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2019.2.13
2019.2.13
2017年5月9日。
ゴールデンウィークの翌週。
多くの人がゴールデンウィークの余韻に浸る中、私はMEN’S TBC新宿本店で、1000円でできる脱毛の体験コースを受けてきました。
新宿駅南口のサザンテラスの近くに新宿本店はあります。
MEN’S TBCのあるビルには看板が出ていたので、すぐに見つかりました。
この看板の出ているビルを奥まで進んでいくと、右手にエレベーターがあります。
脱毛経験のない私は、体験に行くだけでも緊張しました。
ビルの入口に飾り気がなかったことも、緊張に拍車をかけます。
ただエレベーターから降りてみると、そこにはとても素敵な空間が広がっていました。
間接照明を使ったおしゃれな雰囲気です。
「思っていたイメージと違うな。」
入り口の印象や男性用の脱毛というイメージから、病院のような堅苦しい雰囲気を想像していたので、スタイリッシュな店構えに良い意味で驚きました。
受付で名前を伝えると、受付の向かいにあるソファーで待っているよう伝えられます。
すぐに担当の方がカウンセリングを始めてくれました。
店長の岩本さんが対応してくれたのですが、男前。
またもや私のイメージを覆されました。
まず最初に、個人情報の扱い方について確認したあとで、体験者として健康状態、肌状態が問題ないか、タッチパネルで確認します。
その後、紙のカウンセリングシートで、
といった質問に答えました。
私はいま22歳ですが、20歳頃からヒゲが濃くなったように感じていました。
カウンセリングシートに記入し終わると、カウンセリングルームに移動して本格的な説明が行われます。
そこでは先ほど記入したカウンセリングシートを基に、画像や図を使って、
について説明していただきました。
ロジカルに説明していただいたので、お話いただいた内容にかなりの納得感を持つことができました。
このロジカルな説明を聞けるだけでも、体験を受ける価値があると思います。
岩本さんの説明は、それくらい分かりやすかったです。
まずは鏡で自分のヒゲを見ながらのカウンセリング。
岩本さんに
「顔全体を、ほほ、鼻下、あご、ウラ(あご下)の4つに分けるとどこが1番気になりますか」
と聞かれて、
私は
「ほほ」
と答えました。
私の場合、あごからもみあげにかけてもヒゲが生えており、ヒゲを剃るのに毎回煩わしいと感じています。
岩本さんも
「そこはあまり生やさない部分ですからね、邪魔ですよね」
と共感してくれました。
岩本さんが脱毛の優先順位について質問してくれたり、脱毛したい部分に共感してくれたりしたので、
自分がヒゲをどうしたいのかはっきりすることができて安心しました。
やっぱりほほのヒゲを脱毛したほうがいいな、と自分の希望を整理することができました。
その後はヒゲの説明をして頂きました。
ヒゲが濃くなる理由は2つあります。
男性ホルモンは20代から40代にかけて強くなります。
その影響で、ヒゲや体毛も20代から濃くなり始めるのだそうです。
私自身の「20歳頃からヒゲが気になり始めた」という状態と合致していたので、この説明にとても納得感がありました。
カラダにヒゲが存在する理由は
「皮膚を守るため」
です。
毛を剃ると毛が濃くなるという話を聞いたことがありましたが、岩本さんはこの事象を論理的に説明してくれました。
皮膚を守るために、皮膚が傷つけられると毛は太く長くなる。
ヒゲの存在理由から考えると、納得がいきます。
ただ、1回剃ったからといって、すぐに濃くなるわけではありません。
私の場合は2日に1回の頻度でヒゲを剃っていますが、それを何年も繰り返すうちに、今の太さになっていったのです。
カミソリなどを使ってヒゲを剃ると、同時に皮膚も傷つけています。
金属を肌に当てて横滑りをさせているので、薄い皮膚膜を一緒に持っていってしまうのも、よく考えれば当然ですね。
その結果、皮膚は少しずつくすんだ色になっていきます。
年齢を重ねた方や、ヒゲが濃い方の肌が青く見えるのはこのためです。
剃ったあと青くなるのは剃り残しがあるせいだと思っていた私には意外な事実でした。
実際に、私の毛が生えていない目の下の部分と、毛が生えているあごの部分でモニターで比較してもらいましたが、画像で見ると一目瞭然。
画面左側の「毛の生えていない肌」に比べて、右側の「毛の生えている肌」の色は、黒ずんでいます。
どちらも自分の顔の皮膚なので、元々は一緒だったはずです。
ヒゲそりを数年繰り返しただけで、これほどまでに違いがでることに驚きました。
「放っておくと、どんどん黒ずんでいくのか」
と不安になりました。
他のクリニックで取り入れられている「レーザー脱毛」の場合、
脱毛をしていきます。
MEN’S TBCの永久脱毛の場合は、毛穴に弱い電流を流すことで、毛に栄養を送る働きをする毛乳頭ごと脱毛します。
電流を使うと、発毛組織が熱凝固します。
発毛組織が熱凝固することで、その毛穴からは2度と毛が生えなくなります。
また、1つ1つの毛穴に対して行う施術なので「部分的に脱毛できていない」ということがありません。
狙った毛穴を1つずつ、着実に毛が生えない場所に変えていく。
これが、永久脱毛の仕組みです。
毛には「毛周期」というものがあり、以下のようなサイクルで生え変わります。
# | 周期 | 状態 |
---|---|---|
1 | 成長期 | 毛が成長している期間 |
2 | 退行期 | 成長を終え、毛が毛乳頭から離れる期間 |
3 | 休止期 | 次に成長を始めるまで活動を休止している期間 |
毛周期は、1年半から2年周期で繰り返します。
そのため、最大でも2年間脱毛すれば、すべての毛根から毛が生えます。
それらを1つ1つ永久脱毛することで、完全に脱毛することができるのです。
ヒゲや永久脱毛の仕組みについて説明を受けた後は、早速脱毛に移ります。
今回は、ほほの一部分だけを脱毛していただきました。
脱毛のための器具が置いてある部屋に移動すると、靴を脱いで横になるように言われます。
いよいよ始まると思うとすこし緊張しました。
眩しくないように目を覆ってもらったら、脱毛スタートです。
プローブと呼ばれる超極細の特殊な器具を毛穴に挿入し、弱い電流を流します。
岩本さんの素晴らしいテクニックにより、プローブが毛根に入っているときには痛みはまったくありませんでした。
「今入っていますよ」
と言われるまで気づかなかったほどです。
電流が流れるときには、一瞬だけ、毛を引っこ抜くときのような痛みがありますが、我慢できる程度の痛みでした。
電流が流れる時間は0.1秒ほどなので、本当に一瞬です。
【before】
【after】
脱毛が終わると、脱毛部分を冷たいジェルで冷やします。
脱毛直後は少しヒリヒリしますが、ジェルによって解消されました。
赤みもかなりなくなります。
脱毛が終わると、今後の脱毛プランと料金体系について説明がありました。
私の場合、脱毛する必要がある毛根の数は以下と診断されました。
部位 | 本数 |
---|---|
ほほ | 約4900本 |
ウラ(あご下) | 約5600本 |
鼻下 | 約1400本 |
あご | 約4200本 |
合計 | 約1万6100本 |
とのことなので、私の場合は約8000本ということになります。
ただ提示していただいたモデルケースの写真を見る限り、30%程度の脱毛でもかなりヒゲは薄くなった印象を持ちました。
1度に脱毛する本数や通う回数はユーザーに任されており、1度に何本脱毛しても何回来ても問題ありません。
8000本脱毛するのであれば、1度に1000本脱毛したとすれば、全部で8回で済みます。
1度に250本ずつ脱毛すると40回通うことになります。
ちなみに、2時間あれば1000本程度脱毛できるようです。
岩本店長も
「痛みに耐えられる人ならば1回1000本、オススメです」
と仰っていました。
ヒゲ脱毛の場合、料金は脱毛1本あたりの料金です。
最終的に脱毛する本数は8000本で変わらないので、通い方が変わっても料金は変わりません。
時間のないビジネスパーソンにとって、通い方を自分で調整できるのは、嬉しい仕組みですね。
1本あたりの料金はヒゲの濃さ(脱毛する本数)によって変化します。
脱毛する本数が多いほどディスカウントされていく仕組みです。
私の場合の、それぞれの部位を50%脱毛した場合の1本あたりの料金は以下の通りです(全て税込み)。
# | 部位 | 脱毛する本数 | 1本あたりの料金 |
---|---|---|---|
① | ほほ | 約2500本 | 76円 |
② | ①+ウラ(あご下) | 約5300本 | 65円 |
③ | ②+鼻下+あご(全部位) | 約8000本 | 54円 |
つまり、全ての部位を50%脱毛した場合
となります。
合計金額でみると高く感じますが、支払いはTBCオリジナルの分割払いが可能です。
25回払いの場合
となります。
1回あたりの支払額は2万円程度です。
「分割すれば支払えない金額ではないな」というのが率直な感想でした。
次の項で詳しくまとめますが、今後何十年も毎朝ヒゲを剃るよりは、今このタイミングで脱毛してしまったほうが経済的にもメリットがあります。
普段、ヒゲの処理にどれくらいのおカネと時間を使っているか、ご存知ですか?
「毎日ヒゲを剃っているけれど、1回5分もあれば剃れる」
「カミソリも安いものを使っている」
という考えをされている方は一度試算してみることをオススメします。
チリも積もれば山となるということわざ通り、気がつくとおカネも時間もたくさん使っているのです。
仮にこの先30年間、毎日ヒゲを剃り続けた場合、
は以下のようになります。
# | ヒゲ剃りに使うもの | およその費用 |
---|---|---|
① | カミソリ(替え刃込) | 1500円 / 年 |
② | シェービングクリーム | 800円 / 月 |
③ | スキンケア用品 | 800円 / 月 |
①1500円 × 30年=4万5000円
②800円 × 12ヶ月 × 30年=28万8000円
③800円 × 12ヶ月 × 30年=28万8000円
合計:62万1000円
30年間ヒゲ剃りを続けると、
することになります。
60万円あれば、イタリア8日間の旅にいけるし、欲しかった時計が買えるし、高級ソファーが買えます。車だって買える金額ですね。
「電気シェーバーだから自分はそんなに出費していない」と思っている人もいるのではないでしょうか。
電気シェーバーを使う人の場合は以下の通りです。
# | ヒゲ剃りに使うもの | およその費用 |
---|---|---|
① | 電気シェーバー | 3万円 / 10年 |
② | 替え刃 | 5000円 / 年 |
③ | スキンケア用品 | 800円 / 月 |
①3万円 × (30年 ÷ 10年)=9万円
②5000円 × 30年=15万円
③800円 × 12ヶ月 × 30年=28万8000円
合計:52万8000円
電気シェーバーを使うとカミソリより安上がりに感じますが、実際は50万円以上も出費することになるのです。
ヒゲ剃りを1日あたり5分とすると、1年間で
5分 × 365日=1825分
となります。
これが30年間続くので
1825分 × 30年=5万4750分
5万4750分=912時間30分
912時間30分 ≒ 38日
よって、
となるのです。
38日間ヒゲを剃り続けると考えたら。
その時間が月2万円の投資でなくなるとしたら。
そう考えると、ヒゲ脱毛はROIの高い投資と捉えることができますね。
30年間ヒゲを剃り続けることは、およそ
です。
になります。
毎日ヒゲを剃ることは、思っている以上に時間もおカネもかかるのですね。
脱毛するには、一時的におカネが必要ですが、将来必ずかかる費用との比較で考えると、有効な投資といえます。
迷っているうちにも毎日5分間ヒゲを剃る時間はあります。
もしこの時間を無駄だと感じるなら、まずは体験コースにいってみるのがオススメです。