転職

転職エージェントの裏事情を知ると見える3つのデメリット

転職エージェントは、うまく使えば転職活動の大きな手助けとなります。特に初めての転職でノウハウがわからない時など、お世話になるメリットは大きいのですが、反面デメリットも存在します。この記事では、転職エージェントを活用する際に気を付けておくべきデメリットについてまとめました。

デメリット1「不本意な案件に押し込まれる」

  • 「転職することで○○を実現したい」

といった明確な目標がある場合は別ですが、

  • 「今の仕事が気に入らない。変えるには転職がいいのかも」

といったなんとなくの理由で転職エージェントのところに行く場合は要注意です。

 

転職エージェントのビジネスに利用されないように

転職エージェントのビジネスモデルは、求職者と企業の間を取り持ち、入社が内定して年収が確定したら、その20~30%程度を報酬として受け取るというものです。

どれだけ手間がかかっても、転職を確定させなければ、売上は0円なのです。

 

未経験OKで大量採用をしている企業であれば、内定は比較的獲得しやすいものです。

一方、20代で経験が浅く専門性が低いということは、まだどんな方向にでも進んでいける可能性があるとも言えます。

 

なんとなく転職は決まりやすい案件

腕利きエージェントであれば、この二者をマッチングさせることはたやすいのです。

転職に際して明確な意思や目的がない場合、この決まりやすい案件に押し込まれてしまう可能性があります

 

学生時代のイメージと実際の仕事のギャップに悩んで転職に踏み切ったのに、流されてまた不本意なところに入社してしまった、というような悪いスパイラルに陥らないように注意が必要です。

 

デメリット2「マッチングしてもらえない」

転職マーケットにおいて、商品はその人自身です。

経験の幅や年数、仕事の習熟度や地頭の良さなどによって、引く手あまたの人もいれば、なかなかオファーをもらえない人もいます。

 

転職エージェントが扱いやすい人材

転職エージェントにとって、扱いやすい人材というのが存在します。

  • 若い
  • 素直で柔軟性がある
  • 営業経験がある
  • 希望年収が高すぎない

以上のような人材は、マッチングを決めやすいと言われています。

 

エージェントは企業側に

「この人御社にいいですよ、ぜひ会ってみてください」

と売り込まなくてはいけません。

 

若くて素直で柔軟性があって、転職先でも馴染みやすそうな人の方がオススメしやすいわけです。

 

また営業職の募集は、景気の良し悪しや業界に関わらず一定数存在します。

案件数が多ければマッチングの可能性も高まりますから、営業経験者の転職も支援しやすいのです。

 

転職エージェントが扱いづらい人材

では、逆に扱いづらい人材とはどういう人なのでしょうか。

  • ニッチな業界・仕事の経験しかない
  • 例え優秀でも、偉そう・理想が高すぎる
  • 受け身で積極性に欠ける
  • 約束や締切を守らない

以上のような人は、扱いづらいと思われてなかなか案件を紹介してもらえない傾向にあるといえます。

 

ニッチな経験しかないという場合、ドンピシャな案件が出てくれば即決できる可能性が高いのですが、そもそも案件数が少ないのでなかなか決めにくいのです。

 

また、経験値よりも人間的側面について言及されることも多いです。

エージェントも人間です。

お互い気持ちよくコミュニケーションを取れるよう心がける必要があります。

 

エージェントにも業界・職種によって得意・不得意が存在しますから、自分のスペックに合うエージェントを選ぶことも大切です。

 

デメリット3「悪いエージェントに当たると時間がかかる」

エージェントを使うメリットの1つは、スケジュールや条件調整を肩代わりして迅速に話をまとめられることです。

 

信頼性はあるのか

ただ、面接候補日時を伝えたのにも関わらずなかなか返信をくれない、ようやく連絡があったと思ったら希望とは大幅に異なる条件を提示してきた、といった悪いケースもあります。

 

中途採用の場合、いい人がいてお互いに話がまとまれば、その時点で採用活動終了となります。

そのため本来はスピーディな対応が必須なのです。

 

にもかかわらず返信がないというのは信頼性に欠ける行為です。

 

転職エージェントの企業理解は?

転職エージェント経由の応募者と一般公募の応募者との違いは、企業情報や仕事内容の理解度の高さです。

エージェントが間に立ち、公開されているものよりさらに詳しく突っ込んだ情報を提供してくれますから、仕事内容や社風など、一般公募より深く理解できるはずです。

 

それなのに実際に企業と面接してみたら話が違う、といったケースも耳にします。

その内容ならば応募しなかった、という場合もあるでしょうし、正しく理解するのにまた時間を要します。

 

交渉はしっかりしているか

年収などの条件については、ある程度は交渉の余地があるものです。

 

希望通りになるとは限りませんが、ちゃんとしたエージェントならば

  • 「こちらの提示した条件に対して相手がどう反応したか」
  • 「実際の落とし所はこのくらいになりそうだ」

など報告をしてくれます。

  • 情報が正確ではない
  • 時間がやたらかかる
  • 進捗状況を報告してこない
  • 交渉力に疑問がある

以上のような場合は、違うエージェントを頼ることも視野に入れることをオススメします。

 

エージェントと信頼関係を築く

もちろん悪い転職エージェントばかりではありませんし、真摯に対応してくれる人もたくさんいます。

ただデメリットを知ることで、もしそのようなエージェントに当たったときに迅速な対応ができます。

 

また、きちんと信頼関係を築いて質の良い支援を受けられるよう、転職者側としても努力が必要です。

 

転職者が望む転職先を見つけるためには、自分のことをさらけ出さなければなりません。

エージェントを信頼して自分がどういう人材か把握してもらうことが、信頼関係を築く第1歩です。

 

信用できる転職エージェントを見つけるために

転職サイト「リクナビNEXT」によると、転職決定者の転職エージェント利用社数は平均4.2社です。つまり、転職に成功している方は複数の転職エージェントを利用しているということです。

 

まずはじめに4~5社程度の転職エージェントに登録し、そこから信頼できる2~3社に絞っていくことをおすすめします。それ以上登録すると手間が多くなってしまい、どこの転職エージェントに対しても中途半端になってしまう可能性があるからです。

 

それでもまだ不安がありましたら、担当コンサルタントとの相性が悪い恐れがあります。担当コンサルタントが合わないと感じたら、すぐに変更してもらうようにしましょう。

出典:リクナビNEXT

 

総合型と特化型を組み合わせる

転職エージェントは、

  • 総合型転職エージェント:求人が豊富
  • 特化型転職エージェント:目的別に求人を絞っている

の2つに分けられます。

 

それぞれのタイプでメリット・デメリットがあるので、置かれている状況に合わせて

  • 希望業界・職種はあるが、まだ決めかねている方→総合型3つ+特化型1つ
  • 希望業界・職種はあるが、まだ決めかねている方→総合型2つ+特化型2つ
  • 希望業界・職種がすでに決まっている方→総合型1つ+特化型3つ

といったように、総合型や特化型を組み合わせて併用することをおすすめします。

 

総合型転職エージェントまとめ

これら大手総合型転職エージェントはどこも求人数は豊富です。まずは、この中から、相性のいいエージェントを見つめましょう。

1.パソナキャリア

大手転職エージェントの一角で、丁寧なサポート体制です。

パソナキャリアについては、パソナキャリアを徹底解説!特徴、デメリット、おすすめの人は?にさらに詳しく紹介しています。

 

2.リクルートエージェント

非公開求人10万件以上、日本最大級の転職エージェントです。

リクルートエージェントについては、リクルートエージェントはどんな転職エージェント?評判は?利用すべき?にさらに詳しく紹介しています。

 

3.doda(デューダ)

主に20代〜30代を対象にした、総合型転職エージェントです。全国規模で求人をカバーしており、その数は非公開求人も含めて10万件以上となっています。利用者の属性としては、第二新卒・既卒・フリーターから、ハイキャリア・管理職までが想定されています。

また、女性の転職に特化したページも用意されています。定期的に転職フェアやセミナーが開催されており、転職ノウハウや、キャリアアップのヒントなどを得ることができます。

dodaについては、doda(デューダ)とはどんな転職エージェント?にさらに詳しく紹介しています。

 

4.マイナビエージェント

主に20代〜30代を対象とした総合型の転職エージェントです。全国の求人をカバーしており、特に優良な中小企業の求人を多く扱っています。求人票だけでは分からない、企業の社風や雰囲気、入社後のキャリアパスといった情報を網羅しており、後悔のない転職を実現させる手助けをしています。また、第二新卒や女性に特化した転職情報が載っているサイトもあります。

マイナビエージェントについては、マイナビエージェントを徹底解説!特徴、サポート、求人、登録や利用法まとめにさらに詳しく紹介しています。

 

あの業界・職種に強い!?特化型転職エージェントまとめ

1.IT・web系に強い

ワークポート

転職決定人数部門で4回連続1位を獲得したことがあり、IT系や未経験からのキャリアチェンジに強みがあります。

ワークポートについては、ワークポートを徹底解説!転職エージェントはどこを利用すべき?にさらに詳しく紹介しています。

 

type転職エージェント

非公開案件約80%です。転職した人の約71%が年収アップに成功しているエージェントですが、首都圏在住の方限定です。

type転職エージェントについては、type転職エージェントの特徴は?評判と口コミ!にさらに詳しく紹介しています。

 

2.20代・第二新卒に強い

マイナビジョブ20’s

マイナビジョブ20’sは、マイナビの20代特化版です。キャリアカウンセリングや適正診断などが充実しており、転職するどうか悩んでいる人にも適しています。

まずは転職相談から、と考えているなら、マイナビジョブ20’sを利用してみましょう。

マイナビジョブ20’sについては、マイナビジョブ20’sとは?20代におすすめする転職エージェントの支援内容とは?にさらに詳しく紹介しています。

 

ウズキャリ

20代や第二新卒を対象にした転職エージェントがウズキャリです。求人を厳選している点が特徴です。

サポートに時間をかけるスタイルで、適性診断や面接アドバイス、模擬面接など、様々なサポートが受けられます。

離職率や労働時間、社会保険の有無、雇用形態など、掲載企業に厳しい基準を定めています。

ウズキャリについては、ウズキャリ第二新卒、既卒とはどんな転職エージェント?違いはあるの?にさらに詳しく紹介しています。

 

3.海外・コンサル・金融・外資系に強い

JACリクルートメント(ジェイエイシーリクルートメント)

主に20代〜30代のハイキャリア・管理職に就いている人を対象にした、総合型転職エージェントです。全国の求人をカバーしており、特にコンサルや外資系企業に力を入れています。高品質のハイキャリア案件を多く扱っているため、更なるキャリアアップを狙うことができます。また、面接対策やキャリア面談をしてくれるコンサルタントの質の高さにも定評があります。

JACリクルートメントについては、JACリクルートメント(ジェイエイシーリクルートメント)を徹底解説!特徴やメリットとデメリットは?にさらに詳しく紹介しています。

 

ロバートウォルターズ

ロバートウォルターズは、世界28ヶ国で人材紹介ビジネスを展開する外資系転職エージェントです。

アドバイザーは全員バイリンガルであり、バイリンガルスペシャリストの転職において、17年以上の優れた信頼と実績を築いています。

世界有数のグローバル企業を初め、ベンチャー企業や中小企業に至るまで、幅広い企業の求人を取り扱っており、専門分野は多岐に渡ります。

ロバートウォルターズについては、ロバートウォルターズは実際にはどんな転職エージェント?にさらに詳しく紹介しています。

 

 

4.マーケティング・広告・経理系に強い

MS-JAPAN(エムエスジャパン)

MS-JAPAN(エムエスジャパン)は税理士、経理、公認会計士などに特化した転職エージェントです。

キャリアアドバイザーの多くが経理業界に精通しているので、専門的なアドバイスが期待できます。オリコン顧客満足度ランキングで1位になっており、信頼が持てるエージェントです。

専門性が高いので、経理職へ転職を決めている方は必須で登録することをオススメします。業界知識や専門性についてのレベルは高くないので、専門的なエージェントと併用することをオススメします。

MS-JAPAN(エムエスジャパン)については、MS-Japan(エムエス ジャパン)とはどんな転職エージェント?より効果的に利用するために知っておきたいことにさらに詳しく紹介しています。

 

マスメディアン

「マスメディアン」は広告、マスコミ業界に特化した転職エージェントです

広告業界の著名メディア「宣伝会議」が運営しているので、広告業界の転職に強いです。「電通」「博報堂」「アサツーディ・ケイ」といった大手広告代理店への転職を多数実現しています広告業界へ転職を考えている方は登録必須の転職エージェントです。

マスメディアンについては、マスメディアンについて解説!どんな人が登録している?取り扱っている職種や取引先企業まとめにさらに詳しく紹介しています。

 

5.アパレルに強い

クリーデンス

アパレル・ファッション専門の、業界最大級の転職エージェントです。

求人の多さや充実したサポートに特徴があります。登録ユーザー数は14万3000人、求人企業数は2800社以上で、大手アパレルや人気セレクトショップ、インポート・ラグジュアリーブランドなど、幅広い求人を扱っています。

非公開求人を含めて常時1700件以上の求人があり、非公開求人数は70~75%を占めます。アパレル業界で転職するなら、まず登録しておくべきエージェントと言えるでしょう。

クリーデンスについては、クリーデンスはどんな転職エージェント?アパレル業界1位の実力とはにさらに詳しく紹介しています。

 

PARDO(パルド)

アパレル業界の転職エージェントで、正社員・契約社員のほか、派遣・紹介予定派遣の案件も扱っています。

アパレル接客販売を学ぶ研修制度があり、未経験でも転職前にスキルを身につけることができます。扱う職種も幅広く、ラグジュアリーブランド・オフィスワークなど、充実しています。

 

6.看護師・薬剤師に強い

ナース人材バンク(看護師特化)

ナース人材バンクは、看護師に特化した転職エージェントです。転職実績が10万人以上と、看護業界のトップレベルの実績数を持っています。

また、各地方に営業所があり、地域レベルでの求人にも細かく対応しています。地方の個人病院などを探している人にもオススメできる転職エージェントです。

求人数も業界トップクラスのため登録しておくことをオススメします。

ナース人材バンクについては、ナース人材バンクについて解説!向いている人の特徴、登録から採用までのフロー、退会方法、求人についても解説!にさらに詳しく紹介しています。

 

薬キャリ(薬剤師特化)

「薬キャリ」は薬剤師に特化した転職エージェントの中でも口コミ評判が高いエージェントです。

病院勤務での薬剤師求人数が業界最大級で、他社平均の約2倍も病院の求人比率が高いです。全国の1/3薬剤師が登録していて、コンサル満足度は95%とかなり高いです。

キャリアアップ・年収アップが得意なエージェントでもあります。薬剤師の転職でとにかく求人が欲しいという方やキャリアアップを狙っている方は「薬キャリ」に登録することをオススメします。

薬キャリについては、薬キャリはどんな転職エージェントなのか?薬剤師シェアNo.1の実力にさらに詳しく紹介しています。

 

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