新卒就活

就活の志望動機は必要?入社後に邪魔になる?理由は?

この記事の結論は「日本の大企業に就職すると、就活時の志望動機は入社後に邪魔になることもある」です。エントリーシートや面接において、さまざまな企業から回答を求められる志望動機。志望動機が明確であればあるほど就活には有利に働く傾向にあります。ただ、日本の大企業に就職する場合、強い志望動機を持てば持つほど、入社後に邪魔になることもあるのです。

 

就活で志望動機が必要な理由は?

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「あなたの当社への志望動機はなんですか?」

この質問がされる理由は「企業の採用担当が、自社への入社意欲を判断するため」です。人事部が担うことが多い採用担当者には、採用計画において「何人採用する」という目標が課されています。

せっかく内定を出しても他社への入社を選び、自社に入社してもらえないことがあるのが採用担当者から見た新卒採用の怖さです。就活で志望動機を聞き入社意欲を判断するのは、自社に入社するほどの動機を持った人材なのかを把握するためでもあるのです。

 

就活での志望動機は入社後に邪魔になる?理由は?

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「入社意欲が高い人」のほうが「入社意欲が低い人・不明瞭な人」よりも評価されるのが就活のセオリーです。

ですので、就活生たちは知恵を絞って志望動機を考え、「自分のやりたいことはこの部署のこれだ」という結論を出します。ただ、実際に就活生を新入社員として預かる大企業の事業部側からすると「自分のやりたいことが明確に決まっている新入社員」は歓迎していないこともあります。企業は「自分がやりたいことを行う場所」ではなく「事業戦略で決めたことを行う場所」だからです。

「10年後世界が壊れても、君が生き残るために今、身につけるべきこと(山口揚平氏 2015年著)」という本にも「就活や人事面接でのNGワードは『自分は○○を将来やりたいです』ということだ」としています。

「社会とは他人に貢献することのみを基軸として成り立っている空間」だからというのがその理由です。「学生が何をやりたいかなんて会社は興味がない」ともしています。学生には刺激が強いメッセージかもしれませんが、社会の仕組みをシンプルに捉えている考え方の1つですね。

もちろん大企業に入り、希望通りの仕事ができる人もいますし、入社後の成果によっては希望の部署への異動が叶うこともあります。ただ、希望通りの仕事が任されない人にとっては、入社時の志望動機や入社後にやりたいことが明確であればあるほど、それ以外の仕事を任されたときの足かせになることもあるのです。

 

就活時の志望動機どおりの仕事ができる企業を選ぶ

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この記事を読んで「自分のやりたいことを入社後すぐに実現したい」と思った方のアクションアイテムは

「日本の大企業に入社しない」ことです。

企業規模が小さくなればなるほど、新卒採用であっても、採用する人に任せる仕事が決まっており、自分のやりたいことを入社後にすぐに実現できる可能性が高まります。

もちろん日本の大企業が総合職として新卒の学生を採用し、適性や会社の状況から配属を決めることは極めて合理的な手法です。合理的だからこそ、今後も続きます。働く個人の動機や意志を優先する仕組みになっていないだけです。

一度しかない人生「自分にとって本当にやりたいことを仕事にしたい」と考えている人にとっては、大企業に入社をする方がリスクといえますよね。

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