クリティカルシンキングの具体例は?看護やビジネスに役立つ?教育は?

クリティカルシンキングとは物事に対する批判的な考え方です。クリティカルシンキングは様々な分野で求められ、応用できます。しかし、日本では海外に比べてクリティカルシンキング教育が進んでいません。クリティカルシンキングは様々な場面に役立ちます。この記事ではクリティカルシンキングの定義、応用分野、クリティカル・シンキング教育についてまとめました。

クリティカルシンキングとは?

クリティカルシンキングとは、物事に対する批判的な考え方です。

現状に対して受動的になるのではなく、自ら現状を批判的にとらえることで、新たな気づきを生むことができます。

思考は、時間をかけさえすればよいわけではありません。

よりよい思考をするためにも、クリティカルシンキングをしっかり意識しましょう。

クリティカルシンキングは、アイデアを磨き上げる際にも役立ちます。

どれほど良いと思えるアイデアであっても、批判的な見方をすれば、何らかの課題が見えてくるはずです。

課題を1つずつクリアしていくことで、より良いアイデアになります。

クリティカルシンキングは誰でも身に着けることのできる技術です。

そして、誰でも生活や仕事において活用することができます。

ぜひクリティカルシンキング力を早期に身に着けてしまいましょう。

 

ビジネスにおけるクリティカルシンキング

ビジネスにおいて、クリティカルシンキングができることは重要です。

クリティカルシンキングを行うことによって、議論の質を上げられるからです。

一見すると議論をしているつもりでも、生産性に乏しい雑談になってしまったという経験をしたことが誰しもあると思います。

特に比較的大人数で意見交換する場合は、全員が自分の考えを100%言葉で表現することは困難です。

そのため、自分がどのような役割を果たすべきなのか、参加者の発言にはどのような意図があるのかを各自考える必要があります。

個人レベルのクリティカルシンキング

個人レベルでもクリティカルシンキングを活用できます。

例えば、ビジネスプランを練る場合を考えてみましょう。

プランの概要を決定する段階で、ある程度プランの優秀さは確認しているはずです。

しかし、優秀さを確認できていればいるほど、落とし穴にはまる可能性があります。

人間は1度あるものが好ましいと感じてしまうと、好ましくない部分に気づきにくくなるからです。

優秀なプランとして詳細を詰めていってしまうと、大きな問題を見落とす可能性もあります。

早めの段階でクリティカルシンキングをしておけば、大事に至らずに済むのです。

 

看護におけるクリティカルシンキング

クリティカルシンキングは、看護においても役立ちます。

ビジネスではクリティカルシンキングができると望ましい、という程度でした。

しかし、看護ではクリティカルシンキングができないと患者の命に危険が及ぶことさえも考えられます。

看護に関わる人は、クリティカルシンキングができるようにしておくのがオススメです。

看護に携わっていると、様々な作業が重なることがあります。

時期によって患者数も異なるでしょうし、欠勤する看護師がいる場合などは特に多忙となります。

多忙になってもスムーズに看護作業を進められる知識や技術は身に着けているはずです。

しかし、無意識に作業を進めることは危険性もはらんでいるのです。

時間に余裕があるときなら、わずかに生じた疑問であっても、じっくりと時間をかけて解決することができます。

しかし、多忙となるとついつい小さなサインは見逃してしまいがちです。

小さなサインが大きなトラブルを示唆していることも考えられます。

クリティカルシンキングを常に行うことで、現状に問題がないかを効率よく判断できます。

 

クリティカルシンキング教育

ビジネスや看護に役立つクリティカルシンキングですが、どの程度クリティカルシンキング教育が行われているのでしょうか。

また、クリティカルシンキング教育の効果はどの程度期待できるのでしょうか。

まず、日本で行われているクリティカルシンキング教育は限られています。

一部の学問分野において、批評的精神を養うことが推奨される程度です。

一方で、海外では学問分野の壁を越えて、カリキュラム全体を通じてクリティカルシンキング能力を高められるような学び方が可能となっています。

クリティカルシンキングを特定の学問分野でのみ活用するスキルとはとらえていないのです。

したがって、クリティカルシンキング教育は海外のほうが進んでいると言えます。

クリティカルシンキング教育を行えば、学問だけではなく、実社会でも役立ちます。

ビジネスの場面はもちろん、家庭においてもより良い意思決定に役立つからです。

日本でもアメリカ等の取り組みを見習い、分野にとらわれないクリティカルシンキング教育を進めることが求められます。

 

一旦立ち止まって考え直す

クリティカルシンキングは様々な分野で応用できます。

クリティカルシンキングという名称を知らなくても、無意識のうちにクリティカルシンキングをしていることがあると思います。

社会にとって自分の意見を持つことは大切です。

ただ他人の意見を鵜呑みにしてしまうのではなく、一旦立ち止まって批判的に考え直してみましょう。

新たな気づきは、当たり前を疑う姿勢や物事を批判的に捉えてみるところから生まれますよ。

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