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2017.10.20
2017.10.20
先日の朝、オフィスまでの道のりを歩いていると、タクシーを拾おうとしているお姉さんがいました。必死に手を挙げているのですが、なかなかタクシーは止まってくれません。その少し奥で、出社前と思われる小太りのおっさんが、これまたタクシーを拾おうとしていました。
どっちが先にタクシーを拾うのか。
少し見ていると、おっさんはさくっとタクシーを拾ってしまいました。お姉さんは何回手を挙げてもタクシーが止まってくれません。信号が2回ほど変わった時、ようやくタクシーが停まってくれて、お姉さんも無事タクシーに乗ることができました。
なかなかタクシーを拾えないお姉さんと、すぐにタクシーを拾ったおっさん。違いは、私のような第三者から見れば一目瞭然でした。
おっさんはタクシー見えやすいところで手を上げていた。お姉さんは車の陰になっているところで手を上げていた。たったそれだけのことです。それでもお姉さんは、朝の出勤前で急いでいるのか、そのことに気づいていないようでした。
タクシーを拾えないお姉さんは、もしかしたら自分を客観視することができたら、タクシーから見えにくいところにいることに気付き、すぐにタクシーを拾えたかもしれません。ただ自分を客観視するのはとても難しいことです。
録音した自分の声は普段自分で感じている声と違って聞こえますよね。自分が感じていることと第三者が感じていることは同じとは限らないのです。
「第三者」をGoogleで検索してみると、「特定の案件・関係について、当事者ではないその他の関係者をいう。」とあります。
今回の場合は、私や私以外のお姉さんを見ていた人全員が「第三者」となります。第三者は当事者に比べて、より多くの物事をみることができる場合が多いです。
スポーツ選手が自分の試合を何度も見直すことがありますが、自分のプレーを画面を通して第三者の視点でみることで問題点や解決策を見つけているのです。
何かうまくいかないことがあったなら、第三者に聞いてみると、問題が解決しやすくなるかもしれません。
自分を客観視することは難しくても、他の人を見てヒントをもらえることもありますよね。「人の振り見て我が振り直せ」ということわざがありますが、私はタクシーを拾えないお姉さんを見て、自分はタクシーから見えやすい位置でタクシーに合図をしよう、と思えるわけです。
学びや問題解決のヒントは自分自身にあるとは限りません。もし解決できない問題があったなら、第三者に聞いてみるか、他の人を観察してみてください。
何事も、第三者は自分以上によく見えていることが多いですよ。
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