【マーケティング②】マーケティング戦略の事例とは?失敗は?マーケティングを学ぶためには?

セブン・イレブンの高級プライベートブランド「セブンゴールド」はマーケティング戦略の成功事例です。ただコカ・コーラ社など大手企業でも失敗することがあります。マーケティングを学ぶには2つの方法があります。マーケティングと聞くと「販売戦略」と思えてしまいます。しかし、定義から考えると意義は違います。本当の意味でのマーケティングとは何でしょうか?この記事ではマーケティングの起源、重要な要素であるSTP、マーケテイング戦略の事例について2回にわたってまとめました。「その1」はこの記事の最下部にあるので合わせてご覧ください。

マーケティング戦略の事例とは?

「その1」でマーケティングの基本について説明してきました。そこで、具体的なマーケティング事例を見て、よりマーケティングに対する理解を深めましょう。

具体例として扱うのは、セブン・イレブンの高級プライベートブランド「セブンゴールド」です。マーケティングの難しさと面白さを示してくれる事例です。

プライベートブランドは、ナショナルブランドと比べて価格が抑えられる傾向があります。そのため、価格に敏感な消費者をターゲットとして製造するのが基本と考えられていました。

しかし「セブンゴールド」ブランドは、高級プライベートブランドとして登場しました。今では、ナショナルブランドよりも高い価格でも買ってもらえるブランドとなっています。

もしセブンゴールド登場前に消費者の意向を尋ねれば、大半の消費者は高級プライベートブランドを好まなかったと考えられます。ところが、実際にブランドを登場させれば、消費者から高い人気を誇ることとなりました。

マーケティングを行うことは大切です。しかし、マーケティングによって得られた表面的な結果を捉えるだけでは不十分です。消費者の心の奥底に潜むニーズをつかむことができてこそ、真に素晴らしいマーケティングと言えるのです。

 

マーケティングを学ぶためには?

マーケティングを学ぶ方法は大きく分けて2つあります。

  1. 自分でマーケティングを行う
  2. 大手企業のマーケティング戦略に着目する

1.自分でマーケティングを行う

1つは、自分自身がマーケティングを行うことです。何らかの商品やサービスを自ら販売することによって、マーケティングの経験を積むことができます。

商品やサービスを販売すると言っても、企業で営業部門に配属される必要は必ずしもありません。

現在では気軽にネットショップを開設することができます。ネットショップで自分の手作り品や中古品を販売してみても良いかもしれません。

より良い商品を、より良い価格で販売することは売上アップにつながります。

ここで重要なのは、品質や価格を工夫するだけでなく、対象顧客に思いを馳せることです。

自分の商品やサービスを買ってくれそうなのはどんな人たちかイメージすることで、より楽しく販売に取り組むことができます。販売実績も上がれば、なお嬉しいですね。

2.大手企業のマーケティング戦略に着目する

なかなか自分で商品やサービスを売るのは自信がないという方は、大手企業のマーケティング戦略に着目してみましょう。CMを見て、どの顧客層をターゲットとしているのかを考えるだけでも、マーケティングの勉強になります。

さらに興味がある人は、企業がHPなどで開示している投資家向け情報を確認するのがオススメです。

投資家向け情報にはどのような販売戦略をとっているのかについて記載されていることが多いです。各企業のマーケティング戦略に対する理解が深まれば、投資をしたい場合にも役立ちます。

 

マーケティングの失敗とは?

マーケティングは時として失敗します。大企業ですらマーケティングにおいて失敗することがあるのです。

実際に失敗事例を見てみましょう。日本でも多くの飲料を販売しているコカ・コーラ社が1985年に起こした失敗について取りあげます。

コカ・コーラ社は有力な競合ブランドとしてペプシが登場したことから「New Cokeブランド」の展開を行いました。

コカ・コーラ社はテイスティングの結果、最高品質と考えられる製品を送り出しました。しかし「New Coke」は消費者には不評でした。不評だった理由は「New Cokeはコーラではない」でした。

消費者は従来のコーラを好んでいたため、変化を嫌ったのです。決してNew Cokeの品質が気に入らなかったわけではありません。

顧客が従来のコーラブランドに強い愛着を感じていることを把握しきれなかった点が、コカ・コーラ社の失敗でした。

一見するとテイスティングによってえらばれた新製品を送り出すことは理にかなっています。しかし適切なマーケティングを行わなければ市場には受け入れられないこともあるのです。

 

ニーズの把握が鍵

マーケティング調査を行っても、消費者の素直な感覚がつかめるとは限りません。セブンゴールドの例からわかるように、消費者の潜在ニーズをくみ取ることも求められるのです。

マーケティングは深みのある分野だとわかります。

また、コカ・コーラ社といった大企業でもマーケティングに失敗することがあります。常に相手の立場顧客の立場で考えるのが非常に大事になってくるのです。

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