20代におすすめの転職エージェント全15選!選び方は?そもそも使ったほうが良い?転職サイトとの違いは...
2017.7.4
2017.7.4
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会社員の年収とは、いったい何を指すのでしょうか。
会社勤めに関わるお金には「手取り」「所得」「額面」「総支給額」などがあります。
年収
手取りとは、名前からわかる通り手元に残るお金のことです。
会社員が給料を振り込んでもらう時には、各種の税金や保険料等が差し引かれています。
税金等が差し引かれた後の金額が手取りです。
手取り額は、会社員1年目の時は多めになります。
住民税や健康保険料は前年所得に応じて額が決まるからです。
会社員1年目の場合は前年所得がゼロあるいは少ないと考えられるので、天引き額が少なく、結果として残る手取り額が多くなるのです。
所得とは、収入から経費を差し引いた金額を指します。
会社員は自営業者ではないので、経費を差し引くことは基本的にはできません。
しかし、会社員には経費控除の代わりに給与所得控除があります。
したがって、会社員の所得は「収入-給与所得控除」で計算できます。
給与所得控除の額は最低65万円で、給与収入の額が上がるにつれて控除額も増えていきます。
自営業者の場合は、業務上の交通費や接待交際費、書籍費等を控除します。
収入額から各種の経費を控除した後の金額が自営業者の所得となりますよ。
会社員の収入を額面と言います。税金や社会保険料を控除する前の金額を指します。
基本給はもちろん、交通費をはじめとする各種の手当や残業代も含まれます。
したがって、額面は手取りと比べると多めになります。
総支給額とは、会社から支払われるお金の総額を意味します。
したがって、額面と同義と考えて問題ありません。
総支給額という名称のほうがピンと来る人もいるでしょう。
総支給額=額面は、企業が月給を求人広告に掲載する際などに用いられることが多い数値です。
定義をしっかり理解しておき、手取りとの間にギャップがあることを意識して仕事探ししてくださいね。
年収アップのを目指す方も、まずは年収の基本を理解しておきましょう。
年収の基本を押さえることで、年収アップの様々な方法もスムーズに理解することができるでしょう。
会社員をしていると、年収の話をすることが多いと思います。
では、年収にボーナスは含まれるのでしょうか。
ボーナスが月給の3か月分あるケースを考えると、ボーナスが年収に含まれるかどうかで年収が20%程度も変わってきます。
年収の定義について、しっかりチェックしていきましょう。
年収に該当する項目は、会社から支払われる総支給額(額面)です。
額面にはボーナスが含まれますから、年収にボーナスは含まれることになります。
仕事探しをする際には、年収がどのくらいかが気になるところですよね。
各企業が示す年収は、ボーナスを含んでいます。ボーナスは月給に比べて切り下げの可能性が高いです。
年収に占めるボーナスの割合が高すぎないか、意識しておきましょう。
会社勤めにかかる交通費は「通勤費」などの名目で会社から支給されることがありますね。
「通勤費」は給料と一緒に振り込まれることが多いです。
では、交通費は年収に含まれるのでしょうか。
すでに示したように、年収=総支給額(額面)です。額面には交通費をはじめとする各種手当が含まれます。
したがって、交通費も年収に含まれることになります。
とはいえ、交通費は実際に支出していますよね。
そのため、交通費の支給を多く受けて年収が増えても、正直あまりうれしくないのではないでしょうか。
年収が増えると税率が上がるなどのデメリットもあります。
会社が費用負担してくれるからと言って、遠距離通勤をして交通費を多く受け取りすぎることには注意が必要です。
最後に、会社員が手取りや所得、額面を計算する方法を確認しておきましょう。
手取り額は簡単に把握できます。
実際に銀行口座に振り込まれる金額を確認すればよいですね。
次に計算しやすいのが額面です。
額面は、給与明細書に記載されている基本給と各種手当の金額を合計することで求められます。
普段はあまり給与明細を細かくチェックしていない人も、1度額面を計算してみると良いでしょう。
額面が計算できたら、給与所得控除額を差し引くことで所得を求めることができます。
とはいえ、給与所得控除額は額面によって異なります。そのため計算が難しいという人もいるでしょう。
そこで活用できるのが、確定申告用Webサイトです。
給与収入のみを得る会社員であれば基本的に確定申告は必要ありません。
ただ確定申告書の作成ページにアクセスする権利はありますよね。
そこで、確定申告書の作成ページを活用し、額面金額を「給与収入」として入力してみましょう。
すると、自動的に給与所得の金額が算出されます。手軽な方法なのでぜひ試してみてください。
300万円〜1000万円までの1ヶ月のおよその手取りを、
という条件でまとめると、以下の表のようになります。
年収 | 手取り |
---|---|
300万円 | 15万円 |
400万円 | 20万円 |
500万円 | 25万円 |
600万円 | 30万円 |
700万円 | 32.8万円 |
800万円 | 37.5万円 |
900万円 | 41.6万円 |
1000万円 | 45.6万円 |
年収が100万円変わると、毎月の手取りも大きく変わることがわかります。
月の手取りが5万円変われば、飲みに行くお店や身につけるものも変わってきますよね。
もし年収をあげたければ、こちらの記事もオススメです。
以上の数字をご覧になって、
など、お金については様々な考え方があるかと思います。
いずれにしても、お金についてのリテラシーを身につけることで、限られた年収を有効に使うことが可能になります。
「お金のリテラシー」を身につけるには、マネーセミナーなどを一度受講してみることもおすすめです。無料の講座が多いというのも魅力的ですね。
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年収とは、会社員の場合は会社から支給される手当やボーナス等を含む金額です。
年収から税金や社会保険料等を控除した金額が手取りになります。
所得という言葉も聞きますが、所得は年収から給与所得控除額を差し引いて求められます。
多額の税金を取られてしまい、せっかく稼いだのに手取りが少ないという状況にならないように勉強しておくのをオススメします。