「スタンフォードの自分を変える教室」に学ぶ!やってはいけないことを考えてしまう原因や解決策は?

この記事の結論は「ストレスなどの精神的疲労により、脳の一部が機能しなくなる」です。「やってはいけない」と心に決めたはずなのに、いつの間にかそのことばかり考えている、そんな経験ありませんか?今回の記事では、ケリー・マクゴニガル著「スタンフォードの自分を変える教室」(大和書房 2012年)を題材に、やってはいけないことを考えてしまう原因や解決策についてまとめました。

 

やってはいけないことが頭に浮かぶ理由は?

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脳が「やってはいけない」ことを考えてしまうことを「皮肉なリバウンド効果」と呼びます。

たとえば

・ダイエット中だから食べないと決めたのにチョコのことばかり考えてしまう
・スマートフォンを見ないと決めたのにすぐSNSをチェックしたくなる
・もう連絡しないと決めた昔の恋人に連絡をとりたくなる

ような状態を指します。

私達が「やってはいけない」と考えるとき、脳の中では以下のようなプロセスを踏みます。

  1. 「オペレーター」という機能が、意識をやってはいけないこと以外に向けさせる
  2. 「モニター」という機能が、考えたくないことを考えている自分を客観視する

オペレーターは自己コントロールに依存しています。ただ、モニターは自然に脅威を探知してしまいます。

そのため、ストレスなど何らかの精神的疲労によってオペレーターが作動しなくなると、モニターだけが活発になります。「やってはいけない」と考える自分だけがピックアップされ、やってはいけないことを考えてしまうのです。

 

皮肉なリバウンド効果を避ける方法は?

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最も有効な手段は、考えてしまうのを認めて「考えないようにすること」を諦めることです。

本末転倒なように聞こえますが、禁止されたことを考えたり、話してもよいと許可されると、そのことが意識にのぼらなくなるのです。

脳の構造を踏まえると、諦めることがしてはいけない行動のコントロールに繋がります。

 

禁止を実行に変える

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この記事を読んで、皮肉なリバウンド効果の原因と行動をコントロールする方法が理解できた人へのアクションアイテムは

「やらないという決意を実行目標に置き換える」です。

禁止していることを実行目標に変えれば、脳の構造上、やってはいけないことをやる確率が下がります。

例えば

「昼食後に居眠りしない」という禁止行動を
「昼食後すぐにパソコンに向かう」という実行目標に変えます。

やらないチャレンジをやるチャレンジに変えるだけで、皮肉なリバウンド効果に陥る可能性が下がります。

・「チョコを食べない」は「水をたくさん飲む」という実行に
・「スマートフォンを見ない」は「本、雑誌、新聞を読む」という実行に
・「昔の恋人に連絡しない」は「新しく気になる人を見つけるために飲み会に積極的に参加する」という実行に

それぞれを結びつけて行動を起こすことで、望ましい行動ができるようになるのです。

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