インターンシップは青田買い?種類は?参加するべきインターンは?

この記事の結論は「インターンシップには夢を見せるものと現実を視せるものの2種類がある。現実を視せるインターンシップにも参加をするべき」です。この記事ではインターンシップの種類や企業の本音についてまとめました。新規事業立案や新商品開発など、面白そうなことを体験させるインターンシップに参加して、その企業のことが分かった気になっている方も少なくないのではないでしょうか。

 

インターンシップは青田買いなのか?

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大学3年生、大学院1年生の6月のタイミングで各就職ナビがインターンシップの訴求広告を解禁します。学生は夏休み期間を通じてインターンシップに参加しているのです。その数は年々増加しているといわれています。

多くの企業はインターンシップに参加できる学生数を絞っていますが、絞っている理由は企業側で受け入れられる人数に限りがあるからです。その結果、採用数よりはるかに少ない数の学生しか参加できないのです。

インターンシップに参加をして企業と相性が良かった学生は、本採用で有利になる可能性があります。その意味ではインターンシップが青田買いの機能を果たしています。ただ、そうなる参加者はほんの一部ですし、参加した結果「この学生の採用はやめておこう」という結論になることもあります。

準備をせずにインターンシップに参加することは、自分の価値を落としかねないリスキーな行動ともいえるのです。

 

インターンシップは2種類に分けられる

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インターンシップには2種類存在します。

インターンシップの種類

  • 夢を見せるもの
  • 現実を視せるもの

一つは入社後の実務とは関係がないテーマを与えて、学生に夢を見せるインターンシップです。

新規事業立案コンテストや商品開発などがよくあるテーマで、入社後に楽しく働けるイメージを持ってもらうことや、学生同士の口コミで良い評判を得ることを目的にしています。大企業が実施することが多いです。上場企業は特にコンプライアンスに敏感なため、学生という部外者に守秘義務のある実務を任せることはありません。

もう一つは入社後とほとんど同じ実務をやらせて、学生に現実を視せるインターンシップです。

入社をしたらどういう仕事をするのか、実務を通じて泥臭さや理不尽なことも経験させます。ベンチャー企業に多く参加する学生は大変な思いをすることもありますが、職業体験という意味でのインターンシップであればこちらの方が現実に即していて本質的です。

 

夢を見せるインターンシップの注意点

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夢を観せるインターンシップにだけ参加をして、その企業への意向度が上がり入社を決めるのはオススメしません。人事を経由しないでOB訪問をし、実務をバリバリこなしている社員の方のリアルな話を聞いてから判断してください。

人事に社員紹介の依頼をするとエース社員を紹介してくれます。人事は採用活動を通じて自社を魅力的に観せることが仕事の一つなので当然ですし、エース社員から学ぶことも確かにあります。ただ、エース社員として周囲から認められて働いている人がキラキラしているのはある意味当たり前です。

スポットライトが当たっていないけれど黙々と働いている社員が

  • どんなモチベーションでやっているのか
  • どこにやりがいを感じているのか
  • 何を理不尽に思うのか

入社を本気で考えている企業であればあるほど、現実を直視させてくれる人に話をきくべきです。耳が痛くなる情報を集めるべきなのです。

 

欧米の会社がインターンシップをする理由は?

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欧米でインターンシップが実務に基づいているのは、新卒一括採用がないからです。

空いているジュニアなポジションをインターンシップとして募集をかけます。社会人も応募するので、実務ができることが前提です。できなければ正規採用などされるわけがないシビアな環境が、日本企業との違いです。

欧米ではじまったインターンシップの本来の目的は優秀な人材の発掘なのです。

 

現実を視るインターンシップに参加しよう

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この記事を読んでインターンシップに参加したくなった学生には

夢を見せるインターンシップよりも、現実を視せるインターンシップに参加すること」をオススメします。

前者に参加することで仕事の意義や働くことへの意義を見いだせることもあります。成功体験をストーリー形式で語ってくれるので、ドキュメンタリーを見ているようなおもしろさもあります。ただ、入社後の現実や日常を経験することはできません。

後者は正直、大変な思いをすることもあります。理不尽な思いをしたり、競争に負けて惨めな思いをしたりすることもあるでしょう。ただ働きはじめると、それらは現実であり日常です。

入社後にギャップを感じないためには、現実を視ることができるインターンシップに少なくとも1つは参加しておくことをオススメします。

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