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陸上から学んだ。情報は「ガラパゴス化」することを。

1994年生まれ。埼玉県立川越高校、法政大学文学部卒。2017年4月入社の新卒1年目。

最近は運動不足で、オフィスがある4階までビルの階段を登ろうとすると息切れがします。中学生や高校生の頃は体育の授業や部活動などでたくさん走って体力をつけて来たはずなのに、大学生になって運動しなくなった途端体力は激減しました。

社会人にも体力は大事と思って家の近くを走っていたこともありましたが、いつの間にかそれもやらなくなってしまっています。早朝や深夜に家の近くを走っている人が何人もいますが、本当に尊敬しています。

走ると言えば先日、桐生祥秀(よしひで)選手が日本学生対校選手権男子100メートル決勝で、9秒98の日本新記録を樹立しました。これまでの日本記録は、1998年バンコク・アジア大会で伊東浩司選手が記録した10秒00です。19年ぶりの記録更新となりました。

毎日新聞の記事によれば、国籍変更した選手を除くと、アジア勢としては2015年の中国の蘇炳添(そへいてん)選手についで2人目の9秒台到達だそうです。

ちなみに、最初に人類が「10秒の壁」を突破したのは1968年、アメリカのジム・ハインズ選手です。それから49年、桐生選手は史上126人目の9秒台記録者となりました。

昔の日本では、陸上で足を早くするために太ももを太くするためのトレーニングが行われていました。ただ現在では、太ももの前の部分(大腿四頭筋)は走るときにブレーキの役割を果たすと言われています。

ブレーキの役割を果たす筋肉をいくら鍛えても、足が早くなることはありません。つまり、昔の日本の指導は根本から間違っていたのです。当時常識とされていたことが、今では間違いとされています。

特に現代は、移り変わりが激しい世の中です。少し前まで主流だったボタン付きの携帯は、今では「ガラケー(ガラパゴス携帯)」と呼ばれるまでになりました。

これはなかなか秀逸なネーミングだと思います。ガラパゴス諸島に由来するこの名前は、本来は「日本独自で発達した携帯電話」という意味で使われていたようですが、今や「取り残された携帯電話」という意味も含まれるのではないでしょうか。

ただ忘れてはならないのは、ガラケーはほんの5,6年前まで主流だったことです。それがここ数年であっという間に「ガラパゴス化」してしまいました。

スティーブ・ジョブズがiPhoneを発表したのが2007年。たった10年でスティーブ・ジョブズは世界の常識を変えました。世界は10年あれば変わることを証明したとも言えます。

常に常識は変化します。

自分の情報がガラパゴス化しないように、足が早くなるために太ももを太くしていたかつての日本にならないように、アンテナを張って自分自身を常にアップデートしていく必要があるのではないでしょうか。

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