圧迫面接の定義や意図は?どんな質問がされる?対策が必要?

この記事の結論は「圧迫面接は存在しない」です。新卒就活の学生の方から、こんな質問を良く受けます。「企業はなぜ、圧迫面接をするんですか?」「圧迫面接の対策を教えてください」頂いた質問には、このように答えています。「あなたの定義する圧迫面接とは、どんな面接のことを指しているのですか?」この記事では、圧迫面接の定義や意図、質問内容や対策についてまとめました。

 

圧迫面接とは?定義は?

面接

圧迫面接に明確な定義はありません。面接を受けた本人が「圧迫された」と感じれば、それはその人によって「圧迫面接」と語られるだけなのです。

10〜20年前には、「横柄な態度で」「乱暴な言葉遣いで」「威圧的に」「詰めて詰めて詰めまくる」といった面接があったといわれています。

ただ、インターネット環境が整ってきた現在では、このような面接はまずありえません。面接の受け手に対して不誠実な対応をとった面接はすぐに情報が拡散し、企業イメージが損なわれてしまうからです。

あなたが社長や人事責任者だったら、そのリスクを取ってでも圧迫面接をしたいと考えるでしょうか?

 

圧迫面接に感じる質問は?

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以下、学生さんがイメージする圧迫面接で聞かれる質問例です。

「あなたの強みは当社で活きるのですか?」
「もっと他に経験したことはないんですか?」
「もし希望の部署に配属されなかったらどうするのですか?」

これは「圧迫」というよりも「的確」な質問です。

強みがどう活かせるかは、自己分析と企業分析との接続をどう捉えているのかを確認する質問です。他の経験を聞くのは、違った観点からあなたのことを知りたいからです。つまり面接官は、あなたに興味を示しているという証拠です。

希望の部署についての質問も、就職希望者に配慮する質問の1つです。部署の希望があっても、採用担当側が配属を決められないこともあります。入社予定者全員の希望を叶えるのは現実的に不可能です。新卒採用ではよほどの高評価でない限り、希望通りに配属されることは難易度の高いことであることを理解しておいてください。

企業は大きなお金を投資して採用活動をしています。採用活動はボランティアではなく、経済活動です。

そう考えると、応募者が自社についてどれくらいの熱意をもって調べ、自身の強みをどう活かそうと考えてくれているかを確認するのは合理的に考えて当然といえますよね。

 

「何で?何で?」の意図は圧迫面接ではなくあなたへの興味

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学生さんからの声で一番多いのは、「圧迫面接でした。何で?何で?と詰められました」という声です。経済活動として採用活動をしている企業が、興味のない応募者に、わざわざ「何で?何で?」と質問するでしょうか。「何で?何で?」と聞かれるのはあなたに興味がある証拠なのです。

「何で?何で?」と質問するのは「掘り下げ質問」といわれる一つの手法です。
あまり学生には知られていませんが、企業によっては面接官のトレーニングを、多くの費用をかけて実施しています。そのなかで必ずあるトレーニングの1つが「掘り下げ質問」なのです。

面接の限られた時間の中で、少しでも応募者の強みや良いところ、自社で通用するところを見出すことが掘り下げ質問をする目的です。

面接官の視点で大事なのは「事実や実績だけに目を向けず、その背景や動機をよく理解すること」なのです。行った事実はその背景や動機と比べれば、重要ではありません。

「サークルの代表で、3年の夏に5000人を集めたイベントをした」という事実も「バイトリーダーを2年間やっている」という事実も、その事実そのものは評価対象としない企業がほとんどです。

「なぜそれに取り組もうと思ったのか」(理由・背景)
「そこにはどんな問題や葛藤があったのか」(課題設定)
「自分なりにどう工夫したのか」(解決方法)

この3つについての考え方やアプローチの仕方を理解することを面接官は重要視しています。ここに「自社で働いたら、この人はこういう問題解決の仕方をしてくんだろうな」という仮説を見出すのが面接官の仕事です。短い時間でも、しっかりとその人を見たい。その気持ちが「何で?」という言葉には表れているのです。

 

圧迫面接対策は、面接に臨むマインドセットを整えること

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この記事を読んで、採用面接のパフォーマンスを高めたい方へのアクションアイテムは、

面接に臨む前に「すべての質問は、興味があるから聞いている」と前向きなマインドセットを整える

ことです。

不快感は減少し、たくさん質問されることや「何で?」と言われることに感謝の気持ちを持てるようになります。難しいと感じる質問をされればされるほど、採用に近づいていると思いながら、面接に臨んでくださいね。

 

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