20代におすすめの転職エージェント全15選!選び方は?そもそも使ったほうが良い?転職サイトとの違いは...
2017.5.26
2017.5.26
2016年11月24日木曜日18時。体重77kg、体脂肪率24.6%。
11月に東京で雪が降ったのは50年ぶりの日、私はライザップの初回カウンセリングを受けるため、ライザップ中目黒店に行った。
まずはじめに、カウンセリングシートを記入するように渡される。
本当に様々なことが記入できるようになっているシートだ。
この中で最も考えたのは「なぜライザップに通おうと思ったのか」だった。
痩せたいから。それは確かにそうなんだけれど、なぜ痩せたいのか。痩せたい理由を、痩せたいから以上に考えたことがなかったので、考え込んでしまった。考えた結果、私には痩せたい理由が2つあった。
1つは、会社を成功させたいから。
起業してからのこの1年、すべての状況が変わった。起業する前は誰もが知っている会社に勤務していたので、名刺が私に信頼を与えてくれていた。その名刺さえあれば、社会的な信頼を得られる。見た目なんて問題じゃなかった。ただ、いまはその信用力は使えない。初めて会う人からすれば私は、知らない会社の名刺を持った、小太りのおっさんなのだ。
またある時、メンバーが冗談っぽく「太っている人に厳しいことを指示されても、説得力ないんですよね」と言った。指示に説得力がないなんて、経営者として致命的な欠陥だ。
はじめて会う人には小太りのおっさんにみられ、メンバーには説得力がないといわれる。経営者が太っているということは、事業リスクそのものだと気づいた。
2つめは、健康になりたいから。
32歳の健康診断ではじめて再検査になり、精密検査を受けた。精密検査では、脂肪肝と診断をされた。人生で初めて、内臓系の不調が宣告されて、ショックを受けた。
医者には「32歳で脂肪肝って、どういうことですか?」と言われた。本来その質問をしたいのはこちらの方なのだが、先生の表情や場の空気から「すみません」と謝った。謝ると医者は、「別にいいんですよ、あなたのカラダなんだから」と言った。
この時、気づいた。
確かにそうだ。自分にとって絶望感すら感じることも、医者にとっては他人事なのだ。自分のカラダは自分で守るしかない。言葉にすると当たり前のことが、腑に落ちた瞬間だった。
ライザップの松崎トレーナーとのカウンセリングのなかで、痩せたい理由を告げると、松崎トレーナーは黙って、目を見て、頷きながら聴いてくれた。
すべての理由を話し終えた後、
「では和田さんは、ボディメイクに成功するしかないわけですよね」
と聴かれた。
ここまで痩せたい理由を熱心に語ったあと、こう聴かれて、Noとはいえない。結果にコミットは、結果にコミットさせるからこそ、掲げられるキャッチコピーなのだ。結果にコミットさせるのが、ライザップの価値なのだと思った。
その場でライザップに通うことを決めた私は、早速その後
といった、基礎的な部分を中心にレクチャーを受けた。
カウンセリング担当をしてくれた松崎トレーナーが、この2ヶ月、私のトレーニングを担当してくれるらしい。私よりも10歳程若い23歳。若いのに誠実でしっかりしているのは、30分のカウンセリングで伝わった。彼は「トレーニングを覚えて欲しい。」と言った。ライザップに投資することで得られるリターンは、健康で引き締まったカラダだけではない。
健康を維持する一生ものの知識のほうがむしろ重要だと仰った。
一時的にやせるのではなく、この先の健康を考える。素晴らしいトレーナーだと思った。最後に松崎トレーナーは「和田さんが痩せた後のことを想像したら、鳥肌が立ってきましたよ」と仰ってくれた。とても頼もしいと思ったけれど、この時はまだ、この後経験する地獄のトレーニングを体験していなかった。
人は変われる。
ライザップが掲げるメッセージだ。確かにその通りだし、実際私も変わることができたと思う。ただ、ライザップを体験した者からすると、少しだけ付け足したい。
人は、信頼できる仲間と一緒になら、変われる。
これが正確な表現と思う。トレーナーの松崎さんは、ボディメイクのパートナーとして信頼できる仲間であり、私の師匠だ。彼がいなければ満足のいく成果は得られなかったかもしれない。そこまで思えるほど二人三脚で伴走してくれた。
トレーナーのスキルと人間性を競争優位にしたビジネス。自己管理市場を作りだし、ビジネスシーンに旋風を巻き起こしているライザップの付加価値の本質は、ここにあると思う。
ライザップ総まとめはこちらからご覧いただけます。