転職理由「英語を仕事に活かしたい」を人事はどう判断するか

英語力は付加価値としては魅力的だが、ビジネス基礎力がなければ役に立ちません。グローバル化が進み、海外拠点での仕事を含めてグローバルに働く人が増えてきました。日本人の多くが苦手としている英語を流暢に扱える力は間違いなく一つの強みです。ただ、英語ができる人の中には、それだけで市場価値が高いと思い込み、転職活動がうまくいっていない人がいるのも事実です。この記事では、過去に8000人の転職相談にのってきたキャリアコンサルタントの高野秀敏氏の監修のもと、転職市場における「英語を仕事に活かしたい」という志望理由について考察しました。

日本のビジネスパーソンは英語が苦手なのか

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日本人の20〜49歳のビジネスパーソンのなかで、業務に支障がないレベルで英語を使用できる人は全体の10%強しかいません。

(オンライン英会話サービス「DMM英会話」調査より:2014年)

 

90%弱は

  • 「日常会話しかできない」
  • 「挨拶程度しかできない」
  • 「ほとんど話せない」

のいずれかのレベルの英語力です。

 

英語を仕事に活かしたいという人は10%強の側に入るので、希少な能力を持っているといえます。

ただ英語力があるだけでは、転職市場において評価がされないのです。

 

「英語を活かしたい」は英語を目的にしている

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「英語を仕事に活かしたい」という志望理由をいわれると、違和感を感じる人事の方が多いです

 

英語を使うことは本来、企業の目的を体現することやビジネスを推進するための手段であるべきなのに、英語力を仕事に活かすことが目的になっているように聞こえるからです。

 

英語力がある転職志望者の中には、自分の英語力を過大評価しすぎて「英語ができれば転職に有利のはずだ」という根拠のない思い込みをしている人もいます。

確かに英語力は希少な能力ですが、その前提にはビジネスパーソンとして価値が前提にあるべきなのです。

 

転職には英語力よりもビジネス基礎力

「英語を使って仕事がしたい」と考える人のなかには「英語ができればなんとかなる」という自信を持っている方もいます。

外資系企業での仕事は英語で行われるため、自分の転職に有利に働くと思うかもしれません。

 

ただ実際は、ビジネスパーソンとして価値や魅力が先にきて、英語力は付加価値に過ぎません

英語がほとんどできないけれどもビジネスパーソンとしての能力が抜群のAさんと、英語は堪能だけれどもビジネスパーソンとしての仕事がほとんどできないBさんであれば、Aさんの方が採用される可能性が圧倒的に高いです。

 

英語力はビジネスパーソンとしての基礎力があって初めて価値となるのです。

 

ビジネス基礎力を身につけた上で英語力をアピール

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この記事を読んだ英語を活かして仕事に転職したい人へオススメのアクションアイテムは

「英語力を活かすためにビジネスの基礎力を身につける」

です。

 

ビジネスパーソンとしての価値向上が先

グローバル市場において英語力はメリットと呼べるほど希少なものではありません。

雇用する企業側にとっては、英語を手段としてどのようにビジネスに貢献してくれるのかにしか関心がありません。

 

英語ができるとからと過信することなく、ビジネスパーソンとしての価値の向上を怠らないことが、転職成功への一歩です

 

ビジネス基礎力を身につけると英語力が活きる

具体的には一定期間、ビジネスパーソンとしての価値を上げるためにタフな仕事を選ぶことをオススメします。

ハードな営業職や専門性を磨ける企画職、管理部門等での仕事を泥臭いことも含めて徹底的に行い、自分のビジネス基礎力を磨いていくのです。

 

その期間は英語をまったく使わない環境かもしれませんが、ビジネス基礎力が身についた後であれば、英語力は協力な武器になります。

30歳までは自分自身のベースのスキルを磨く期間として捉え、自分のキャリアを創っていってくださいね。

 

 

あなたの適正年収はいくら?

もし今後年収をあげていきたいと感じているなら、まずはご自身が今どれくらいの市場価値があるのかを知る必要があります。

市場価値を知るには転職エージェントに登録するのが1番の手段です。転職エージェントは登録した人に適切と思われる案件を送ってくれるので、自分の市場価値を送られてくる案件から判断することが出来ます。

登録自体は無料です。

 

ただ、転職エージェントにも相性があります。転職エージェントの傾向や、担当者の力量によって転職が左右されるともいわれています。自分に合ったエージェントに出会うためにも、傾向をみながら複数の転職エージェントに登録するのがおすすめです。

 

各転職エージェントの特徴ごとにおすすめをご紹介します。

 

すべての人がまず登録すべき転職エージェント

すべての人がまず登録して間違いないのが「大手総合転職エージェント」です。求人の量・質ともに充実しているのが以下の大手転職エージェントです。

 

リクルートエージェント

非公開求人10万件以上、日本最大級の転職エージェントです。

 

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主に20代〜30代を対象にした、総合型転職エージェントです。全国規模で求人をカバーしており、その数は非公開求人も含めて10万件以上となっています。利用者の属性としては、第二新卒・既卒・フリーターから、ハイキャリア・管理職までが想定されています。

また、女性の転職に特化したページも用意されています。定期的に転職フェアやセミナーが開催されており、転職ノウハウや、キャリアアップのヒントなどを得ることができます。

 

マイナビエージェント

主に20代〜30代を対象とした総合型の転職エージェントです。全国の求人をカバーしており、特に優良な中小企業の求人を多く扱っています。求人票だけでは分からない、企業の社風や雰囲気、入社後のキャリアパスといった情報を網羅しており、後悔のない転職を実現させる手助けをしています。また、第二新卒や女性に特化した転職情報が載っているサイトもあります。

 

パソナキャリア

大手転職エージェントの一角で、丁寧なサポート体制です。

大手転職エージェントは求人の量・質が多い反面、登録している転職希望者が多いので競争が激しくなるという一面もあります。

最低でも3~4社登録しておくと安心です。

 

今までの職務経歴に自信のない方におすすめの転職エージェント

大手では扱っていない案件も多く扱っている転職エージェントをご紹介します。登録者数が大手よりも少ないので、穴場的な求人に出会えることもあります。また、内定・入社後にもアフターフォローがあるなどキャリアアドバイザーの対応もきめ細かいという特徴もあります。

大手と一緒に登録することで効果を発揮する転職エージェントです。

 

type転職エージェント

非公開案件約80%です。転職した人の約71%が年収アップに成功しているエージェントですが、首都圏在住の方限定です。

 

ワークポート

転職決定人数部門で4回連続1位を獲得したことがあり、IT系や未経験からのキャリアチェンジに強みがあります。

 

今までの職務経歴に自信がある人におすすめの転職エージェント

大手転職エージェントでも扱わないようなハイキャリア向けの案件を多く持った転職エージェントもあります。今後海外も視野に入れたキャリアアップを目指す方には積極的におすすめしたい転職エージェントです。

 

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