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2017.7.14
2017.7.14
働く人にとって避けて通れないのが年金です。
企業に勤めるにしても、個人で事業をするにしても、老後の生活は不安の種です。
日本の年金制度については様々な議論が起こっていますが、2001年から
という新しい制度が始まっていることはご存知でしょうか。
日本の年金には段階があります。
段階 | 内容 | 種類 |
---|---|---|
1 | 全国民共通の基礎年金 | 公的年金 |
2 | 基礎年金の上乗せとしての厚生年金保険 | 公的年金 |
3 | 厚生年金保険の上乗せとしての厚生年金基金、確定給付企業年金、確定拠出年金等、その他基礎年金の上乗せとしての国民年金基金等 | 公的年金を補完 |
基本的に加入する公的年金と、その公的年金を補完する仕組みがあります。
公的年金は第3段階の公的年金を補完する部分です。
公的年金や企業年金などの従来の年金制度は「確定給付年金」と呼ばれ、国や企業が将来の年金の額を約束しています。
「確定拠出年金」とは、加入者自身が資産を運用し、
で決まる年金制度です。
このように聞くと、大事な年金を不確定な運用に回すことはできないと思う方もいるかもしれません。
確かに個人の指図で運用するシステムなので、うまくいけば掛金より増やすことも可能ですが、目減りする可能性を含んでいます。ただその分メリットも用意されています。
もし年収をアップしたいのであれば、以下の記事も併せてご覧頂くのがオススメです。
確定拠出年金の背景には、「公的年金」が引き下がる方向にあるということがあります。
補完する企業年金に期待が集まっていますが、会社に老後の資産の運用・管理をすべて任せることも、景気などの問題で経営が困難となった現在は難しくなっています。
そこで自己責任で運用を行う確定拠出年金に特に注目が集まっているわけです。
従来の退職金制度や企業年金制度は、現在いくらたまっていて、いくらもらえるかわかりにくい制度でした。
「確定拠出年金」は個人の指示で運用するものなので、インターネットで1円単位で現在の状況を見ることができます。
手厚く保護されている部分もあります。
会社の倒産や金融機関の破綻から、自分の老後の財産を保全する仕組みがあるのです。
また、後から給付の引き下げを行われることもありません。
税制の優遇もあります。
国や会社の年金運用の方針に不満があっても、従来は何もできませんでした。
確定拠出年金は自分の財産分については、自分の好きな運用方法を選択することができます。
転職の際に、新しい職場で今までの積立を引き継ぐことができます。
上記したメリットもありますが「運用の責任は自分で負う」というリスクについてどう考えるかということでもあります。
従来のような安心はないと考えていいといえます。
メリットとリスクをよく考えることをオススメします。
確定拠出年金には個人型と企業型があります。
【加入対象者】
【掛金の拠出】
【規約】
【加入対象者】
【掛金の拠出】
【規約】
高齢化社会や年金問題など老後の資金に関する不安が増えてきています。
「公的年金」だけで老後を過ごすことは難しいといわれています。
企業年金や、国民年金基金等の「公的年金」を補完する制度の重要性が高まっていく時代であるといえます。
そんな中で、「確定拠出年金」は新しい選択肢になっています。
老後の資金運用において選択肢が増えることは悪いことではありません。
各制度のリスクとメリットをよく知って賢い資金運用をしたいものですね。