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目的を見つけることで、たいていのことが上手くいく

1984年生まれ。東京都在住。慶應義塾大学環境情報学部卒業。映画、音楽、読書をこよなく愛す編集者。ビジネスについて勉強中。

先日、「あなたのしたいことは何ですか?」と聞かれて不覚にも一瞬考えてしまいました。

 

私は、こちらの編集活動と並行して音楽活動もしています。どちらも自分にとっては大事な活動で面白みを感じながら日々動いています。

面白いことをやることは当然として、では、それによってどうしたいかということは中々一口では言えないことに気づいてしまったのです。

どちらも多くの人に届けるという目標を持ちコンテンツを作っているわけですが、日々の活動に気を取られて目的を忘れてしまっていたのです。

 

目的とはなんでしょうか。

 

デジタル大辞泉によると「目的」とは

1 実現しようとしてめざす事柄。行動のねらい。めあて。「当初の目的を達成する」「目的にかなう」「旅行の目的」

2 倫理学で、理性ないし意志が、行為に先だって行為を規定し、方向づけるもの。

とあります。

ちなみに「目標」は

 

1 そこに行き着くように、またそこから外れないように目印とするもの。「島を目標にして東へ進む」

2 射撃・攻撃などの対象。まと。「砲撃の目標になる」

3 行動を進めるにあたって、実現・達成をめざす水準。「目標を達成する」「月産五千台を目標とする」「目標額」

とあります。

 

似たような言葉ですが、少しニュアンスが違います。

 

「目的」は2の「理性ないし意志が、行為に先だって行為を規定し、方向づけるもの」とあります。

一方、「目標」は3「行動を進めるにあたって、実現・達成をめざす水準」とあります。「行動を進めるにあたって〜」とすでに行動があらかじめある状態において出てくるのが「目標」であることがわかります。

つまり、まず「目的」があり方向が定まった上で、そこにたどり着くための手段として「目標」があるのです。

 

私の場合、日々の業務の中で常に、これは達成しようと「目標」を持ちながら行っています。

「目標」をもつことは、ある一定の成果を出すための目安としてとても役に立つことですが、「理性や意志」という内面的な面ではあまり考えずに進むことができます。

あまり考えずとも目標点に向かっていくモチベーションを保つことができるのです。

 

しかし、「目的」となると別です。

いくら「目標」がはっきりしていても、進めていく上で「思っていた方向と違う方向に進んでしまって」は意味がなくなります。

常に「この方向は合っているのか」ということを自問自答しなければいけないのです。

 

「自問自答」です。自分の中の欲求と常に向き合うことが「目的」には必要になってきます。

今回の私は、「目標」に気を取られて考えることを怠けていたと言えます。

 

もちろん、数値的・具体的な「目標」の達成ということはとても大事なことです。達成することで喜びを感じますし、周りの人を幸せにもできる場合もあるでしょう。

 

ただ、「目標」を自己目的化してはいけません。

「目的」は自分の「意志」を反映するものです。大げさかもしれませんが「その人そのもの=人生」と言ってもいいでしょう。

「目標」はあくまで手段です。自問自答をやめ「目標」ばかりを追い求めることは、時に自分の「意志」から離れていってしまう可能性を秘めているのです。

 

反対に言えば、「目的」を見失わずに、その方向に常に進んでいることさえわかっていれば、多少の失敗もあまり気にせずに余裕を持って進むことができるでしょう。

 

なぜならば、自分の人生を進めるという大きな軸を持つことができるからです。

 

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