戦略思考

戦略思考とは?鍛えられる?仕事に活かすためには?

戦略思考とは、物事を整理して知恵を使って最善の解決策を考えることです。パズル型の考え方をすることとも言えます。知識と論理思考を鍛えることが重要です。ビジネス戦略を立てる上でも有効な考え方の1つといえます。もっと効率良く仕事をしたいと思っている方は、戦略思考を取り入れることで良い方向に向かうかもしれません。この記事では戦略思考とその鍛え方、仕事の活かし方についてまとめました。

戦略思考とは?

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「もっと効率良く仕事ができれば」「もっと要領良く生きたいのに」と感じた経験がある方は多いのではないでしょうか。効率や要領の良い人というのは少なからずいますよね。

もちろん、物事を劇的に解決する方法など、そう簡単にはありません。ただ「戦略思考」を学ぶことで、目的地に最短距離で行く方法を自分自身で考えることができるようになるかもしれません。

戦略思考

戦略思考とは、目標を達成するために、物事を整理して知恵を使って最善の解決策を考えることです。目標を達成するためには様々な問題が発生します。

ただとにかく一方向に進めば目標に到達するわけではありません。時には曲がり、時には立ち止まり問題を解決していかなければならいのです。戦略思考を身につければ、問題解決をしながら、より労力の少ない方法で目標にたどり着く方法を見出すことが可能になります。

戦略と戦術

問題解決には、立ち止まって考える事、走りながら考える事の両方が必要になってきます。ここでは、立ち止まって考える事を「戦略」、走りながら考える事を「戦術」と捉えてみると分かりやすいかもしれません。

戦略 目標や考え方、ビジョンのこと。目標に効率良く進むには、まずは自分が何を求めているのかを明確にしなければならない。一歩引いたところから自分のこれから進むべき道筋を考えること。
戦術  目標達成のために進む途中で発生する問題をいかに解決しながら進むかを考えること。

戦略思考では、この両方を使い分けながら進む事が重要になってきます。目標を定めて1年間程走ってみたら、周りの状況が変化しているかもしれません。そうしたら、また立ち止まりビジョンを考え直してみるのです。

クイズ型とパズル型

戦略思考においてはパズル型の考え方が大事です。日本の教育においては、1つの正解を当てる「クイズ型」の問題が一般的に適用されていきました。

クイズ型 「5+4=⬜︎」という問題。1つの答えを出すことが求められる。記憶力が重要。覚えるということさえできればいい。
パズル型  「9=⬜︎+⬜︎」という問題。「9」になるにはどうすればいいか。いくつかの答えがある。問題発見・解決能力が重要。どのように進んでいくか様々な道筋がある。

このようにパズル型の考え方が戦略思考の肝になってきます。

 

戦略思考を鍛えるには?

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戦略思考を鍛えるには、まずは戦略思考の体系を理解することが必要です。戦略思考とは2つの知識体系から成り立っています。

  • 目標分野に必要な知識体系(経営戦略など)
  • 論理思考(ロジカルシンキング)の知識体系

これらの知識体系を融合して使っていくことが戦略思考の基礎になります。

必要な知識体系を充実させる

まずは、目標分野に必要な知識を充実させることが重要です。ビジネスの目標であるならば経営戦略の知識は必須になります。

目標分野においてはどのような経営戦略が通常行われているのか。他の分野における経営戦略はどんなものがあるのか。こういった知識はキリがないほど豊富に世の中に溢れています。常にインプットすることが大事です。

論理思考の知識体系を充実させる

戦略思考を自分のものにするには、論理思考(ロジカルシンキング)が必要になります。言い換えれば、論理思考を使うことが、あなた独自の戦略を生み出すといっていいでしょう。

  • 論理思考(ロジカルシンキング):論理的に一貫した筋を通して考える事。

誰が見ても妥当である事実を積み重ねていく事です。

  1. AであればBである
  2. BであればCである
  3. なのでAであればCである

これは簡単な論理思考の例です。こういった簡単な論理を積み重ねていく事が論理思考です。論理思考すれば物事を分析的に捉える事ができるようになり、自分独自の見方を養うことができるようになります。

融合

2つの知識体系を合わせて駆使し、パズル型の考え方で解決策を導き出すということが「戦略思考」です。つまり「戦略思考」を鍛えるには以下の手順を繰り返して身につけることが有効です。

  1. 論理的に自分の頭で考え、知識をインプット
  2. パズル型の考え方で、1.の知識体系を駆使する

 

戦略思考は仕事にどう生かす?

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ビジネスにおいては、素早く正しい判断が求められるようになっています。戦略思考は、素早く正しい判断に大いに役立ちます。リンゴを例に、戦略思考の活用方法を解説します。

リンゴを2人で分ける

問:1つのリンゴと包丁が1本だけあります。リンゴ好きな2人で公平に分けようと思います。1つのリンゴを2人で公平に分けるにはどうしたらいいでしょうか?

「リンゴを公平に分ける」という目標に向かって知恵を使って解決する問題です。少し考えてみてください。

答えは例えば以下のようになります。

答:まず1人に、公平になるように半分にリンゴを切らせる。そしてもう1人に選ばせる。

もちろんやり方は他にもあります。重要なのは知恵を使って公平という目標にたどりつくことです。ここでの「リンゴ」を「お金」に置き換えてもいいかもしれません。ビジネスにおいてはこのように、WIN-WINな解決策を探る場面は多いものです。

WIN-WINという考え方も経営戦略の1つの知識であります。論理思考を使い、この知識を引き出し、答えにたどりつくということです。「戦略思考」を取り入れることで、より効率的にビジネスを進めていくことができるかもしれません。

 

自分の頭で考える

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戦略思考は「論理」と「知識」の融合と言ってもいいでしょう。この2つを上手く組み合わせて使うことで、効率良く、要領良く目標にたどり着くことが可能になります。

「論理」と「知識」は理解して獲得できるものでもあります。

ただ、自分の頭で考え、自分の求める目標を明確にすることは自分にしかできないことです。そうしたことを総合的に取り入れ「戦略思考」を使ってあなた自身の目標に向かってみてはいかがでしょうか。

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