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「組織論 -組織で働くすべての人が知っておくべきこと- 」ブレイブアンサープレイス【第5回】

1983年生まれ東京都在住。青山学院中等部・高等部卒。 慶應義塾大学総合政策学部にて、国際政治学を専攻。 卒業論文で学部優秀論文賞(SFC AWARD)受賞。 2006年住友商事に入社し、海外駐在を含めた実務経験から 様々なビジネスの知見を得る。 現在、歴史を軸にしたコンテンツ作成者として活躍中。 冷徹な分析力で現代社会とビジネスを診断する。
2017年6月3日(土)、当メディア「BraveAnswer」を運営するアクトデザインラボ社オフィス(東京都中央区人形町)にて、第5回ブレイブアンサープレイスが開催されました。今回登壇して頂いたのは、歴史勉強会などを開催している李東潤(りとんゆん)さんです。私たちは、会社や所属する部署、学校やサークルなど、少なからずどこかの組織に所属しています。では、そもそも組織とは何でしょうか。何のために存在しているのでしょうか。組織の強さとは何でしょうか。組織に所属して働いているすべての人に知ってほしい知識です。

そもそも組織ってなに?


(↑今回登壇していただいた李さん)

今回のBraveAnswerプレイスは、机を囲んでグループを作って行いました。

まずはじめは自己紹介です。自分の所属する組織や今日来た理由などをグループ内で共有しました。

その後、共有した内容をそれぞれのグループから発表します。

李さんは発表があった中の組織の部分について、いくつかのパターンに分類して、組織について説明していただきました。


(↑組織とは?)

組織とは何でしょうか?組織の定義は?

組織にはどんなものがありますか?

組織には、企業や学校のサークル、サッカーチームなど、あらゆる組織があります。

これらの組織が、個人ではなく集団となっているメリットは何なのでしょうか

 

李さんによれば、組織とは「理念や目標を共有している団体」のことです。

そのメリットを、「もしドラ」で認知が広がったドラッカーの言葉を引用して説明していただきました。

ドラッカーによれば、組織は「色々な凡人が集まって個人ではできないことをやる」ために集まります。


(↑組織は凡人の集まり)

凡人とは、代替可能な人のことです。

この凡人が集まることによって「1+1+1」が3より大きくなることに、組織として集まる意味があります。

これが組織力です。

ドラッカーによれば、これは「強さは最大化、弱さは無効化」することによって達成されます。

個人でできる以上のことをできるのが、組織としてのメリットなのです。

 

まずは組織そのものや、なぜ組織が必要なのかについて、李さんからご説明がありました。

参加者の皆様からは、なんとなくわかったようなわからないような、ふわっとした空気感を感じました。

 

 

グループワークで理解を深める


(↑机を囲んでのグループワーク)

組織そのものについてご説明頂いた後は、グループワークを行いました。

このグループワークは、さきほどの組織というものに対して腹落ちするために設定されたものです。

テーマは「強い組織とは何か

強い組織に求められる要素とは何なのでしょうか。自分の知っている組織などを参考にしながら、グループで話し合いました。

このグループワークも、終わった後に発表します。

発表の中でも李さんは「風通しが良い」という意見をピックアップして深掘りしていきました。

風通しがいいとはどういう状況なのでしょうか。組織として必要なコミュニケーションとは、全てをさらけ出せる状態なのでしょうか。

李さんによれば、それはビジネスで必要なコミュニケーションとは違います。

それでは、風通しが良いとはどのような状態なのでしょうか。

李さんご自身の体験も交えながら、風通しの良い状態について解説していただきました。

 

ただ、風通しの良さは、”より”強い組織になるために必要な要素であって、強い組織にマストな要素ではありません。

強い組織に必須の要素とは何でしょうか

 

 

強い組織に必要な要素は?

強い組織には、実は2つ必要な要素があります。


(↑強い組織の要素は?)

1つは「理念の共有」です。

組織は元々、理念や目標を達成するために集まった団体です。

つまり理念を共有していることは当然ですが、これをどこまで深く共有できているかがポイントです。

 

理念を達成するために目標があるはずですが、理念を見失ってしまうと、数値目標だけを達成しようとしてしまったりします。

今やっている仕事は理念を達成するためにある、ということを共有できている組織が、強い組織といえます。

 

もう1つの要素は、グループワークでは出てきませんでした。

強い組織に必要な要素もう1つの要素とは何でしょうか。

 

強い組織に必要な要素と、”より”強い組織になるために必要な要素について、李さんからご説明頂きました。

 

 

強い組織に必要な要素をもった組織は?

組織について、李さんの説明とグループワークによってかなり理解することができました。

李さんは、具体例を示して私達の理解をさらに深めてくれます。

 

中国の宋や、織田信長から豊臣秀吉、徳川家康にいたる日本の天下統一の過程を例に出して、強い組織に必要な要素について具体的に教えていただきました。

 

理念を共有し、組織に必要なもう1つの要素を持つことで、組織は強くなるのです。

 

最初の組織の説明のときにはよくわからないような顔をしていた参加者も、グループワークや具体例を示していただいたことで、しっかりと理解することができたようでした。

最後に李さんが強い組織に必要な2つの要素をまとめてくださった後、質問を受けてくださいました。

学生から新卒のビジネスパーソン、20代後半のビジネスパーソンまでいましたが、1つ1つの質問に対して丁寧に答えていただきました。

 

BraveAnswerプレイスのあと、アンケートでは

  • グループワークによって理解が深まった
  • 組織について、具体例を挙げて説明していただいたので分かりやすかった
  • 今後の仕事に活かしたい

といった声が聞かれました。

李さんの歴史の知識やご自身の体験を交えたお話で、組織というものが何か、組織に必要なことは何か、理解することができました。

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