20代におすすめの転職エージェント全15選!選び方は?そもそも使ったほうが良い?転職サイトとの違いは...
2016.12.18
2016.12.18
就活生が企業提出する「エントリーシート=ES」。エントリーシートとはあなたそのものです。あなたのそれまでの人生を表す魂がこもったものでなければいけません。その1枚の紙からこの人に会いたいなと思えるかどうかが見られています。
しっかりと下準備をすること、エントリーシートで落とされないようにするためのちょっとしたテクニックが必要です。自分の分身であるエントリーシートを作り上げるために何が必要かをまとめます。
エントリーシートはあなたそのものです。ですからまず自分はどんな人間なのかを把握しなければいけません。ここをしっかり行わなければ読み手が会いたいと思うエントリーシートは書けないと思ってください。
自分とは何かを知るためにまず過去を振り返ります。小学校、中学校、高校、大学という時間の経過とともに、勉強、部活、課外活動、趣味、親、友達とカテゴライズして、印象に残っていることを書き出してください。なぜ印象に残っているのか合わせて考え、さらになぜと深堀りしていってください。
【自己分析の例】
小学校の「親」のカテゴリーで 「父とキャッチボール」が印象に残っていた |
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↓ |
なぜ印象に残っているか? |
↓ |
速い球と高いボールを投げたから |
↓ |
なぜそれが印象に残っているのか? |
↓ |
怖かったから |
本音が出たら、3つのステップで自分のコアを見つけ出します。
コアを見つける3つのステップ
怖かったという本音が出てきたところでさらに自分を突っ込むように考えてみます。
怖いのはボールだけだったのか。父親の存在も怖かったのではないだろうか。父親の見方も変わったのではないだろうか。父親には敵わないと感じたのではないだろうか。
このようになぜ印象に残ったかを考えた後「自分がその出来事をどう捉えたか」「何を学んだか」ひとつひとつ総括してください。
次にそれらの印象に残った出来事なかから自分が夢中になってハマったことを選んでください。
具体的に何をしたのか、何が面白かったのか、なにが辛かったのか、何が悲しかったのか、何を学んだのか、その時の自分はどんな風だったか、様々な角度から考えてみて下さい。
そして最初に考えた印象に残ったことと自分がハマったことを俯瞰で見て、共通点がないか考えてみて下さい。ぼんやりと浮かんできた共通項が自分をもっとも表すコアになります。
コアは一言で言い表せなければいけません。それを聞いた人にとってわかりやすく、またインパクトもあるからです。コアはそう簡単には見つかりません。あなたの約20年間を振り返り、自分を一言で言い表すものですから当然と言えば当然です。ですから焦らずじっくり考えましょう。
「あなた自身を表す一言=コア」が見つかればどんな質問項目に対する答えもそのコアに沿ったものでなければいけません。コアにそっていないと、一貫性のない人、よくわからない人という印象を与えてしまうからです。
企業がエントリーシートの提出を求める理由は以下の3つです。
最後の足切りは表立っては言わないでしょうが、何万人という募集に対して1人ひとり面接するのは物理的に無理です。ですからあらかじめエントリーシートで判断せざるを得ないのです。
エントリーシートで落とされることほど悔しいことはありません。書類で自分の何がわかるのかと感じることでしょう。だからこそ自分とは何か、飾らない自分の本音をしっかり考えてまとめることが大切です。
【例1】
この場合、あなたが学生時代にハマったもののなかで、コアである「つなぐ男」を表現できるエピソードを書きます。
【例2】
これも同じように、あなたが学生時代辛かった体験のなかでコアであるつなぐ男を表現できるエピソードを書きます。例えば上記の話の続きで、テニスサークルで怪我のため選手として何もできなかったことを書きます。
一生懸命だったこと、辛かったこと、相反する質問でもあなたのコアを表現するエピソードを書きます。それが等身大の自分だからです。飾らない本音のあなたを企業は見たいと考えています。
エントリーシートはESとも呼ばれます。自分を表現するもので、企業に等身大の自分を見せるためにあります。企業は飾った自分ではなくありのままの自分を見たいと考えているため、自己分析をして見つけたコアを表現することが大切です。
企業は多くの募集がある中から、面接に進むに値する人材をエントリーシートで見つけなければなりません。そのためいかに自分を表現するかが大切です。
企業側からすれば、後々一緒に働く人物を探していることになります。変に着飾ったり、自分を過大評価するような人と一緒に働きたいとは思いません。
ありのままが大切です。まずは自己分析で自分のコアを見つけてください。