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変化が必要だというけど人は変われない、変えられている

1984年生まれ。東京都在住。慶應義塾大学環境情報学部卒業。映画、音楽、読書をこよなく愛す編集者。

先日、以前勤めていた職場の忘年会に参加してきました。

以前の職場の面々と会うのは昨年の忘年会以来なので1年ぶりです。

付き合いが続いていることに感謝しつつ、以前は毎日当たり前に顔を合わせていたものが1年、2年と間が空いていくことに人の縁の不思議さを感じます。

 

とは言いつつも、いざ忘年会が始まって顔を合わせると1年ぶりであることも嘘のように、楽しい時間を過ごすことができました。

 

時間は面白いものですね。

 

この1年で、私自身何も変わっていないかといえばそんなことはありません。何なら結構な変化がありました。

しかし、忘年会で会う方々にとってはそんな変化は関係ありません。良くも悪くも私たちの時間は止まっています。だからこそ、ブランクを感じさせずに楽しい時間を持つことができるのでしょう。

彼らは当然、私の中に在職時の私を見るだろうし、私自身も彼らの変化は知りません。忘年会はお互いそんな変化を聞く時間でもありますが、言葉では言い表せないような部分もあります。

そういった意味では、「私の中の彼ら」「彼らの中の私」そして「今現在の私自身(彼ら自身)」が時間が経つにつれて乖離していくことに、少しだけ寂しさを感じました。

 

「現実の時間」と「関係性の間に流れる時間」は少しずつ流れ方が違うのですね。

 

一方で、それは自分の中の「変化」と「変わらないもの」を実感できたという言い方もできるでしょう。

特にBraveAnswerでも様々な記事で取り上げている「変化」について少し考えさせられました。

 

変化は常に嫌が応にも押し寄せてきます。

  • 時代の変化
  • 技術の変化
  • 人間関係の変化

など、自分の力ではどうにもならないような外側の変化にどう対応するかといえば、自分が変わるしかありません。

多かれ少なかれ誰もが様々な要因で常に変化しています。

 

私の場合、2017年は「人間関係の変化」や「環境の変化」から、仕事との向き合い方、プライベートの時間の使い方など考え方と行動が大きく変わったことを、件の忘年会で実感しました。

自分では変わっていないと思っていても、ふと立ち止まった時「気づけば遠くに来たもんだ」となることもあるでしょう。

 

「変化が求められている時代」とよく言われますが、時が来たら人は変わろうとしなくても変わっていってしまうものなのではないでしょうか。良くも悪くもです。

上述の通り、世界が動いている以上、時間が進んでいる以上、少しずつ変わらざるをえない中で生きているからです。

 

裏を返していうと、誰かから「変われ」と言われて簡単に変われるほど、人の心の方も単純なものではないということです。人は自分の中に「必要性」がなければ本当の意味では変われないというのが私の意見です。

いくら世間で「変化が必要な時代」と叫ばれても自分の中に「必要性」がなければ変わらない(変われない)と思うのです。

 

そして、だからこそ自分で選ぶことができる要素は大事なんだと思います。「言葉」「環境」「行動」などなど。

完全にはコントロールできない、世界や自分自身の「変化」に対して「自分がなりたい状態」になるために主体的にアプローチできるのはその部分だからです。

「変化が必要な時代」に対応したいのであれば、その「必要性」を感じるための素養は準備できるかもしれません。(変化が必要だと思っているだけでは変わらない)

 

もし「変わりたいけど難しい」と思っている方がいたら今は強い必要性がない状態なのかもしれません。無理に「変わろう」と思うのではなく、「今一番嬉しくなることをやってみよう」くらいの感じで考えてみてもいいのだと思います。

それが、たとえ無意味なことに見えても、本当に「嬉しい」とか、なんだか「いい気分」という感情を自分の中に見ることができれば、どこかにつながっているはずです。

 

今、あなたが自分で選ぶことのできる要素はなんですか?

そして、それを自分で選んでいますか?

 

自分の1年の変化を実感させてくれた以前の仲間たちに感謝を込めて。

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