20代におすすめの転職エージェント全15選!選び方は?そもそも使ったほうが良い?転職サイトとの違いは...
2019.11.19
2019.11.19
日本の転職希望者は年間約691万人で、そのうち30代は191万人です。
転職希望者全体のうち約30%を30代が占めています。
出典:総務省統計局「平成24年就業構造基本調査」
転職検討層まで含めると、30代は多くの人が転職を検討する時期といえます。同調査で平成24年度の転職者数をみると30代は82万人です。
30代の希望者191万人のうち、約43%が転職に成功しているのです。転職の年齢別ニーズは「転職の年齢別のニーズは?限界を考える前に20代、30代、35歳以上での違いを知ろう」に詳しく紹介しています。
総務庁の同調査によると、平成9年から24年までの30代の転職成功率の平均は約39%で、ここ数年は上昇傾向にあります。20代の転職成功率は約50%ですので、30代よりも20代のほうが成功率は高いといえます。
出典:総務省統計局「平成24年就業構造基本調査」
30代の転職成功率を知ったところで、まずは準備すべきことを考えてみましょう。考えるべきことは5つです。
転職活動前に準備するべき5つのポイント
いかがでしょうか。転職で失敗しないために最低限おさえておくべき5つのポイントは、「30代で転職をするまえに準備するべき5つのこと」でも詳しく紹介しています。
20代でも30代でも転職回数は、転職を考える上でひとつの指標になります。どの年代でも転職回数が少ない方が転職には有利に働きます。
30代の転職においても「1回目の転職」は売り手市場と考えていいでしょう。また30代の「2回目の転職」も必要以上に回数を意識しないでいいでしょう。
1回目も2回目でも、経験をしっかりと備えていれば回数を気にする必要はありません。
転職回数別の考え方については、「【転職回数】回数別転職ガイド「1回目編」|1回目は20代30代ともに売り手市場」「【転職回数】回数別転職ガイド「2回目編」|20代はポテンシャル、30代は経験」にて詳しく紹介しています。
「3回目以上」の方は回数が多いということを認識して対策を行う必要があります。3回目以上の転職で必要とされる一貫したコアについては、「【転職回数】回数別転職ガイド「3回目以上編」|一貫したコアはあるか?」にて詳しく紹介しています。
転職回数を重ねた理由が明確に説明することがポイントです。とにかく、30代の転職では企業が求めているものを理解することが必要です。
30代では前半と後半で求められるスキルが変わってきます。
企業によっても変わってくることですが、大まかにとらえると
と考えておきましょう。
30代の転職は実績を持っていることに越したことはありませんが、求められるものを理解しておけば今の自分の持っているもので対策を打つことができます。求められるスキルに関しては、「【30代の転職】30代前半と後半で必要なスキルが違う|年代別転職ガイド」に詳しく紹介しています。
現状では女性の転職では、女性特有のポイントがあると言っていいでしょう。
「30代の女性の転職で考えるべき3つのポイント」でも詳しく紹介していますが、
30代女性の転職を成功させるために考えるべき3つのポイントは
です。
30代の女性は毎年約86万人転職していると言われています。(総務省統計局調査より)
多くの女性が転職しているからこそ、人生に寄り添った転職を考える必要があります。
おすすめの転職エージェントについては、「女性の転職に強いおすすめの転職エージェント3選とその活用法」で紹介しています。
転職のタイミングやおすすめの方法については、「女性の転職は30歳が限界?転職のタイミングとオススメの方法は?」で紹介しています。
30代で転職する方の中には、安定した公務員への転職を考えている方もいるのではないでしょうか。
30代の公務員への転職でも
数多く職種があります。
共通して求められることはミスなく、円滑に業務を推進できる能力です。
地方公務員の年収や30代での公務員への転職については、「30代で公務員への転職はできる?職種は?年齢制限や給与は?」や「地方公務員の年収、手取りは高い水準。今後は下がることも視野に」で紹介しています。
一方で、
などは29歳までしか試験を受けることができません。
30代では試験資格がなくなってしまう職種も多く存在するので、気をつけなければいけません。
30代の転職でのおすすめはベンチャーです。
「30代の転職にこそベンチャー企業がオススメな5つの理由」でも詳しく紹介していますが、理由は5つです。
同じ業種への転職であれば企業側も即戦力として計算できるので、転職はしやすいです。ただ、未経験の業種となると難易度は一気に高まります。
新卒入社であれば30代は入社8年以上経過し、企業や業界での習慣が身についています。1から覚えなくてはいけないことがたくさんあるのもそうですが、これまでの成功体験に縛られて、知識ややり方を捨てることへ抵抗がある人もいるでしょう。
20代よりも新しいことへの吸収力は下がっていると判断されることも多く、年齢が理由で採用をためらう面接官もいます。
可能性は高くないかもしれませんが、その状況下でも転職を成功させるためには、以下を明確にしておくことがポイントです。
30代で異業種への転職を成功させるためのポイント
唯一、未経験職種への転職を歓迎してくれるのはスタートアップ界隈の企業です。未経験でもOKのおすすめ業界は、「30代で外資系企業へ転職できる?未経験OKのおすすめの業界は?」に詳しく紹介しています。
給与はいまよりも下がることがほとんどですが、能力さえあれば未経験職種への転職でも歓迎する環境や土壌が整備されています。
業界特有の知識や、経験とともに蓄積してきたナレッジは、転職するとほとんどのケースで役に立たなくなります。
しかし、これまでのキャリアで培ってきた仕事の進め方やコミュニケーションの仕方など、ベーシックなスキルは転職後も使えます。
また、未経験で大企業や人気企業の面接を受ける際、面接官に「アルバイトからはじめてみるのはどうですか?」と言われたら即答でYesがいえるように準備しましょう。
そこまでの覚悟がなければ、未経験の業界、職種への転職は、考えなおした方がいいかもしれません。
転職の難易度については、「転職の難易度は志望動機によって違う。職種・業種を変える場合は?」に詳しく紹介しています。
転職したい先が
によって資格に対する捉え方は異なります。
採用に積極的な企業・業界なのであればすぐにでも人手が欲しいのが実情です。関連する資格は、入社後に取得させてくれるケースもありますので、あえて入社前にとらない計画を立てるのも戦略の一つといえます。
質の高い人材がいれば採用するスタンスの企業・業界なのであれば、入社前に資格を取得することがアピールポイントになります。一般的にこのような企業や業界は人気があり、転職希望者からの応募や問い合わせが常時来ていることが想定されます。
その中で目立つための1つの手段が、資格の取得なのです。難しい資格であれば尚良いです。
30代、まったくの未経験から経理の仕事がしたい場合、「何の資格もないAさん」よりも「独学で簿記2級を取得してきたBさん」の方が転職確率は高いです。
ただし、難しい資格を取得したからといって、謙虚さは忘れないようにしてください。新しい仕事での実務経験が無い事実は変わらないからです。
企業に「難しい資格を事前に取得した事実に熱意は感じるが、それを鼻にかけていて傲慢な印象を受ける」と思われたら、内定は出ないケースがほとんどです。
注意をしてくださいね。
資格を取るなら、前職を辞める前に取得することがオススメです。転職活動では無職の期間を作らない方がいいからです。
この記事を読んだ方へオススメのアクションアイテムは
です。
30代は仕事に順応しているので、中盤までは特に転職市場においての人気銘柄です。
未経験の転職をしたいのであれば、望みは薄いことと、年齢が高くなればなるほど転職は難しくなっていくことをあらかじめ念頭においてからスタートしてください。
などを明確にしてみることで、自分が欲していることが見えてきますよ。
状況によっては資格で自分の能力をアピールしながら、納得のいく転職活動を行ってくださいね。
すべての人がまず登録して間違いないのが「大手総合転職エージェント」です。求人の量・質ともに充実しているのが以下の大手転職エージェントです。
非公開求人10万件以上、日本最大級の転職エージェントです。
リクルートエージェントについては、リクルートエージェントはどんな転職エージェント?評判は?利用すべき?に詳しく紹介しています。
主に20代〜30代を対象にした、総合型転職エージェントです。全国規模で求人をカバーしており、その数は非公開求人も含めて10万件以上となっています。利用者の属性としては、第二新卒・既卒・フリーターから、ハイキャリア・管理職までが想定されています。
また、女性の転職に特化したページも用意されています。定期的に転職フェアやセミナーが開催されており、転職ノウハウや、キャリアアップのヒントなどを得ることができます。
doda(デューダ)については、doda(デューダ)とはどんな転職エージェント?に詳しく紹介しています。
主に20代〜30代を対象とした総合型の転職エージェントです。全国の求人をカバーしており、特に優良な中小企業の求人を多く扱っています。求人票だけでは分からない、企業の社風や雰囲気、入社後のキャリアパスといった情報を網羅しており、後悔のない転職を実現させる手助けをしています。また、第二新卒や女性に特化した転職情報が載っているサイトもあります。
マイナビエージェントについては、マイナビエージェントを徹底解説!特徴、サポート、求人、登録や利用法まとめに詳しく紹介しています。
大手転職エージェントの一角で、丁寧なサポート体制です。
パソナキャリアについては、パソナキャリアを徹底解説!特徴、デメリット、おすすめの人は?に詳しく紹介しています。
大手転職エージェントは求人の量・質が多い反面、登録している転職希望者が多いので競争が激しくなるという一面もあります。
最低でも3~4社登録しておくと安心です。
大手では扱っていない案件も多く扱っている転職エージェントをご紹介します。登録者数が大手よりも少ないので、穴場的な求人に出会えることもあります。また、内定・入社後にもアフターフォローがあるなどキャリアアドバイザーの対応もきめ細かいという特徴もあります。
大手と一緒に登録することで効果を発揮する転職エージェントです。
非公開案件約80%です。転職した人の約71%が年収アップに成功しているエージェントですが、首都圏在住の方限定です。
type転職エージェントについては、type転職エージェントの特徴は?評判と口コミ!に詳しく紹介しています。
転職決定人数部門で4回連続1位を獲得したことがあり、IT系や未経験からのキャリアチェンジに強みがあります。
ワークポートについては、ワークポートを徹底解説!転職エージェントはどこを利用すべき?に詳しく紹介しています。
大手転職エージェントでも扱わないようなハイキャリア向けの案件を多く持った転職エージェントもあります。今後海外も視野に入れたキャリアアップを目指す方には積極的におすすめしたい転職エージェントです。
業界3位。主に20代〜30代のハイキャリア・管理職に就いている人を対象にした、総合型転職エージェントです。全国の求人をカバーしており、特にコンサルや外資系企業に力を入れています。高品質のハイキャリア案件を多く扱っているため、更なるキャリアアップを狙うことができます。また、面接対策やキャリア面談をしてくれるコンサルタントの質の高さにも定評があります。
JACリクルートメント(ジェイエイシーリクルートメント)については、JACリクルートメント(ジェイエイシーリクルートメント)を徹底解説!特徴やメリットとデメリットは?に詳しく紹介しています。
自分の「年代」によって選ぶべき転職エージェントも変わってきます。自分の年齢により特化している転職エージェントを選びましょう。
30代全員におすすめの転職エージェントの他に、正社員未経験もしくはブランクが長い場合、マネジメント経験がない場合とある場合、女性の場合に分けて、30代におすすめの転職エージェント14選!選び方、使い方、転職実態、年代による違いについても解説で紹介しています。
「全員におすすめ」「キャリアに自信がある人におすすめ」「女性におすすめ」の3つに分類して、40代におすすめの転職エージェント10選。選び方、活用のポイント、転職事情についても解説で紹介しています。
もし今後年収をあげていきたいと感じているなら、まずはご自身が今どれくらいの市場価値があるのかを知る必要があります。
市場価値を知るには転職エージェントに登録するのが1番の手段です。転職エージェントは登録した人に適切と思われる案件を送ってくれるので、自分の市場価値を送られてくる案件から判断することが出来ます。
登録自体は無料です。
ただ、転職エージェントにも相性があります。転職エージェントの傾向や、担当者の力量によって転職が左右されるともいわれています。自分に合ったエージェントに出会うためにも、傾向をみながら複数の転職エージェントに登録するのがおすすめです。
各転職エージェントの特徴ごとにおすすめをご紹介します。
またBraveAnswer編集部が考える転職については「転職とは何か。」にまとめてあります。転職をする前に、そもそも転職とはなにか、考えてみるとより豊かなキャリアを築けるのではないでしょうか。
BraveAnswer編集部では、キャリアに関するご相談を受け付けております。
といった、具体的なアクションが明確でない人でも大歓迎です。
こちらより、お気軽にお問い合わせください。
BraveAnswer編集部が考える転職については「転職とは何か。」にまとめてあります。転職をする前に、そもそも転職とはなにか、考えてみてください。
BraveAnswerでは、皆様の転職エージェントの評価や感想を集めております。こちらのフォームに従って、感想を教えていただければ幸いです。ご協力のほど、よろしくお願い致します。