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やる気がないには理由がある

1984年生まれ。東京都在住。慶應義塾大学環境情報学部卒業。映画、音楽、読書をこよなく愛す編集者。ビジネスについて勉強中。

「やる気がない」「集中力がなくなっている」「何にも手につかない」という状態になったことはないだろうか。

 

私も先日、やらなければいけないことがあるのに、どうにも集中できないという瞬間がありました。

しなければいけないことがわかっているのに、それに向かって行動ができないということは、どうにもストレスフルな状況です。

自分を責めたい衝動にかられるけれど、自分を責めても問題は解決しません。

 

では、どうすればいいのでしょうか。

 

私が考えた解決策は「あえて寝る」です。

ふざけた行動に聞こえるかもしれませんが、理由があるのです。それはセルフコントロールが消耗品だからです。

 

セルフコントロールとは、自己の意思で感情、思考、行動を抑制することです。

カイ・チ・(サム)ヤム、フイウェン・ライアン、D. ランス・フェリス、ダグラス・ブラウンらの経営学や組織心理学を専門とするグループは、セルフコントロールについてこのように述べています。

1)セルフコントロールは有限な認知資源である。
2)セルフコントロールのタイプはさまざまだが、その貯蔵場所は1つしかない。
3)セルフコントロール資源が補充されないままでセルフコントロールを働かせると、いずれセルフコントロールに悪影響を与える可能性がある。
セルフコントロールは体力に似ていると考えてほしい。すなわち、体力にも限界があり、さまざまなタスク(フットボール、バスケットボール、ウォーキングなど)によって消耗され、また体力が回復されなければ、将来の体力に悪影響を与える可能性がある。出典:ハーバード・ビジネス・レビュー「リーダーに不可欠なセルフコントロールを養う3つのカギ」より

つまり、あまりにセルフコントロールをしすぎていると、消耗されて自分を抑えることができなってしまうということです。

 

もちろん、体力と同じでセルフコントロールの容量にも個人差があり、鍛えることもできます。

しかし、セルフコントロールの残りの容量は、常に自分で把握し判断しなければなりません。

「集中力がなくなっている」「何にも手につかない」という心理状態の時は、現状のセルフコントロールの残りの容量が少なくなってきている可能性が高いのです。

 

人間はいつまでも動き続けることはできません。体力を回復させなければ、できたはずの仕事もできなくなってしまいます。セルフコントロールも同じで、回復させなければ簡単にできるはずのことができなくなってしまうのです。

 

では、回復させるにどうすればいいのでしょうか。

同記事では、

睡眠には驚くほどセルフコントロールを回復させる効果があるとされる。

としています。

 

「睡眠」なのです。

私が「あえて寝た」のはけっして怠けたからではありません。けっして。

 

本当に自分の望むクオリティで仕事を行うためにはセルフコントロールは欠かせない要素です。

良い仕事をするためには自らのセルフコントロールと向き合い、常に良いコンディションで仕事に向かう必要があるのです。

現在では、米グーグルをはじめとしてオフィスに仮眠ができる設備を整えている企業も出てきています。

 

セルフコントロールを多く使っている時は、欲求を抑制しているので自分が疲れているということを認識しにくいものです。

どうにも行きづまってしまった時は、セルフコントロールがの容量が枯渇しているサインです。

そんな時は、思い切って休息をしっかりととってみてはいかがでしょうか。結果として効率的に働けるかもしれません。

 

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