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【銀行志望者必見】平均年収の高い銀行ランキングTOP10

平均年収が高い銀行ランキングTOP10の中でメガバンク全てがランクインしています。地方銀行も4行がランクインしました。各銀行のデータを分析することで、平均年収が高い理由や今後数年程度の平均年収の推移を予測することができます。銀行でも就職先によっては平均年収に大きな差があることをご存知でしょうか。年収は個人のライフイベントを全うするのに大切な要素です。この記事では、主要バンクの平均年収ランキングをまとめました。

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主要バンクの平均年収ランキングTOP10

銀行 平均年収, 年収ランキング

金融庁の銀行免許一覧によると、2016年10月現在日本国内に日系銀行は141行存在しています。外資系銀行は含まれていません。

その中で平均年収上位10行は以下のとおりです(出典:東京商工リサーチ)。

順位 銀行名 平均年収
1位 三井住友銀行 830万1000円
2位 東京スター銀行 821万7000円
3位 スルガ銀行 798万4000円
4位 三菱東京UFJ銀行 787万3000円
5位 新生銀行 782万円
6位 あおぞら銀行 777万円
7位 静岡銀行 766万2000円
8位 横浜銀行 761万4000円
9位 みずほ銀行 757万8000円
10位 阿波銀行 745万9000円

ランキング1位の三井住友銀行と10位の阿波銀行は約85万円の年収差があります。もちろんランク10位以降になれば給与差は大きくなるので、三井住友銀行はかなりの好待遇であることがわかります。

3メガバンクは全てトップ10位以内に入っています。

地方銀行も4行がランクインしています。3位にランクインしているスルガ銀行は本店を静岡県沼津市に構えています。厚生労働省「賃金構造基本統計調査」によると、2015年の静岡県の平均年収は約465万円です。単純計算すれば、スルガ銀行の行員は県平均の約1.7倍の収入を得ることができます。

 

ランキングTOP5を分析

銀行 平均年収, 年収ランキング

以下、ランク5位まで入った銀行の分析です。

1位:三井住友銀行

収益の推移

三井住友銀行の有価証券報告書(2016年3月末)によると、2012年〜2016年度の過去5年間の経常収益(売上高)、経常利益、当期純利益は以下の表のとおりです。(三井住友銀行連結の結果)

期間(通期) 経常収益 経常利益 当期純利益 経常利益率
2016年 3兆590億2200万円 9303億3200万円 6801億6200万円 30.4%
2015年 3兆1994億900万円 1兆1989億5500万円 7369億400万円 37.4%
2014年 3兆1059億9200万円 1兆2987億3800万円 7856億8700万円 41.8%
2013年 2兆8106億8100万円 9287億1300万円 7345億1400万円 33.0%
2012年 2兆6879億1100万円 8579億1900万円 5338億1600万円 31.9%

過去5年間で経常利益を約3711億1100万円伸ばしました。5年前に比べて約112.1%の伸びです。2016年に経常利益が減少したのはマイナス金利政策によって利ざやが減少したことが主な要因です。

行員データの推移

有価証券報告書によると、2012年〜2016年の過去5年間の三井住友銀行単体の行員データは以下の表のとおりです。

期間(通期) 平均年収 平均勤続年数 平均年齢 行員数
2016年 830万1000円 13年4ヶ月 36歳6ヶ月 2万8002人
2015年 879万5000円 14年2ヶ月 37歳3ヶ月 2万6416人
2014年 831万8000円 12年2ヶ月 36歳0ヶ月 2万2915人
2013年 799万1000円 12年10ヶ月 36歳1ヶ月 2万2569人
2012年 792万7000円 12年5ヶ月 35歳8ヶ月 2万2686人

三井住友銀行の平均年収は過去5年間で約37万4000円増えました。約4.5%の伸びです。2016年では平均年収は前年と比べ、マイナスになりました。

三井住友銀行の年収は会社の実績に対して敏感に反映されていることがわかります。マイナス金利政策がいつまで続くのか、マイナス金利下でも利益を拡大できる体制を整えることができるか注視する必要があります。

2位:東京スター銀行

収益の推移

東京スター銀行の有価証券報告書(2016年3月末)によると、2012年〜2016年度の過去5年間の経常収益(売上高)、経常利益、当期純利益は以下の表のとおりです(東京スター銀行連結の結果)。

期間(通期) 経常収益 経常利益 当期純利益 経常利益率
2016年 691億200万円 174億1900万円 110億9200万円 25.2%
2015年 765億9300万円 249億6100万円 164億9400万円 32.6%
2014年 651億9700万円 149億2600万円 101億7400万円 22.9%
2013年 679億7200万円 106億2300万円 45億400万円 15.6%
2012年 754億1800万円 86億400万円 26億7600万円 11.4%

東京スター銀行の収益は過去5年間で約63億1600万円減少しました。一方で、経常利益は約88億1500万円の増加です。結果からみればより利益率の高い経営状況になりました。

行員データの推移

有価証券報告書によると、2012年〜2016年の過去5年間の東京スター銀行単体の行員データは以下の表のとおりです。

期間(通期) 平均年収 平均勤続年数 平均年齢 行員数
2016年 821万7000円 6.8年 40.8歳 1552人
2015年 821万2000円 6.6年 40.8歳 1435人
2014年 810万5000円 6.6年 41.0歳 1298人
2013年 828万5000円 6.5年 41.5歳 1198人
2012年 733万1000円 6.1年 41.2歳 1151人

過去5年間で平均年収は約88万6000円上がりました。平均年収が最も高かった2013年度から一度減少に転じましたが、再び平均年収が上がってきています。

東京スター銀行は平均勤続年数から見て分かるように、中途入社の行員が多くいます。ゆえに平均年収も高いと推察されます。

3位:スルガ銀行

収益の推移

スルガ銀行の有価証券報告書(2016年3月末)によると、2012年〜2016年度の過去5年間の経常収益(売上高)、経常利益、当期純利益は以下の表のとおりです。(スルガ銀行連結の結果)

期間(通期) 経常収益 経常利益 当期純利益 経常利益率
2016年 1394億3000万円 563億9500万円 367億1700万円 40.4%
2015年 1311億1400万円 534億500万円 328億9100万円 40.7%
2014年 1212億9200万円 461億1000万円 276億700万円 38.0%
2013年 1112億4100万円 362億4700万円 212億4100万円 32.6%
2012年 1072億9700万円 297億1700万円 155億6000万円 27.7%

スルガ銀行の収益は過去5年間で約321億3300万円増加しました。経常利益率の変化が顕著であり、2015年に40%を超えました。無駄な支出を抑えていることがわかります。

行員データの推移

有価証券報告書によると、2012年〜2016年の過去5年間のスルガ銀行単体の行員データは以下の表のとおりです。

期間(通期) 平均年収 平均勤続年数 平均年齢 行員数
2016年 798万4000円 18.1年 42.0歳 1567人
2015年 793万1076円 18.1年 41.9歳 1577人
2014年 797万6720円 18.0年 41.9歳 1576人
2013年 772万6005円 18.0年 41.8歳 1575人
2012年 761万4185円 17.6年 41.1歳 1599人

過去5年間で平均年収は約36万9815円増加しました。日銀主導のマイナス金利政策で各銀行が利ざやの縮小によって苦戦しているものの、過去5年間で2016年の平均年収が最高額になっています。

スルガ銀行は行員の平均勤続年数の長さに伴い、平均年収が高いものと考えられます。新卒で就職する際には若手行員がいくら年収をもらっているか確認することをオススメします。

4位 三菱東京UFJ銀行

収益の推移

三菱東京UFJ銀行の有価証券報告書(2016年3月末)によると、2012年〜2016年度の過去5年間の経常収益(売上高)、経常利益、包括利益は以下の表のとおりです。(三菱東京UFJ銀行連結の結果)

期間(通期) 経常収益 経常利益 当期純利益 経常利益率
2016年 4兆337億9600万円 1兆837億100万円 6858億3500万円 26.9%
2015年 4兆289億4400万円 1兆2212億円 7316億2200万円 30.3%
2014年 3兆5994億2800万円 1兆2175億3400万円 7543億2300万円 33.8%
2013年 3兆4193億700万円 1兆709億2800万円 6735億1400万円 31.3%
2012年 3兆2959億1400万円 9317億900万円 5443億2400万円 28.3%

三菱東京UFJ銀行の経常収益は2012年から2016年までの5年間継続して増加を続け、約7400億円増加しました。約22%の増益です。ただ、経常利益は2015年以降減少傾にあります。利ざやが縮小しています。

行員データの推移

三菱東京UFJ銀行の有価証券報告書(2012年3月末〜2016年3月末)の提出会社単体の社員データは以下の表のとおりです。

期間(通期) 平均年収 平均勤続年数 平均年齢 社員数
2016年 787万3000円 14.5年 37.8歳 3万4865人
2015年 791万6000円 14.7年 38.0歳 3万5214人
2014年 798万6000円 14.9年 38.2歳 3万7527人
2013年 800万5000円 14.9年 38.2歳 3万6499人
2012年 808万3000円 14.9年 38.1歳 3万5480人

平均年収は過去5年間で減少傾向にあり、およそ21万円減少しています。好調であった2014年度においても平均年収が下がっています。

マイナス金利政策下ではさらに経営を圧迫すると考えられるため、三菱東京UFJ銀行の平均年収は今後も下がるのではないかと推測されます。

5位 新生銀行

収益の推移

新生銀行の有価証券報告書(2016年3月末)によると、2012年〜2016年度の過去5年間の経常収益(売上高)、経常利益、包括利益は以下の表のとおりです。(新生銀行連結の結果)

期間(通期) 経常収益 経常利益 当期純利益 経常利益率
2016年 3757億3200万円 620億9000万円 609億5100万円 16.5%
2015年 3973億9400万円 730億8200円 678億7300万円 18.4%
2014年 3752億2800万円 441億4700万円 413億7400万円 11.2%
2013年 3860億7900万円 544億9500万円 510億7900万円 14.1%
2012年 4132億3200万円 167億5000万円 64億3000万円 4.1%

過去5年間で新生銀行の経常収益は約375億円減少しました。一方で、経常利益は約453億4000万円増加しており、増益傾向にあります。利益率を改善しました。

行員データの推移

新生銀行の有価証券報告書(2012年3月末〜2016年3月末)の提出会社単体の社員データは以下の表のとおりです。

期間(通期) 平均年収 平均勤続年数 平均年齢 社員数
2016年 782万円 10.3年 41.2歳 2314人
2015年 770万8000円 10.2年 40.8歳 2231人
2014年 754万8000円 10.6年 40.7歳 1901人
2013年 758万7000円 11.0年 40.4歳 1751人
2012年 768万8000円 11.6年 40.3歳 1590人

過去5年間で平均年収は約13万2000円増加しました。2012年から2014年まで減少傾向にあったものの、2015年で2012年と同水準程度まで持ち直し、2016年では最高額になっています。

平均勤続年数が下がっている一方で平均年齢が上がっていることから、新生銀行でも中途採用が積極的に行われており、転職者が平均年収を押し上げていると推察されます。

 

知名度や規模で年収が決まるのではない

銀行 平均年収, 年収ランキング

ランキングから分かるように、銀行は世間から見て平均年収が高いです。

ただ銀行業界だけで見ると、行員の平均年収が高い銀行=規模が大きい・知名度がある銀行」の等式は成り立たないことが理解できたと思います。

銀行が公表しているデータを分析することによって、なぜ平均年収が高いのか、今後の平均年収はどう変化しそうかといった仮説を立てることができます。

平均年収を1つの志望の軸にしている場合、志望する銀行データを分析することをオススメします。

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