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2017.5.25
2017.5.25
2016年12月1日木曜日。ライザップトレーニング初日。
17時にお店にいくと、トレーナーの松崎さんが出迎えて待ってくださっていた。
着替えてセッションルームへ。セッションルームは、本格的なトレーニングマシーンが中央に堂々と構える、シンプルだが洗練された印象。
まずはじめに、体重計に乗って全身計測をする。この数字が2ヶ月間のボディメイクの基となる数値になる。
体重 | 76.1kg |
---|---|
体脂肪率 | 23.7% |
筋肉量 | 72.4% |
BMI | 26 |
基礎代謝 | 1645kcal |
カラダ年齢 | 36歳 |
内臓脂肪レベル | 10.5 |
おへそ周り | 93cm |
ヒップ | 98cm |
太もも | 51cm |
ふくらはぎ | 37cm |
二の腕 | 30cm |
これがライザップ開始前の私のカラダの全数値である。
計測の後は写真撮影。
いざ、裸で自分の全身写真を見ると、恥ずかしい。よくこんな醜い姿で毎日を生きているなと思う。自信を失うし、自己嫌悪になる写真だった。ただ、これが現実である。
思えば太ってから、写真撮影が嫌いになった。集合写真においても撮られたくないし、カラダの写真なんて10年くらい撮っていなかった。
カラダの写真をしばらく撮っていなかったので、自分の頭のなかには、学生時代の引き締まったカラダのイメージがあった。だからこの時、自分のカラダの写真を見たときには、本当に失望した。
2ヶ月後写真を撮るときには、自信が持てるようなカラダにしたい。
全身写真を撮ってみないと、この現実に直視ができなかった。ダイエットをしたいけどなかなか成功できない人には、まずは自分の全身写真を撮ってみることをオススメしたい。できればスマートフォンの待ち受け画面にして、1日に何度も、その醜態を見なければならない環境に設定すると尚良いと思う。
カラダ計測と撮影の後は、食事のルールの説明。ライザップのスタートアップガイドという冊子をもらい、食べていいもの、できれば避けたいもの、食べてはいけないものの説明を受ける。
例えば肉・卵・魚介類はほとんどOK。ただ、ソーセージやハムなど加工肉はできれば避けたいものに入っている。はんぺんやさつま揚げは食べてはいけないものに分類されている。
食べて良い・悪いの判断基準は、糖質量。ライザップ期間中、1日に摂って良い糖質は50gまでで、摂らなければ摂らない程良いとのこと。
全54ページからなるライザップスタートアップガイドは、そのほとんどが食事にまつわることが書いてある。驚いたことに、トレーナーの松崎さんに質問するとすべて即答で返答してくれた。
「コンビニで売ってる乳酸菌飲料「R-1」をここ数年毎日飲んでいますが、低糖質タイプなら続けていいですか?」
「低糖質でも糖質8gほど入ってるんでダメです。無糖の豆乳ヨーグルトにプロテインを振りかけて食べてください」
「お昼はおでんを中心にする予定です」
「いいですね、卵・大根・こんぶ・しらたき・こんにゃく・牛すじにしてください。はんぺん、がんも、つみれ等の練り物系はダメ、ウィンナーも加工肉なのでだめです。」
等、食事に関しての知識を圧倒的に身につけていた。否定だけでなく、代替案も一緒に提示してくれるのが頼もしい。食事制限を生まれてはじめてする私にとって、松崎トレーナーはトレーニングのみならず、食事の面でもコーチそのものだ。
次は、ライザップ期間中に使用するライザップタッチというアプリの説明。これがとっても使いやすい。自分の体重と基礎代謝、目標体重と体脂肪率入力すると、1日に摂って良い
の量が算出される。
私の場合は糖質50g(すくなければ少ないほどよい)、タンパク質112.4g、脂質が116.7gと算出された。それをベースに朝の体重、体温、排便の有無、朝ごはん、昼ごはん、夜ご飯、夜の体重を記入する項目がある。
食事は料理毎に記入する。料理を記入すると、その料理に入っている糖質、タンパク質、脂質が自動で登録されるようになり、レーダーチャートとしてアプリに反映されるのだ。
これがとても便利。自分が何をどれくらい食べれば、どの栄養素がどれくらい増えるのか。次の食事には何を食べれば良いのか、アプリでの可視化により、アクションが明確になるという典型例が体験できた。
食事記入をスタートして驚いたのは、主食以外にも、あらゆる食べ物に少しずつ糖質が入っていることだった。たとえば朝にカップ味噌汁、卵2個分の目玉焼き、コンビニで売ってるサラダチキン。昼におでんの卵×2、大根×2、こんぶ×3、ほたて×2、しらたきを食べたとすると、これだけで糖質が35gも入っているのだ。
主食を食べずとも、おにぎり1個分の糖質を摂取していることになるのは、驚きだった。口に入れるもの1つ1つ、敏感に糖質を意識していこうと思った。
いよいよ、トレーニングがはじまった。
まずはスクワット。
太ももの筋肉は大きいので、基礎代謝を高めるためには最も鍛えるべき筋肉の1つである。
スクワット15回を3セットなので45回。片足スクワット15回を2セットずつ、両足で60回行った。
私は小学校から大学までサッカーをやっていたので、下半身の筋肉には自信がある。タックルやショルダーチャージに滅多に負けなかったので、サッカーをやっていた人のなかでも下半身の筋肉は強い部類に入ると思う。それでも、合計たった100回そこそこのスクワットが終わったときには、生まれたての子鹿のように足が震えた。
スクワットって、こんなにキツかったっけ?
トレーナーの松崎さんによると、筋トレはやり方や姿勢によって効果効率がまったく違うらしい。つまり、私がこれまで行っていたスクワットは、正しい姿勢じゃなかったのだ。正しいスクワットではなかったのだ。
スクワット後、次は腹筋を鍛える筋トレ。仰向けで水平に寝た状態で、腹筋を使って足を90度あげる。これも15回を3セット行った。
これもキツい。腹筋もキツかったが、足の筋肉もあげるために手の筋肉も使う。まさに全身を使う運動だった。
今回は説明の時間もあり、これにてトレーニング終了。たった2種目だったのに、ものすごく疲れた。
1回目のライザップを通じて学んだことは
ということだ。
現状を把握し、目標を定め、日々の重要指標を可視化し、実行する。これは、日々のビジネスで使っている目標達成フレームとまったく一緒である。ボディメイクの場合、重要指標が体重や体温、食べたものの糖質、タンパク質、脂質になるだけだ。
併せて、アプリ「ライザップタッチ」が提供している「可視化」の価値は、日々のモチベーション管理に大いに役立つ。「数値をまとめて可視化するだけで、こんなにも感じ方が違うのか」というほど、秀逸なユーザー体験を提供してくれる。こちらも自分のビジネスに生きる学びになった。
目標達成フレームとモチベーション管理。
ライザップでは、ボディメイクを通じて、日々の仕事にも活きるヒントを学ぶことができるのも、貴重な経験といえる。