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2019.11.5
2019.11.5
ライザップでははじめに、痩せるロジックを学びます。
疑問点は納得がいくまで質問ができます。
私の場合、すべての質問に対して担当トレーナーの松崎さんが的確に答えてくれました。
人それぞれ、ダイエットに対する様々な考え方があるので「これが正解」というつもりはありません。
今回は私が「ライザップで学んだロジック」をご紹介します。
KPIとはKey Performance Indicatorの略で、「成果をあげるための重要指標」のことです。
ビジネスの世界で用いられる言葉ですが、ライザップにおいて最初に教わることもまずはKPIの重要性でした。
「KPIは体重ではなく体脂肪率にせよ」
私はこれまで、ダイエットとは体重を落とすことだと認識していたので、この考え方はパラダイムシフトでした。
松崎トレーナーは、
だと教えてくれました。
なぜなら多くの人が求めているのは「体重を減らすこと」ではなく「引き締まったカラダを手に入れること」だからです。
カウンセリング時に見せて頂いた写真でも、同じ体重で体脂肪率25%の人と15%の人では、見た目が劇的に違いました。
また、体脂肪を落とさずに体重を落とすダイエットをやると一時的に体重は減るものの、すぐに戻ってしまったり、筋肉も落ちて基礎代謝も下がったりするので、痩せにくいカラダになると教わりました。
「この2ヶ月において、脂肪代謝の時間を最大化することが成功指標です」
と松崎トレーナーは仰っていました。
的確にビジョンを提示して頂いたので、わかりやすかったです。
「体重ではなく体脂肪を減らす」
「脂肪代謝の時間を最大化する」
この2つはよくわかったのですが、次の問題は「人のカラダは糖代謝が優先される」ということです。
カラダに糖があるうちは、脂肪代謝は開始されません。
カラダから糖をなくし、脂肪代謝を開始するために必要なのが、糖質制限なのです。
脂肪代謝状態のうちは、何をしても脂肪が減ります。スマホを観てても寝ていても脂肪が減少していきます。
脂肪代謝を維持するために糖質制限はするべきですが、タンパク質摂取も欠かしてはいけません。
理由は筋肉が落ちるからです。
筋肉が落ちると基礎代謝が下がり、脂肪燃焼効率が下がり、痩せにくいカラダになります。
「ダイエットはしたいけど、ムキムキになりたくなりからタンパク質は摂りたくない」
という人もいますが、これはタンパク質摂取の目的を間違えている考え方です。
タンパク質は痩せやすいカラダを維持するために必要な栄養素なのです。
タンパク質と同時に、脂質も摂取する必要があります。
私は当初「脂質を摂取する」ことに違和感がありました。
そこで
「脂肪を落とす時期に脂質を摂るなんて本末転倒じゃないですか?」
と松崎トレーナーに質問しました。
結論、脂質を摂らないと体脂肪が落ちづらくなります。
脂質制限状態だとカラダは、飢餓を感じ、「栄養素をカラダに蓄えておこう」というモードに切り替わります。
電化製品の充電が減ると、省エネモードに自動で切り替わるのと同じ状態がカラダにも起こるのです。
この問題は、適度に脂質を摂ることで解決できます。
ライザップでは、MCT(中鎖脂肪酸)などの天然成分の脂質を朝に摂取することが推奨されていました。
MCTオイルは「シリコンバレー式 自分を変える最強の食事(ダイヤモンド社)」でも紹介されています。
私自身、ライザップ期間中から朝にMCTオイル入りコーヒーを飲み始め、ライザップ終了後も継続して飲んでいます。
これらの痩せる理由を理解した上で、日々の生活をしていきます。
ライザップ期間中に取り組むことは、以下の3つに分けられます。
ライザップ中に行った減量メソッド
ライザップを経験したうえで、最も重要だったのは食事です。
運動も重要ですが、運動は週2回で1回50分だけです。
食事は1日3回で毎日行うことなので、運動の頻度とは圧倒的な差があります。
基本は
「糖質を摂らない」
「タンパク質と脂質を摂る」
ですが、それ以外にも重要なポイントが3つあります。
1つは
朝食、昼食と夕食の割合を
にすることです。
多忙なビジネスパーソンは飲み会や会食など、夕食の割合が増えてしまうことも多いと思いますが、
が重要でした。
朝と昼に食べすぎても翌朝の体重は増えませんでしたが、夜に食べすぎると翌朝の体重が1〜2kgのレベルで増えます。
いままで私は
「あんなに頑張ったのに一気に体重が増えて心が折れる」
という理由でダイエットを挫折してきました。
その根本原因は、夕食の割合だったということにも気づけました。
2つ目は
です。
糖質制限中は食べ物の量が減るので、便が出づらくなります。
便がお腹にたまると、その分体重も重くなりますし、栄養素の吸収力も落ちてしまいます。
タンパク質と脂質はとりながらも、糖質の少ない野菜の摂取が推奨されていました。
私は野菜があまり得意ではないので、ほうれん草やキャベツ、玉ねぎなど好きな野菜だけを食べて、ニンジンやピーマンなど苦手な野菜は食べませんでした。
3つ目は
です。
私は
の3つを摂っていました。
ライザップ期間が終了した今も継続して摂っています。
ライザップには公式サプリメントが販売されていましたが私には高級品でしたので、市販のサプリメントを選びました。
プロテインは朝と夕方の摂取が義務付けられていたので、自宅とオフィスに袋とシェイカーを1つずつ置いて、基本いつでも摂取できるようにしました。
2ヶ月のライザップでは、週に2回、計16回のトレーニングがありました。
1回50分のプライベートトレーニングです。
1回目から最後まで伴走してくれるトレーナーが、私の状態にあわせてメニューや重さを決めてくれます。
本格的なトレーニングをはじめて行う私には、はっきり言って、地獄のキツさでした。
50分間、インターバルの少ないペースで5〜6種類のメニューを行いますし、1つ1つのメニューも「あがるかあがらないか」という重さがほとんどなので、トレーニング終了直後はいつもフラフラ。
翌朝は全身筋肉痛が当たり前という状態でした。
トレーニングのポイントは「追い込む」こと。
松崎トレーナーが言うには
ようです。
「ホントかよ」と思いながらあげる最後3回が本当にキツい。
これまでの人生で体験したことないほどの負荷が、筋肉それぞれの部位にかかります。
ここまで追い込むと前述のとおりフラフラになるのですが、その後は爽快感がまっています。
激しい筋トレの後は、テストステロンという男性ホルモンが分泌されます。
テストステロンには、
があるのです。
私自身、筋トレ後のやる気に満ち溢れる感覚がとても好きです。
その後の仕事もはかどりますし、思考もポジティブになります。
筋トレ前に「憂鬱だ」と考えてことも筋トレ後には「イケるぜ」と根拠なく思えるのです。
私の場合、翌日のお昼くらいまでその効果を感じられました。
テストステロンやドーパミンの効果は「筋トレが最強のソリューションである(自由国民社)」に詳しく紹介されています。
ライザップ後、トレーナーを付けずに何度か筋トレをしていますが、テストステロンが出るまで追い込めていません。
自分の限界からあと3回あげるために、これからも週に1〜2回、トレーナーをつけてトレーニングを行おうと考えています。
ちなみに私は、有酸素運動はほとんど行っていません。
「トレーニングの後にドーパミンが大量に出ているテンションで家まで45分歩いて帰る」
「朝、子どもを保育園まで送る」
「休日に家族サービスで多めに歩く」
程度です。
実際にトレーニングウェアに着替えてランニングしたのは2ヶ月のうちたった1度でした。
それも寒くて3kmくらい走ってさっさと帰りました。
つくづく私は、自分ひとりでは何もできないなと思います。
ライザップには会員専用の「RIZAP touch」というアプリがあり、このアプリで日々の計測ができます。
これは本当に秀逸なアプリです。
を記録していきます。
写真のように食べたものを記録すると食べたものの栄養素から
が計算され、グラフになるのです。
トレーナーからコメントでフィードバックをもらえる機能もついているので
「昨日は夜の食事、脂質多すぎです」
「朝は野菜少ないです」
「タンパク質も摂りすぎると脂肪になります」
等、毎日フィードバックが来ます。
経営学の父ピーター・ドラッカーの名著「マネジメント(ダイヤモンド社)」では、
とされています。
トレーニング期間中、松崎トレーナーは私にとって、ドラッカーのいう「マネジャー」そのものでした。
私は日々ビジネスをしていますが、ビジネスにおいて「必ず結果が出る」状態は存在しません。
結果に繋がるだろう行動はできても、結果に繋がるかどうかは最後までわかりません。
ライザップでは、正しい方法で継続すれば「必ず結果が出る」方法論を教わることができました。
ライザップの方法は、人体の構造上、カラダが引き締まらないといことが起こるはずがない方法です。
日々「必ず結果が出る」状態の保証がないビジネスパーソンの立場から見ると、この「必ず結果が出る」状態がおもしろく感じます。
痩せたい人、筋肉を付けたい人、元気を出したい人、ストレス発散したい人。
目的はなんでもいいですし、方法はライザップでなくてもいいです。
ぜひ食事と筋トレを意識して管理する生活をスタートしてみてください。
ハマります。
ライザップ総まとめはこちらからご覧いただけます。