立ちます。
基本的にWindows上のアプリとなり、ゲーム開発などを除くと比較的幅が狭くなります。
今後はVR開発の拡大が見込まれるため、VRに強い関心のある人にはおすすめです。
JavaScriptは、ユーザーとWebサイト・Webサービスとのやり取りの幅を広げる言語といえます。
例えば、文字サイズやデザイン、色の変化など、Webページに動きを出すために幅広く活用されます。
Webブラウザ上のユーザーの動作に関係する言語で、アプリケーション開発やゲーム開発など、様々な場面で使用されます。
ブラウザさえあれば、動作の確認といった開発環境がそろうため、学習しやすい言語です。
多くのWebブラウザで使用される言語ですが、幅広く使用される分、他言語の知識も必要になるケースが多くなります。
JavaScriptが活用される場面は多いため、Web業界の幅広い分野に携わりたい人にはおすすめです。
PHPは多くのWebサービスで活用され、WebサイトのほかWebアプリの開発でも使用されています。
多くのフレームワークに特徴があり、さまざまなWebサイト・アプリ開発が可能です。
日本でも多くのWebサービスで使用されています。
日本での使用も多いPHPは受託案件が多い傾向があり、PHPを学ぶことで幅広い分野で受託することができます。
Web系の開発が多いため、前提知識やフレームワークを多く学習する必要があり、難易度が上がります。
Web制作会社など、広範囲でWebサイト・アプリ開発に携わりたい人にはおすすめです。
Swiftは2014年にAppleから発表された、iOS開発向けの新しい言語です。
iPhone・iPad、Macなどで使用するアプリ開発において重要な言語です。
Apple製品の開発で使用されていたObjective-Cからの移行も進んでいます。
Objective-Cよりコードはシンプルで、学習がしやすい言語です。
さらなる需要の増加も見込まれ、習得のメリットは高いです。
iOS開発向けの言語となるためMacが必要です。
Windowsユーザーの場合は開発環境を整える際に時間と手間がかかります。
iOSアプリの拡大に合わせ、iPhoneアプリなどの開発に携わりたい人におすすめです。
Scalaはオブジェクト指向言語と関数型言語を統合した新しい言語で、Twitter社などでの使用が見られます。
オブジェクト指向と関数型の統合による柔軟性の高さに特徴があり、メガベンチャーでの使用例が多く見られます。
コードがJavaの半分程度の量になるという特徴もあります。
WebアプリやAndroidアプリの開発など、幅広い分野で需要の増加が見込まれるため、習得のメリットは高くなります。
参考書などの書籍が少なく、学習に手間と時間がかかってしまう傾向があります。
メガベンチャーをはじめ、今後の需要の増加は十分に考えられます。
新しい分野で幅広く開発に携わりたい人に向いている言語です。
Rは統計の分析に使用される言語で、データ解析に便利です。
Webアプリ開発といった分野では使用されず、統計解析やデータ処理など、統計に特化した言語となります。
統計を扱う仕事でスムーズな情報解析を行うためには、習得するメリットが大きい言語です。
関数の利用といった数学知識が多く求められ、文系出身者にはやや不利になる傾向があります。
また、統計以外の分野も含めて仕事を行う際に、場合によっては他言語の知識も必要になります。
マーケティングなど、統計分析を行う仕事への就職・転職を考える人におすすめです。
Goは、Googleが開発した新しい言語です。
2016年のプログラミング言語の大賞になるなど、人気が上昇しています。
Goはシンプルな言語や軽量な動作に特徴があり、採用する企業が近年増えています。
初心者でも比較的楽に学習できます。
受託案件は増加傾向が見られるので、習得すると多くの開発に携わることが可能です。
ジェネリックや継承がなく、他言語の標準と分けて考える必要があります。
人気は上昇傾向にあるため、今後のIT業界の拡大にあたって新しい言語を学びたい人におすすめです。
VisualBasic.NETはMicrosoft社が開発した、Windows用の言語です。
人が使う言葉(自然言語)に近いコードで、初心者が学習しやすいという特徴があります。
また、ボタンなどのパーツを画面に配置して命令するという、特徴的な使い方があります。
VisualBasic.NET はIT教育での使用も見られ、わかりやすい言語です。
比較的短時間で学習でき、仕事で活用できます。
使い方が特徴的で、他言語と合わせて学習しにくい場合があります。
アプリ開発などの面でも、汎用性は低くなります。
初心者で言語を学習したい人、特徴的な使い方の言語も知っておきたい人などにおすすめです。
Kotlinは、Androidの公式言語としてGoogleが発表した言語です。
Javaより短めのコードが可能で、Androidアプリなどのスムーズな開発に便利な言語です。
特にAndroid向けのアプリ開発ではメリットが大きく、今後の需要の拡大も見込まれます。
言語としての難易度は高く、参考書などの書籍が少ないため、学習に手間と時間がかかりやすくなります。
Androidアプリの開発に携わりたい人には特におすすめの言語です。
プログラミング言語を学ぶ方法は様々ありますが、その1つにプログラミングスクールがあります。
プログラミングスクールは、低くないコストがかかるものの、メンターの存在やカリキュラムの充実、オンラインでの質疑応答など、プログラミングを学ぶ上で必要な要素が揃っています。
無料体験ができるスクールも多いので、もしプログラミングを学びたければ、まずは体験してみてはいかがでしょうか。
以下、有名なプログラミングスクールをまとめますので、参考にしてみてください。
TECH::CAMP(テックキャンプ)は月額1万4800円(税抜き)ですべての講座を自由に受講できる点が大きな特長です。Webサービス開発や、AIなどについて学ぶことができます。1週間は条件なしで全額返金が保証されます。ビデオ通話やチャットによるサポート時間帯は13時~22時です。
未経験からフリーランスエンジニアとして働けるまでをサポートしてくれるのがTECH::EXPERT(テックエキスパート)です。案件が獲得できない場合は、全額返金保証があります。確実にフリーランスエンジニアとして働きたいと考えている人は受講を検討するといいでしょう。
料金は49万8000円(税抜き)と高めですが、スキルアップに加えて案件獲得支援があることを考えると、フリーランスエンジニアになりたい人にはおすすめです。