20代におすすめの転職エージェント全15選!選び方は?そもそも使ったほうが良い?転職サイトとの違いは...
2019.11.7
2019.11.7
現在の医療業界では、看護師不足が深刻となっています。そのため、看護師のニーズは小さくありません。そのため、簡単に転職先が見つかる場合もあるでしょう。
だからこそ、1度立ち止まって考える必要があります。転職期間が短いということは、それだけ自分のキャリアや転職先のことまで考える時間が短いということです。
有意義な転職をするためにも、転職のプロである転職エージェントに登録して、キャリアアドバイザーに相談しながら転職することをおすすめします。
この記事では、看護師の転職におすすめの転職エージェントを5つまとめました。比較して、自分に合った転職エージェントを選んでください。
看護のお仕事は、レバレジーズ株式会社が運営する看護師特化型転職エージェントです。
レバレジーズ株式会社は、フリーターや第二新卒などに特化したハタラクティブ、アパレルに特化したファッショーネなど、特化型の転職エージェントを複数経営しており、特化型転職エージェントに強い企業と言えます。
看護のお仕事は全国で12万件以上の事業所情報を持っており、求職者の希望に合わせて様々な提案をしてもらえます。
以前入職した人へのヒアリングや取材を通して情報収集をしているため、求人情報だけではわからないような内部情報を持っている点もポイントです。
マイナビ看護師は、転職業界大手のマイナビ株式会社が運営する、看護師に特化したエージェントです。
マイナビ看護師は、キャリアアドバイサーと求人の数に強みがあります。
また、医療機関の担当者や現場の看護師が定期的にマイナビに
などの情報を伝えていて、詳しい情報を知ることができます。
マイナビは
といった医療従事者向けサービスも展開しています。
マイナビは様々な病院・企業と密接に関係を持っているため、マイナビのみが持つ求人もあります。
マイナビ看護師については、「マイナビ看護師の利用に向いている人は?求人の特徴やメリットを紹介」にて詳しく紹介しています。
ナース人材バンクは、看護師に特化した転職エージェントです。
転職実績が10万人以上と、看護業界のトップレベルの実績数を持っています。
また、各地方に営業所があり、地域レベルでの求人にも細かく対応しています。
地方の個人病院などを探している人にもオススメできる転職エージェントです。
求人数も業界トップクラスのため登録しておくことをオススメします。
ナース人材バンクについては、「ナース人材バンクについて解説!向いている人の特徴、登録から採用までのフロー、退会方法、求人についても解説!」で詳しく解説しています。
ナースフルは転職業界最大手のリクルートグループが運営する、看護師に特化した転職エージェントです。リクルートの長年の経験や情報量で、手厚いサポートをしてくれます。
情報量が豊富で、病院の雰囲気や業界情報など、様々な情報を知ることができます。口コミでもアドバイザーが頼りになると評判が良いです。
大手転職エージェントなので、登録しておいて損はありません。
ナースではたらこは2009年から始まった新しい転職エージェントです。
看護師に特化した転職エージェントで、豊富な求人数と各エリアに特化したアドバイザーによる「エリア別担当制」が好評です。
アドバイザーが優しく丁寧に対応してくれると、口コミも高評価です。
また、2015年度の楽天リサーチによる看護師満足度調査では業界第1位でした。
看護師で転職を希望している方もいると思いますが、看護師の転職市場の現状を把握できていますか?
転職を考える上で自分が属する転職市場の把握は重要です。
看護師の転職市場の基本情報について、下記にまとめました。
現在日本では、少子高齢化社会が問題となっています。
そのため医療・福祉・介護部門の求人は、景気に左右されずに求人が多数あると言われています。
また、現在の医療業界では、看護師不足が深刻となっています。
そのため看護師は病院から必要とされている存在で、病院間で看護師の引き抜き合いが加熱しています。
優秀な人材だと判断されると、子育てなどでブランクを持って復職しても、様々な病院からオファーが来るそうです。
日本看護協会によると、2017年の看護師の求人倍率は2.36倍で2.41倍だった前年度とほぼ横ばいとなっています。
看護師の転職市場は高齢化などから人数不足で求人が多く、売り手市場だと判断できます。
出典:Care-news.jp シルバー産業新聞「看護職の求人倍率 訪看STが最高3.78」
一般的に看護師は3K(きつい・汚い・危険)などと呼ばれ、離職率もとても高いと言われています。
しかし、日本全体の離職率と比較するとそこまで高くはありません。
「看護師の離職率と日本平均」
年代 | 新卒看護師 | 常勤看護師 | 日本の労働者全体 |
---|---|---|---|
2010 | 8.1% | 11.0% | 14.5% |
2011 | 7.5% | 10.9% | 14.4% |
2012 | 7.9% | 11.0% | 14.8% |
2013 | 7.5% | 11.0% | 15.6% |
2014 | 7.5% | 10.8% | 15.5% |
(参考:日本看護協会「病院看護実態調査」)
上記のグラフは、日本看護協会が発表した、新卒看護師と常勤看護師の、2010年〜2014年の離職率のデータをグラフにしたものです。
常勤看護師には、パートやアルバイトは含みません。
このグラフを見ると、看護師は日本の労働者の平均よりも離職率が低いことがわかります。
離職率が低い原因としては、地方在住の看護師は通勤の都合上転職が難しいことなどが挙げられます。
看護師は業務の都合上、簡単には転職しにくいので、激務かどうかに関わらず離職率は高くなりません。
離職率が低いのに看護師需要が多く、人数が不足しているというこの状況は、転職者にとっては好条件と言えます。
転職したいと思った理由は、人それぞれあると思います。
「看護師の主な転職希望の理由」
(参考:厚生労働省「看護職員就業状況等実態調査結果 資料2」)
このグラフを見ると
が、転職を希望した理由として多いようです。
看護師という大変な仕事にしては給料が少ないという声はよく聞きます。
そういった面では、やはり転職を希望する看護師は、都内の設備や給与が良い病院に惹かれると考えられます。
また、
など、様々な不満から転職を希望する人も多いようです。
看護師の労働環境の改善は、現在の看護師不足の解決策でもあると言えます。
20代における看護師の転職は、20代キャリアにとって価値あることと言えるのでしょうか。
転職する場合、自ら新しい環境に飛び込んでいくことになります。
転職という行為自体が、人間としての成長に繋がる重要な行動だと考えられます。
それを20代という若いうちに経験していることは、とても価値があると言えます。
また、看護師が不足している現在、看護師の転職はメリットが多いと言えます。
他病院からのオファーなどは、交渉次第では良い労働条件で働くことができる可能性があります。
ただ、短期間での転職と軽率な転職はオススメできません。
その理由としては下記の3つが挙げられます。
また、日本の看護師不足の現状も踏まえて、短期間かつ軽率な転職は避けるべきです。
転職する場合はよく調べて、よく考える必要があります。
そうした過程も大切な経験です。
看護師の転職を進める前に確認したいことを下記にまとめました。
などということを避けるためにも、自分が転職したい病院の条件・理由を、明確にすることは重要です。
これらが分からないなると転職する意味がなくなってしまうので、リスト化するなどしておくことをオススメします。
自分が転職したい病院の条件・理由を固く持っていることが転職の結果に大きく影響すると言えます。
「現役看護師の平均退職回数」は厚生労働省が発表したデータによると、
「0回」が45.2%で1番多く、次に「1回」が多く24%、「2回」が14.1%と続きます。
現役看護師の退職回数なので、半分以上の人が、子育てや転職など何らかの理由で退職しているということがわかります。
これを見ると、転職経験がある看護師も多数いることがわかります。
出典:厚生労働省「看護職員就業状況等実態調査結果」
リクナビNEXTによると、看護師の平均年収は以下のようになっています。
20代 | 349.2万円 |
30代 | 402.2万円 |
40代 | 425.5万円 |
50代 | 455.9万円 |
60代以降 | 477.3万円 |
あくまで平均年収なので、病院の規模や地域によっては、多くて年収が100万円以上異なる場合があります。
また、夜勤に入った回数や平均継続年数によっても変わってきます。
転職の際は平均年収も参考に転職先を探すことをオススメします。
出典:リクナビNEXT「年代によってどのくらい違う?看護師の平均年収を大調査」
転職エージェントを活用する際のポイント
転職エージェントは業界に関してのたくさんの情報を持っています。
その中には公開されていないような非公開の情報なども含まれているので、積極的に相談しましょう。
転職において有益な情報がたくさんあるはずです。
また、看護師の転職において重要なのが、希望する病院の雰囲気や勤務条件などです。
給与が高いと思って働き始めたら、職場の人間関係が酷かったり、深夜労働が多かったりしたら困りますね。
病院では特にそういったことが多いようなので、希望する条件、雰囲気、労働条件や内容は細かく指定し、妥協しないようにしましょう。
転職エージェントは求職者が最後にいつ連絡をして来たか、サービスを利用したかを記録して、求職者に優先順位をつけています。
そのリストに基づいてサービスが提供されるので、常にそのリストの上位に入れるようこまめに連絡を入れたり、利用するようにしましょう。
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