自助論

【悩める現代人へ】スマイルズ著『自助論』とは?内容、要約、名言まとめ

自助論は「天は自ら助くる者を助く」という有名な言葉から始まる1859年発行の成功談集です。「自分が自分にたいする最良の支援者であれ」という精神に貫かれた不朽の名著です。会社の仕事や様々なことが忙しく、本来自分がしたかったことを見失っていませんか。自助論は他人に振り回されるのではなく自分の目的にたどりたくために指針になってくれるはずです。この記事では、スマイルズ著「自助論」についてまとめました。

自助論とは?

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天は自ら助くる者を助く

 

という言葉を聞いたことのある方も多いと思います。

この1文から始まるの本が「自助論」です。

 

サミュエル・スマイルズの1859年発行の著書です。

 

本のタイトルからもわかるように「自分が自分に対する最良の支援者であれ」ということを書いた成功伝集です。

 

300人の成功談

欧米人300人の成功談を集めており、現在に至るまで150年にわたり読み継がれてきた不朽の名著です。

 

日本では、1871年に当時幕府の留学生だった中村正直が自助論を翻訳、

  • 「西国立志編」

として出版されました。

 

「西国立志編」は出版から明治終わり頃までに100万部以上売れ、近代日本の基礎を作る上で大きな影響を与えたといわれています。

 

著者のサミュエル・スマイルズはどんな人?

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サミュエル・スマイルズ(1812年〜1904年)はイギリスの作家、医者です。

 

92歳まで生きました。

 

スマイルズの著作

主著としては

  • 『自助論』
  • 『向上心』

などがあります。

 

スマイルズの名言

またスマイルズは名言を多く残したことでも知られています。

  • 自分で自分を押さえることのできない人間は、どんなことであるにせよ、たいしたことは出来ない
  • 1000回の憧れより、たった1度の挑戦のほうがずっと価値がある
  • 外部からの援助は人間を弱くする。自分で自分を助けようとする精神こそ、その人間をいつまでも励まし元気づける
  • 鉄を熱いうちに打つだけでなく、鉄を熱くなるまで打ち続けなくてはいけないのである
  • 楽観性を育て上げる教育は、知識や素養をめいっぱい詰め込むよりはるかに重要な教育といえる
  • もしチャンスが来ないなら、自分でチャンスを作り出せ

 

自助論の要約は?

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では、自助論はどのような内容なのでしょうか。

自分で読んでみることをオススメしますが、ここでは分かりやすく内容をご紹介します。

 

自助の精神

スマイルズは自助論の中でこのようにいっています。

自分で自分を助けようとする精神こそ、その人間をいつまでも励まし、元気づける

そして

自分に対して「最良の援助者」になれ

自助論はこの精神に貫かれた内容となっています。

 

時間の使い方

スマイルズは人生には暇な時間などなく、常に自分を前に進めていくことを説いています。

 

具体的には、

  • 毎日1時間でいいから、無為に過ごしている時間を何か有益な目的のために使ってみると良い
  • 私が成功したのは、何事でも定刻の15分前から仕事を始めていたおかげだ
  • 「時は金なり」はむしろ「時は金以上なり」というべきだ。

などという言葉がでてきます。

 

時間を正しく活用すれば、自己を啓発し、人格を向上させ、個性を伸ばしていけるということです。

 

価値を生み出す

意志を持って生きるというのは、われわれには一番身につけやすい習慣だ。だから、強く確固たる意志を持つよう努力しなさい

1日1歩でも前進する生活習慣を身につけよといっています。

芸術家として他に秀でようと思ったら、気が向こうと向くまいと、朝も昼も夜も一心不乱に制作に打ち込むべきだ。それはもはや楽しみの域を超え、苦行と呼ぶにふさわしい

自分の求めるものに価値がないと思わず、仕事は自分で得られる最大の資本だといっています。

 

考え方

  • 注意力、勤勉、正確さ、手際の良さ、時間厳守、迅速さ(ビジネスの6の原則)
  • たとえ実現はできないとしても、人生に高い目標を持つことは少しも無駄ではない。生活と思考に高い規準を設けて暮らす人間は、確実に進歩向上する。

など成功する考え方の基本も書かれています。

 

自助論から学ぶ理想の生活習慣は?

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自助論は、才能を重視していません。

ある特定の分野に秀でたものだけに通用するものではなく、私たちひとりひとり誰でも有効な方法をまとめたことが、自助論が長く読まれる理由かもしれません。

 

つまり

  • 才能ではなく、勤勉という習慣を身につけよ

ということが最大のテーマとなっています。

 

1日少しの時間、物事でいいから、何か自分に対して価値のあることを行うこと。

 

「何も生みださない生活」と決別する意思を持つことが大切です。

 

自分を助ける

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自助論の内容を見てきて、息苦しい精神論だと思う方もいるかと思います。

しかし、1番大事なことは自分を自分で助けることなのです。

 

現在、日本では「社畜」などの言葉が出てくるように、会社に対する精神論が力を得ているのかもしれません。

自助論の1番のテーゼは「自分が自分の最良の支援者になる」ことです。

 

自分が求めることを自分で知ることが大事です。

様々な環境があり、自分を振り返ることが難しいほど忙しいビジネスパーソンもいるかと思います。

 

しかし、1歩立ち止まって自助論を思い出してください。

きっとあなたの人生に新しい活路を見出してくれますよ。

 


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