意思決定でのリスクを減らす5つプロセス

意思決定とは、なんらかの目的を達成するための案を選択、決定することです。リスクのない意思決定はありません。プロセスをしっかりすることでリスクに対処することができます。文化的背景も意思決定に影響を与えています。意思決定の際にいつも時間をかけすぎてはいないでしょうか。意思決定の構造を知れば早い意思決定をすることができるかもしれません。この記事では意思決定についてまとめました。

意思決定とは?

意思決定とは、

  • なんらかの目的を達成するための案を選択・決定するということ

です。

 

ビジネスの世界や日常生活では日々、意思決定に迫られるものです。

もう少しこうすればよかったとか、別のやり方をしておけばよかったということはよくある話です。

 

では、よりよい選択とはなんでしょうか。

 

意思決定について考えることは、目的を達成するために何をすればいいのかを考えることでもあります。

 

よりよい選択

よりよい選択というものはあるのでしょうか。

 

意思決定を迫られるのは物事が不確定な時です。

結果が出ている時には案を選択する必要はありません。

 

意思決定をする時点では、これが正しいということをいえる人は予言者でもないかぎりひとりもいないのです。

不確定な中にある限られた情報をもとに選択をするしかありません。

 

つまり、ノーリスクの意思決定はないといえます。

 

リスクを減らす意思決定の5つのプロセス

ノーリスクの意思決定はありませんが、リスクを減らすことは可能です。

リスクを減らすためにはいくつかのプロセスをへて意思決定を行う必要があり、有効な意思決定には共通したプロセスがあるといわれています。

 

それは集団、個人に限った話ではありません。

 

5つのプロセス

意思決定のプロセスとしては1970年代にケプナー・トリゴー社によって開発されたプロセスが有名です。

同社によれば、効果的な意思決定のプロセスは5つのステップの思考プロセスがあるということです。

ステップ プロセス 内容
1 状況把握 何のために何を決めるのかを明確にする。
何が起きていて何をすべきかという問いを立てる。
2 問題分析 なぜ目的が達成できていないのかを明確にする。
3 決定分析 問題にたいしてどのように対応すべきか案を作る。
4 リスク対策 リスクを最小限にするにはどうすればいいか明確にして対策を講じる。
5 実行 以上のプロセスの結果、選択した案を実行する。

以上のプロセスは、効果的な意思決定だった事象を分析した結果抽出されたものです。

リスクを減らした失敗の少ない意思決定のプロセスといえます。

 

意思決定の方法は?文化的背景は?

世界を見渡せば様々な意思決定の仕方があることがわかります。

 

様々な意思決定の方法

集団になると集団の意思をまとめるために様々な意思決定の方法がとられます。

 

国の意思決定の方法を見ると分かりやすいかもしれません。

北朝鮮や中国のような独裁国家では、国のトップの判断にしたがうという方法がとられます。

これをトップダウンといいます。

 

民主国家においては、選挙という意思決定をします。

また、文化的背景によっても意思決定の方法は変わってくるといわれています。

 

日本の文化的背景

日本における意思決定は、礼儀やコンセンサスを大事にするといわれています。

日本は古くから村社会といわれ関係性を重要視します。

 

ロジックとしての最適の方法ではなく、皆が丸く収まる方法をとろうとします

そのために時間がかかるともいわれています。

 

不祥事が多い日本企業にはこのような背景があるのです。

文化的背景など、重要とする価値観によって意思決定の方法が変わるということがわかっています。

 

意思決定の際に最も大切なことは?

意思決定でリスクは避けられません。

 

意思決定のプロセスでリスクを明確にし、対処することが有効な意思決定をするための方法の1つです。

また、集団や文化的な背景によっても意思決定が変わってくることもあります。

 

集団としての意思決定に関わるにせよ、個人で意思決定するときにせよ、大切なのは自信を持って選択して実行するということです。

意思決定する時点では誰も結果のわからない状態にあるのです。

 

しっかりと目的に対応し、リスクを明確にした上で最後に頼れるのは自信です。

意思決定の構造をはっきり理解すれば、意思決定の際に踏み切る基準にすることができます。

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