クリティカルシンキングの練習の仕方は?3つの基本姿勢とは?

クリティカルシンキングとは物事を批判的に考えることを指します。3つの基本姿勢があり、それらは外せない要素です。クリティカルシンキングを練習するには3つの方法があります。それを習慣化させることで身につくでしょう。この記事ではクリティカルシンキングの3つの基本姿勢と練習の仕方についてまとめました。

クリティカルシンキングとは?

クリティカルシンキングとは、物事を批判的に考えることを意味します。

問題点がないか、改善できるところはないかと常に考え続けるのです。

クリティカルシンキングは、意識すれば突然できるものではありません。

普段から練習をしておく必要があるのです。とはいえ、難しい訓練はいりません。

3つの基本姿勢と3つの習慣を身に着ければ、あなたもクリティカルシンキングができるようになりますよ。

 

クリティカルシンキングの3つの基本姿勢

まず、クリティカルシンキングにおいて重要な3つの基本姿勢をマスターしましょう。

3つの基本姿勢

  1. 目的は何か常に明確にする
  2. 目的にあったフレームワーク
  3. 問い続ける

1.目的は何かを常に明確にする

クリティカルシンキングでまず大切なことは、何が目的で思考を行っているのかを常に明確にしておくことです。

思考の目的が不明確だと、無駄な論理を組み立てて時間を浪費してしまいます。

また、最初は明確な目的に基づいた思考を進めていても、途中から目的を見失っていることもあります。

思考が進むにつれて、本題から徐々にそれてしまうことが考えられるからです。

そこで、思考が一段落するたびごとに、目的を再認識することをオススメします。

2.目的にあったフレームワーク

クリティカルシンキングでは、目的にあったフレームワークを設定することも必要です。

目的に合わせて、何を重点的に考えるべきかを判断します。

用いやすいフレームワークは5W1Hです。

5W1Hのなかでも重要なのが「Why?」です。

どんな物事にも何らかの理由があるはずです。何となく受け流すのではなく、しっかりと理由を考えましょう。

また、何らかの行動をする際には「How?」によって手段を考えてみてもよいでしょう。

クリティカルシンキングの目的に応じて、最適なフレームワークを選択してください。

3.問い続ける

問い続けることもクリティカルシンキングにおいて必須です。

1度でも満足して問いを投げかけるのをやめてしまうと、思考が先に進みません。

思考が進み、優れた考え方に近づいてきたと感じても、問い続ける姿勢を失わないようにしてください。

問い続けることが難しいと感じた場合は、自分の意見のマイナス面を積極的に探してみましょう。

せっかく自分が考えているだけに、ついつい良い面にばかり目が行きがちです。

自分の意見に反対の立場の人たちがどう考えるのかをイメージしながら、問い続ける姿勢を継続することをオススメします。

 

3つの習慣

クリティカルシンキングの練習をするためには、以下の3つのことを習慣づけるのがオススメです。

いずれも日常生活の中で心がけられるポイントです。すぐにでも取り組めます。

3つの習慣

  1. 身近な人に「具体的」に話す
  2. 会話を曖昧にしない
  3. 「事実」と「思い」を混合しない

1.身近な人に「具体的」に話す

まず、身近な人と話をする時に、具体性を持たせることがクリティカルシンキングの練習になります。

話をする時に、身近な人とは分かり合えている部分が多いですよね。

そのため、どうしても話が抽象的になりがちです。

しかし、具体的に話をする習慣をつけることでクリティカルシンキングの訓練になります。

具体的に話を進めるためには、自分の伝えたい内容を工夫する必要があるからです。

2.会話を曖昧にしない

会話を曖昧にしないことも大切です。

ビジネス等の場面で会話内容を明確にすることは必須です。

ビジネスにおいてはすでに意識できている人もいると思います。

しかし、さらにクリティカルシンキングの力を高めるためには、日常生活での会話からも曖昧さを減らすことが重要です。

例えば「明日の天気はどう?」と聞かれたとしましょう。

この質問に対して「まあまあだね」と答えて会話が終了した場合、会話は曖昧なままですよね。

晴れの時間帯が長そう、という意味で「まあまあ」と回答していたとしても、気温が低すぎたり、高すぎたりする場合は快適とは言えません。

外出時には注意が必要ですよね。

「明日の気温は今日と比べて高い?」などと質問すれば、会話内容が明確になります。

日常生活では曖昧な会話が多くなりがちです。

クリティカルシンキングの練習をするためにも、会話の途中で曖昧になっている部分がないか、きちんと確認する習慣づけをしていきましょう。

3.「事実」と「思い」を混合させない

事実と思いを混同させないことが大切です。

人間は「こうあってほしい」という願望を抱きます。

そして、事実として確定していない事柄であっても、願望の強さによって思いを事実と混同してしまうことがあるのです。

例えば「米国が利上げすれば米ドル高になる」という考え方がありますね。

一般的には正しいと思われがちですが、必ずしもそうとは限りません。したがって、事実とは言い切れないのです。

ところが繰り返し「米利上げ→米ドル高」の流れを経験していると、米利上げニュースによって米ドル高になるはずだ、なってほしいという思いが生まれます。

しかし、実際には米利上げで経済が混乱すると判断され、円高ドル安になるかもしれません。

思いが強くなったがために、事実と混同してしまうのです。

このようなバイアスのかかった状態では、クリティカルシンキングは難しくなります。

 

今この瞬間から

クリティカルシンキングは、少しの意識改革をしておけば日々練習することができます。

今この瞬間から変えることは可能なのです。

常に問い続ける姿勢を持つことや、会話内容を明確にする習慣をつけることなど、日々の小さな取り組みから見直してみてください。

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