【基礎】株式とは何か?|初心者にもわかりやすく解説

株式とは株式会社が広く資金を集める際に発行されるものです。PER、PBR、配当利回りなどから株価を判断できます。購入方法は大きく3つに分かれます。日経平均株価、TOPIX、JPX日経400は日本で代表的な指数です。ニュースなどで聞く株とは何なのでしょうか?この記事では株式の定義、株価の予想の仕方、購入方法、株価指数といった基本的なことをまとめました。

株式とは?

株式とは、

  • 企業が市場から必要なお金を集めるために発行されるもの

です。

単純に株と呼ばれることのほうが多いです。

 

リスクを分散し容易に資金を集める

株式に発行することで企業はリスクを分散できるうえに、容易に資金を集めることができます。

 

例えば、事業を広げるために1億円が必要になったとします。

1億円を1人から借りようとした場合、投資してくれる人を見つけるのは難しいでしょう。

10万円を1000人から借りようとした方が投資してくれる人を見つけやすくなります。

 

万が一企業が倒産したとしても、10万円なら1億円と比較して、投資家も人生に大きな影響はないでしょう。

 

株式と社債の違い

企業が株式を発行するのには、返済しなくてもいいというメリットもあります。

 

社債ですと、一定の期間内に返済をする義務があります。

株式は出資という形ですので返済する必要はありません。

 

代わりに投資家は、株式を買うと通常は経営権の一部を手に入れることができます。

企業が利益を得た場合、持っている株式の割合に応じて分けてもらうことができます。

 

利益配分のことを配当と言います

 

株式を買うということは企業の一部を所有することであるといえます。

株式を持つ人を株主といいます。

 

株式の売買

株式は一般的には他の人に株式を売ることもできます。

株式には株価という値段がついており、株価は常に変動しております。

 

会社の所有や配当のためでなく、変動を利用して儲けるために投資をする投資家もいます。

 

安い時に買って高く売ることで得られる利益のことをキャピタル・ゲインといいます。

株式は投資する先として大きなマーケットがあります。

 

株式投資は年収アップのひとつの方法

株式は投資の手段として活用されることが多いです。

株式投資は、年収をアップさせる方法の1つといえます。

年収をアップさせたいと考えている人には以下の記事もオススメです。

 

 

株価はどうやって見極める?

株式の値段である株価は様々なものに影響を受けます。

景気の流れや国際情勢、政治といった社会の流れに影響を受けます

 

為替や金利など他の金融市場の影響を受けることもあれば、企業の業績や決算発表といった企業のパフォーマンスの影響を受けることもあります。

他にも自然災害や天候など人が関与できない自然までもが株価を左右します。

 

多くの株価を決定する要因があるなか、多くの株式投資家は代表的な投資尺度を利用して大体の株価を見極めています。

投資尺度自体も「PER」「PBR」「配当利回り」「ROE」「配当性向」と色々なものがあるのですが、代表的なものは以下の3つです。

3つの代表的な投資尺度

  1. 株価収益率
  2. 株価純資産倍率
  3. 配当利回り

1.株価収益率(PER, Price Earnings Ratio)

株価が利益当たり何倍まで買われているかを表す指標です。

「PER=株価÷1株当たり利益(EPS)」

投資の際には業績予想に基づく予想PERの方が主に使われます。

PERが高ければ割高で、低ければ割安と判断できます。

業種や事業内容によって適正PERが異なるため一概に言えないものの、日本株は約13倍が大まかな基準といえます。

 

2.株価純資産倍率(PBR, Price Book-value Ratio)

株価が企業の持つ資産価値の何倍であるかを表す指標です。

「PBR=株価÷1株当たり純資産(BPS)」

PERも高ければ割高で、低ければ割安と判断できます。

理論上、PBR=1倍が基準となります。PBRが1以下であれば、解散するだけで儲かるからです。

PBRが1を下回っている際は、業績悪化といった悪材料が反映されているか、市場が安値のまま見落としているかの2つが考えられます。

可能性自体は多くはないものの、市場が見落としている時にはお得な銘柄であるといえます。

 

3.配当利回り

株価に対して配当がどれだけあるかを表す指標です。

「配当利回り=1株当たりの配当÷今の株価×100」

PERやPBRと異なり、配当利回りが高ければ魅力が多くで、低ければ魅力が少ないと判断できます。

配当が多ければ株主優待が充実しているためです。

日本経済新聞によれば、2016年12月16日時点における東証一部の全銘柄の配当利回りの平均は約1.64%です。

ただ、配当利回りは企業の業績を表しているものでないため、PERやPBRと共に判断する必要があります。

 

 

株式はどうやって買う?

株式は平日(年始年末を除く)の午前9時~午後3時に取引がされています。

証券取引所で取引され、日本には

  • 東京
  • 大阪
  • 名古屋
  • 札幌
  • 福岡

にあります。

ただ、個人が証券取引所に参加することはできません。

証券会社に口座を開設して上場企業が発行する株式を購入する必要があります。

 

株式を購入する際には売買する株式数によって以下の3つの方法で購入することができます。

株式の3つの購入方法

  1. 単元株式
  2. 株式ミニ投資
  3. 累積投資制度

1.単元株式(通常取引)

通常、株式を売買する時には単元に合わせて売買をする必要があります。

単元とは株式のまとまりのことです。

単元株が100株であった場合は200株、300株といった形で単元株の倍数で売買しなければなりません。

単元ごとに買うことから、一定額以上の資金が必要になるというデメリットはあるものの、手数料が一番安い、基本的な株式投資方法であるといえます。

2007年では、1株、10株、100株、200株、2000株…といった形で企業が自由に決めることできたことから様々な単元がありました。

近年では取扱を簡単にするために単元を統一する動きがあります。

2014年には100株と1000株の2種類に集約され、現在では上場会社の約79.6%が100株単位になっています。

今後も100株に統一されていくことが予想されます。

 

2.株式ミニ投資

株式ミニ投資は単元株式の10分の1単位で売買できる株式取引です。

「ミニ株」と呼ばれることもあります。

投資できる銘柄は証券会社によって異なり、場合によっては取り扱っていない場合もあります。

単元株と比較すると少ない資金で気軽に取引を始められるというメリットがあります。

 

ただ、株式の名義人は取引証券会社の株式ミニ投資口名義となり、議決権を行使する事はできません。

配当金や株式分割に関しては問題なく得ることができます。

 

大きなデメリットとしては、リアルタイムでの売買ができないということが挙げられます。

株式ミニ投資は買いたいと思って申請をした次の日の最初の値段で取引されます。

買いたいと思った時の価格から高くなっていることが往々にしてあるのです。

 

リアルタイムでの売買ができないことから短期取引には向かず、中長期投資のために主に利用されます。

似たような投資方法に単元未満株取引があります。

 

3.株式累積投資

株式累積投資とは、一定額で株式を毎月を購入する投資方法です。

「るいとう」とも呼ばれます。

 

株価によって買う株式の値段が異なるため、長期的に続ければ比較的に安定した価格で株式を買うことができます。

株式累積投資は1万円以上かつ1000円単位で購入量を決めることができ、少額の資金で買い入れができます。

株式ミニ投資と同様に、配当金や株式分割は受けられるものの、議決権はありません。

 

 

日経平均株価とは?TOPIXやJPX日経400って?

日本の株価の指数は主に以下の3つがあります。

3つの株価指数

  1. 日経平均株価
  2. TOPIX
  3. JPX日経400

1.日経225(日経平均株価)

日本の株価指数で最も代表的なものです。

株式市場で人気の企業を集めた株価の平均値です。

一部の企業の影響を受けやすく、値動きが激しいです。

東証1部のうち約1割の企業しか含まれていないことから必ずしも株式市場全体を表しているとはいえないことがあります。

また、製造業が多く含まれることから、為替の影響を受けやすいです。

 

TOPIX(東証株価指数)

TOPIXは東証1部の全銘柄で構成された指数です。

企業規模に応じた調整がなされているため、銘柄への依存度が低いことが挙げられます。

そのため、偏りが少なく市場全体の動向を表しているといえます。

ただ、時価総額の高い銘柄(規模が大きな会社)の影響を大きく受けます。

更に値動きが日経225と比較して遅いのが難点です。

 

JPX日経400

JPX日経400は企業指標が良い銘柄で構成された指数です。

2014年にできた指標で、日経平均株価やTOPIXよりも歴史が浅いといえます。

TOPIXよりも変動幅が少ないのが特徴です。銘柄の入れ替えの早さが問題に上がることがあります。

 

 

世界情勢に影響を受ける株式

株式はもともと企業が資金を集めるためのもので経営権の一部でした。

 

現在では投資家にとっては経営権よりもキャピタルゲインを目的とした金融商品の1つの方が馴染みが深いのではないでしょうか。

株式市場は奥が深いものの、基本的なことをしっかりを抑えることで理解する際に役に立ちます。

 

株式を知るだけで利益を挙げられるとは限らないものの、第一線で活躍するためには必須であるといえるでしょう。

株式投資を考えていない方も株式について理解を深めることで、世界情勢や経済状況をより深く理解することができます。

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