「スタンフォードの自分を変える教室」に学ぶ!良いことをするとご褒美が欲しくなるのはなぜ?

この記事の結論は「行動を善悪で判断するとご褒美が欲しくなる」です。「さっきの授業は頑張ったからこの授業は寝てしまおうか」なんて思ったことはありませんか。よく考えれば、さっきの授業と今受けている授業は関係ないのはわかりますね。私たちはなぜいいことをするとご褒美がほしくなるのでしょうか。ケニー・マクゴニガル著「スタンフォードの自分を変える教室」(大和書房 2012年)をもとに、自分へのご褒美が欲しくなる理由をまとめました。

ご褒美が欲しくなるのはなぜ?

shutterstock_318211301

「いいこと」を行ったあとにご褒美が欲しくなるのは理由があります。

「いいこと」をしたと感じると「頑張ったんだから少しくらい」と、自分に害のある行動をご褒美だと思い込み、自ら正当化してしまいます。心理学者はこの現象を「モラル・ライセンシング」と名付けました。

自分の行動を善悪で判断してしまうと、モラル・ライセンシングによって大切な目標を忘れてしまい、ご褒美がほしくなってしまうのです。

 

モラル・ライセンシングの具体例は?

shutterstock_314450531

モラル・ライセンシングと言われてもピンとこない人もいますよね。ここでは、モラル・ライセンシングの具体例をまとめました。

 

やることリスト

「やることリスト」を作っただけで満足してしまい、結局本来の仕事が終わらなかったという経験がある人も多いでしょう。これは、モラル・ライセンシングが原因です。

やることリストを作ることを「いいこと」をしたと考えたことでモラル・ライセンシングが発生します。そのため「やることリスト」だけで満足してしまい、仕事をやろうとしなくなってしまったのです。

 

トレーニング機材

体を鍛えようと思って買ったダンベルを、一度も使わずに倉庫に中にしまった経験はありませんか?これもモラル・ライセンシングの影響です。

買ったことに満足しただけでなく、「明日は今日よりも時間があるはずだ」と考えたことにも原因があります。「後で挽回できる」と思うと、自分に甘い選択をしてもよく感じてしまうのです。

 

自分自身の価値観を評価しよう

shutterstock_332215418

この記事を読んで、自分へのご褒美を無くしたい人へのアクションアイテムは

「行動ではなく努力した姿勢を評価する」です。

授業や仕事を行うこと自体に善悪はありません。本当に評価すべきは、授業や仕事をこなす姿勢です。そしてその姿勢を生み出したのは、その結果こうなりたいという自分自身の価値観なのです。

最初から自分の価値観を評価するのは難しいので、まずは自分の努力を評価してみましょう。努力のみに集中すれば、行動を善悪で判断しなくなり、モラル・ライセンシングに陥らなくなりますよ。

あわせて読みたい

カテゴリー