「勇敢な決断を生みだす勉強会」ブレイブアンサープレイス【第1回】

2017年4月29日、当メディア「BraveAnswer」を運営するアクトデザインラボ株式会社のオフィス(東京都中央区日本橋人形町)にて、第1回ブレイブアンサープレイスが開催されました。和気あいあいとした雰囲気の中で、2名の講師の御方をお招きし、当社代表和田のファシリテーションの基、これまでのキャリアや今後のブレイブアンサープレイスのテーマについてお話いただきました。この記事では、ブレイブアンサープレイスの説明や1回目の内容サマリーをご紹介します。記事最下部に問い合わせフォームがございますので、参加申込みやご質問事項はそこからお問い合わせくださればご回答差し上げます。

ブレイブアンサープレイスとは?

まずは当社の和田より「ブレイブアンサープレイス」についての説明をしました。

 

BraveAnswerとは、勇気ある決断のことです。

大きな意志決定や、人と違う行動をするには勇気が必要ですが、勇気とは自律的に生み出せるものなのでしょうか。

私たちは、その答えをNoだと思っています。

もちろん、自律的に生み出せる人もいると思いますが、多くの場合、勇気とは「反応」です。

何らかの事象や誰かの言動がきっかけとなって生み出される。

つまり、勇気が湧く過程には刺激が必要です。

Webメディア「BraveAnswer」は、閲覧してくださる皆様の刺激になりたいと考えながら、これまで運営してきました。

Webメディアを運営しながら、次に考えたテーマは、

「人生を変えるような大きな意志決定は、Webメディアだけで生みだすことができるのか?」

です。

インターネット上で、最も生まれている意志決定は「購買」です。

人生やキャリアに関する意志決定は、「購買」よりもはるかに重い決断。

Webの情報だけで、足りるのだろうか。

だったら、直接対話できる場所をつくろう

そんな想いをもって「ブレイブアンサープレイス」を始めました。

 

ビジネスパーソンの勇気ある決断を、Webとリアルの接点で生み出す。

「BraveAnswer」は、そんなメディアでありたいと考えています。

 

リンダ・グラットンの名著「ライフシフト(2016年/東洋経済新報社)」によると、先進国に1988年以降に産まれた人の平均寿命は100歳を超えます。

ただ現代日本の典型的な人生観は、仕事が60〜65歳くらいまでのイメージで、そこから年金をもらって生活し、80歳くらいで生涯を終えるイメージ。

あと20年、どう過ごしましょう?

また、100歳まで生きるのに仕事を60歳でやめるって、現実的なのでしょうか?

つまり、キャリアをホンキで考えるためには、キャリアだけ考えていても答えはでない

寿命(健康)や年金・社会保障、マネープラン、自分の市場価値等、関連する様々なことを知らなければならないのです。

 

ブレイブアンサープレイスではそんなテーマを扱い「ではいまこの瞬間から、何をはじめるべきか」というところまで考えられる場にしていきます。

 

 

AIでも判断できない、人が持つ要素とは

2人目の登壇者は李東潤(りとんゆん)さんです。

李さんは1983年生まれ。当メディアでも記事の監修をしてくださっている方です。

李さんは2016年、10年以上勤務した住友商事をやめて「好きなことで生きていこう」と決めました。

彼は歴史が好きでした。

現在は「歴史」をテーマに勉強会や執筆等を生業にされています。

例えば、ニュースを李さんに解説いただくと、歴史的背景を含めて解説をしてくれるので、理解が格段に深まります。

教養としての歴史だけでなく、いまこの瞬間から役立つ歴史をコンテンツとして提供してくださる御方です。

 

李さんは幼少期の頃から歴史の勉強にハマり、それ以来、ずっと歴史の勉強を続けていました。

ただ「歴史だけで生活するのは難しい」と考え、2006年に住友商事に入社。

会計業務を担当する部署に配属になると、商社の会計の仕事は全産業全業界を見渡すことができる部署であると気づき、会計にのめり込みます。

そんな中、タイへの海外赴任をきっかけに、「自分が本当にやりたかったことは何か」と考えるようになります。

 

自分の世界を広げるのは「好き」という気持ちだと李さんはいいます。

1つのコトを好きになると、その周辺について興味が出てくる。周辺について知ると、その周辺がまた気になり調べ出す。

この積み重ねをしていくと、知識欲は止まらない。世界は無限に拡がり、気付くと膨大な知識がついていったのでした。

李さんは、好きな歴史を勉強し続けた結果、「自分の好きな領域で勝負したい」という意欲がドンドン湧き起こり、歴史で生きていくという「BraveAnswer」をしたのです。

 

正しい判断をするときに必要なのは

  • 合理的に考える力
  • ケーススタディ

の2つだと李さんはいいます。

この2つは李さんの会計業務で培った知識と歴史の知識が当てはまります。この2つで、より確からしい判断をすることが可能になります。

ただ人は、この2つだけで、正しい判断はできない。

この2つだけの判断であれば、人間よりもコンピュータのほうが正しい判断ができます。

今後人がAIと競うようになる世界が来たとき、この土俵での勝負だと人間は圧倒的に負けるのです。

では、人がAIにできない判断をする上で欠かせない「3つ目のポイント」とは何か。

今後、ブレイブアンサープレイスでの李さんの講義は、会計、歴史、「3つ目のポイント」をテーマに展開されていきます。ご期待ください。

 

 

未来のために努力をする

3人目の登壇者は株式会社SDP代表取締役の大永英之(おおえひでゆき)さんです。

大永さんは1973年生まれ。新卒で三井物産に入社し、32歳でベンチャー企業に人事担当役員として参画します。

2011年株式会社SDPを設立し、現在は中小企業の経営支援や新人研修、中途研修などを行ってます。

 

前の2人とは明らかに違う雰囲気。眼力。

前の2人は「準備をしてきたプレゼン」なのに対し、明らかに「前の2人の話を聴きながら考えた」ストーリーで約1時間、お話いただきました。

なんともいえない緊張感に包まれた会場で、大永さんはある数字を示しました。

  • 1950年:12.1
  • 2000年:3.9
  • 2060年:1.3

これは15歳から64歳までの現役世代が65歳以上の高齢者を支える負担率です。

また、大企業から転職した人は、多くの場合年収が下がります。なぜでしょう?

 

「高齢者負担率の増加」「大企業から転職した人の年収」

この2つの話は、結論が同じでした。

 

結論、20代のビジネスパーソンは、もっと頑張って仕事ができる人にならなければならないと大永さんはいいます。

2017年現在の日本は、大企業であればあるほど、残業が規制されています。会社から「あまり働くな」といわれる時代です。

一方、現在の30〜50代のビジネスパーソンが20代の頃は、残業時間を使って自分のスキルを伸ばしてきたのも事実です。

 

残業が規制されている会社では、月の労働時間はおよそ160時間です。

テスラ・モーターズCEOのイーロン・マスクは2014年、南カリフォルニア大学マーシャル経営大学院の卒業式にゲストで呼ばれ「週に100時間働く」意義について語りました。

月にすると400時間です。

160時間と400時間。どちらが成長するか。

会社の経営者や人事部は立場上いえないけれど、重要なことを、大永さんは教えてくれました。

 

残業が規制されるなか、仕事ができる人になるにはどうしたらいいか。

未来のために、どう努力するか

大永さんの「俺はこう思う」を、ぜひ聞きに来てください。

 

以前、当メディア編集部メンバーが大永さんの研修に参加した記事がありますので、併せてご覧ください。



 

三者三様、学びも気づきも様々

今回は、これから各回で話をする3人に、これまでのキャリアとご自身のお考えをお話いただきました。

それぞれに異なるバックグラウンドがあり、それゆえに考え方もお話頂ける内容も異なります。

今後定期的にブレイブアンサープレイスを開催予定です。興味を持った講師やテーマがあれば、ぜひお越しください。

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