NYダウとは?NYダウやNYダウ先物の推移は?見通しは?

NYダウとはダウ平均株価のことで、アメリカの代表的な株式指数です。アメリカの各業界から優良企業30社を選りすぐりその平均株価を指標として算出しています。安定して成長していますがト、ランプ政権となった今後も成長し続けると考えられます。この記事では、NYダウの特徴や構成銘柄、NYダウ先物、今後の見通しについてまとめました。

NYダウとは?

ダウ平均株価とはS&P ダウ・ジョーンズ・インデックスが算出しているアメリカの代表的な株価指数です。

S&P ダウ・ジョーンズ・インデックスが選出した様々な業種の代表的な企業の株価の平均を算出したもので、1896年に算出が始まりました。

ダウ平均株価は株価の平均を算出する株価指数なので、算出方式としては株価平均型株価指数に属します。

これは日経平均株価と同じ算出方式の株価指数です。

ダウ平均株価には

  • ダウ工業株30種平均
  • ダウ輸送株20種平均
  • ダウ公共株15種平均

の3種類と、これらすべてを合わせた「ダウ総合65種平均」の4種類があります。

ダウを構成する銘柄は時代に合わせて変化します

この中でも「NYダウ」と呼ばれているのは「ダウ工業株30種平均」です。

NYダウ平均は各業界の優良株に絞って選出されているので、その時価総額と影響力はとても強大です。

さらにNYダウに選出されている企業はほとんどが多国籍企業なので、アメリカのみならず世界経済を反映しているといっても過言ではありません。

 

NYダウの特徴は?

  • 構成銘柄が時代に合わせて変わる
  • 構成銘柄数が少なく、優良企業に限られる
  • 多国籍企業が多く、為替の影響を受けやすい

以上が主に挙げられるNYダウの特徴です。

NYダウの構成銘柄は数年に1度入れ替えがあります。

NYダウの構成銘柄を選んでいるのはウォール・ストリートジャーナルの編集陣です。

またNYダウは構成銘柄が優良銘柄30種に限定されていますが、これは株式指数としてはかなり少ないです。

他の主要株式指数と比較してみましょう。

 主要株式指数 構成銘柄数 時価総額
NYダウ 30 約563兆円
日経平均 225 約344.1兆円
TOPIX 約2000 約360.4兆円

※NYダウは2016年6月12日現在、米ドル円107円計算。日経平均とTOPIXは2017年2月28日現在。

表で見た通り、構成銘柄数に対して時価総額が非常に高いのがわかります。

また、後述しますがNYダウという指数は構成銘柄に多国籍企業が多いため為替の影響を大きく受けます

 

NYダウの構成銘柄は?

情報サイト「W-index.com」を元に、以下の表にNYダウの構成銘柄をまとめました。

シンボル 企業名 業種 上場市場
AAPL Apple Inc.
アップル
コンピュータ NASDAQ
AXP American Express Co.
アメリカン・エキスプレス
金融 NYSE
BA Boeing Co.
ボーイング
航空機 NYSE
CAT Caterpillar Inc.
キャタピラー
重機 NYSE
CSCO Cisco Systems, Inc.
シスコシステムズ
情報・通信業 NASDAQ
CVX Chevron Corp.
シェブロン
石油 NYSE
DD E.I. du Pont de Nemours and Company
デュポン
化学 NYSE
DIS The Walt Disney Co.
ウォルト・ディズニー・カンパニー
娯楽・メディア NYSE
GE General Electric Co.
ゼネラル・エレクトリック
総合電機・金融 NYSE
GS Goldman Sachs
ゴールドマン・サックス
金融 NYSE
HD The Home Depot Inc.
ホームデポ
小売業 NYSE
IBM International Business Machines Corp.
アイ・ビー・エム
コンピューター NYSE
INTC Intel Corp.
インテル
半導体 NASDAQ
JNJ Johnson & Johnson Inc.
ジョンソン・エンド・ジョンソン
医薬品 NYSE
JPM JPMorgan Chase and Co.
JPモルガン・チェース
金融 NYSE
KO The Coca-Cola Co.
ザ コカ・コーラ カンパニー
飲料 NYSE
MCD McDonald’s Corp.
マクドナルド
外食 NYSE
MMM 3M Company
スリーエム
化学 NYSE
MRK Merck & Co.
メルク
医薬品 NYSE
MSFT Microsoft Corp.
マイクロソフト
ソフトウェア NASDAQ
NKE Nike, Inc.
ナイキ
その他製品 NYSE
PFE Pfizer Inc.
ファイザー
医薬品 NYSE
PG Procter & Gamble Co.
プロクター・アンド・ギャンブル (P&G)
日用品 NYSE
TRV The Travelers Companies,Inc.
トラベラーズ
保険 NYSE
UNH UnitedHealth Group Inc.
ユナイテッド・ヘルス
保険 NYSE
UTX United Technologies Corp.
ユナイテッド・テクノロジーズ
航空宇宙・防衛 NYSE
V Visa
ビザ
その他金融 NYSE
VZ Verizon Communications Inc.
ベライゾン・コミュニケーションズ
通信 NYSE
WMT Wal-Mart Stores Inc.
ウォルマート・ストアーズ
小売業 NYSE
XOM Exxon Mobil Corp.
エクソンモービル
石油 NYSE

SBI証券によれば、2017年4月現在、最後に銘柄入れ替えがあったのは2015年3月です。

AT&Tが除外されてアップルが追加されました。

 

NYダウ先物とは?

NYダウ先物取引とは、簡単にいうと未来のNYダウ平均を予測して取引するというものです。

NYダウの先物取引なのでNYダウ先物と言います。分類は金融先物取引の中の株価指数先物取引となります。

例えばAさんが、将来NYダウが2000円まで上昇すると予想したとします。

市場予想価格が1500円だった場合は1500円で買い、市場予想値が2000円に上昇するまで待ってから売却すれば

「500円×取引単位−取引手数料分」の利益が発生します。

株取引と似たような流れですね。

NYダウ先物はNYダウの動きを予想したものなので、基本的に似たような値動きをします。

NYダウ先物の魅力としては

  • レバレッジをかけられるため少額資金で投資を始めることができる
  • 円建て取引ができる
  • 米国取引市場の取引時間のため日本時間では午後10時30分~午前5時程度となり、忙しい人でもできる
  • 米国の雇用統計などダウ値に大きく影響する指標の発表時間が日本時間で午後9時30分〜午後11時なので、日によってはダイナミックな取引ができる

などが挙げられます。

レバレッジというのは証券会社が指定した一定の証拠金を入金すれば証拠金以上の取引ができるシステムのことです。

しかしレバレッジを大きくかければ損失も大きくなることには注意が必要です。

また外国金融商品は、大体の場合ドル建てといってドルを購入してから取引しますが、NYダウは円建てでの取引ができる会社が多く、ドルを購入する手間を省くことができます

取引時間的にも日本時間では日中ではないので、忙しい人にでも取引できるという点もメリットの1つです。

 

NYダウの推移は?

上のグラフは算出開始から現在までのNYダウ平均のグラフです。

基本的に右肩上がりであることがわかります。

ITバブルとリーマンショックの年は大きく落ち込んでいますが、その他は順調に右肩上がりです。

年によって銘柄の入れ替えはあったものの、成長し続けている指標だということがわかります。

ただ安定した成長が続く指標とはいうものの、今後リーマンショック規模の出来事が起これば影響を受けて値下がりする可能性もあります。

世界経済と密接に関係する指標ということを覚えておいてください。

 

NYダウの見通しは?

NYダウは前述の通り順調に成長している指標です。

長期的には右肩上がりですが、短期的にみると実際は毎日細かく上がったり下がったりを繰り返しています

NYダウが大きく動く時はかなり大きな事が起きたときです。短期的な値動きは主に為替の状態が関係していると考えられます。

最近アメリカは大統領が交代し、トランプ氏が大統領となりました。

トランプ大統領は減税や金融緩和、国内企業保護などを中心に様々な経済政策を打ち出しており、そのどれもが国内企業に良い影響を与えると考えられます。

政権が変わったこともあり、これからもNYダウは成長が期待されます。

 

今後も成長が予想される

NYダウとはアメリカの代表的な株価指数で、各業界の選りすぐりの優良企業30銘柄の株価の平均を計算したものです。

NYダウの銘柄の特徴として多国籍企業が多いことが挙げられます。

多国籍企業が多い指標ということはグローバルな指標ということになります。また為替の影響を受けやすい指標とも言えます。

投資の面からみると優良企業しかふくまれていない指標なのでとてもメリットが多いです。

デメリットとして手数料や為替リスクなどがあります。

ただ近年は大手証券会社から円建て取引や安い手数料での取引、高いレバレッジを掛けられる取引など様々なプランが出てきたので、デメリットも解消されつつあります。

また新しい大統領となってからも上昇を続けていることを踏まえると、トランプ新政権でも安定した成長が望めると予想できます。

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