20代におすすめの転職エージェント全15選!選び方は?そもそも使ったほうが良い?転職サイトとの違いは...
2019.11.11
2019.11.11
国土交通省の「平成25年度住宅市場動向調査」によれば、2017年時点での住宅購入タイミングの平均は40歳前後が最も多いです。全国の平均出産年齢が約30.4歳ですから、長男長女がだいたい小学校4年生前後のタイミングでの購入ということになります。出典:国土交通省「平成29年度住宅市場動向調査」
住宅は人生最大の買い物です。購入に当たって、お金という観点でキャリアを考える人もいると思います。考えておくべきポイントは次の2つです。
共働きでローンを返済するのか、どちらか片方が働いて返すのかによっても、家計への影響は大きく変わります。ローンによって家計への負担が増える場合、どのように貢献するのかも重大なポイントです。
住宅ローンの審査は、自営業より会社員、非上場企業より上場企業の方が下りやすいものです。転職のタイミング次第では審査にも影響が出ますので、慎重になる必要があります。よりよいお給料ややりがいを求めて転職を検討する場合も、パートナーと相談の上、タイミングには注意が必要です。
子どもが小学校に入学すると、親子ともに生活スタイルは大きく変化します。
結婚や出産を機に離職していた人の中でも、末子が小学校入学したタイミングで復職を検討する人がぐんと増えます。時短からフルタイムへ切り替える人も多いです。
小学校入学は幼稚園組も保育園組も過渡期を迎えます。小学校入学のタイミングで考えておくべきと思うことは次の2つです。
小学生の子どもを抱えて働く上で大切なのが、学童保育です。学校が終わってから18時頃まで預かってくれる機関で、公立と民間があります。
自治体によりますが、保育園同様、公立でも入れない場合もあります。定員を超えて受け入れており、運営が追いついていないところもあるといわれています。
民間の場合は公立よりお金がかかります。ケースバイケースですが、場合によっては数倍~数十倍の費用を要する場合もあります。その分、習い事への送迎サービス、学習指導、学童主催の習い事やクラブへの参加など、さまざまなオプションがあります。
民間に学童保育は、共働きで比較的家計に余裕がある世帯に需要があるといわれています。そのため確実に入れるようにするために、未就学児のうちにプレ会員になってイベントに参加したり、キャンセル待ちをしたりしておく必要がある場合も多いです。
曜日によって、公立と民間を併用しているケースもあります。学童の枠確保は重要です。
「小1の壁」には子ども自身が感じる場合と親が感じる場合があります。
子どもの場合「小学校のお友達と馴染めない」「先生とそりが合わない」「学校ではうまくいっているけど学童ではうまくいかない」といった人間関係に端を発するケースが最も多いです。
先生1人対30名前後の児童という幼稚園や保育園との規模感の違い、授業中ずっと座っていなくてはいけないこと、時間割が決められていて時間になったら次のプログラムへ、という学校生活に戸惑う子が多いのが原因の1つです。
親の場合、様々なことをやってもらえた保育園時代と比べてギャップが大きいことが要因の場合が多いです。保育園だったら19時頃まで預かってもらえましたが、学童は17~18時で閉まってしまいます。一方、時短勤務が許されるのは小学校入学前まで、というルールの企業も多いです。
小1だとまだ熱を出しやすい時期です。保健室に寝かされてお迎えの電話が来ます。「この会議が終わるまで預かってほしい」などの融通が一切利かない場合もあります。
時間割通りの荷物を揃え、忘れ物がないようチェックしたり、宿題を見てあげるなど、子どもをサポートする必要性も出てきます。
このように、新しい環境に適応するのに親子とも苦労します。
フレックス勤務や在宅勤務の制度があれば活用し、余裕を持たせておくことをオススメします。再就職を目指している場合も、状況が許すならば4月就業は避け、少し時期をずらすことを検討してみてください。「今日、学校でこんなことがあってね」といった子どもの話からSOSを拾ったり、学習状況を確認したりできる環境ができると、子どもとよりよいコミュニケーションをとることができます。
それまで子育ては妻任せだった夫婦の場合、これを機に夫に関わってもらうようにすることをオススメします。単純に手が増えると言う意味でも助かりますし、複雑になっていく人間関係の問題など、親と会話することで解決したりする場合もあるからです。
高校を卒業したら子育ても終盤です。子どもも自立して、親を必要とする場面も減ります。キャリアについて考えておくべきことは以下の2つです。
子どもが18歳になった時、皆さんは何歳になっているでしょうか。全国の平均出産年齢は約30.4歳ですから、48歳前後と考えられます。2歳差で2人の子どもが生まれ、末子が小学校に入学したタイミングである38歳で復職したとして、10年くらいのキャリアになっているはずです。
40代後半となると、キャリア形成は個人差が非常に大きくなります。役員や部長など管理職を歴任している人もいます。プロプレイヤーとして現場で活躍している人も多いです。一方で、派遣やパートとして長年勤務してきた人もいます。
仕事人生の最終段階を迎え、何を成し遂げたいか、これまでの経歴を踏まえて社会にどんな貢献ができるのか考えてみることをオススメします。大きなキャリアチェンジはしづらい年代ですが、マネジメント力を買われてヘッドハンティングで違う会社に移る可能性もあります。
定年退職までも残り20年を切り、早期退職といった話が出てくる世代でもあります。
キャリアは仕事だけを指すのではありません。定年退職後の活動を探し始めてもいい時期です。ずっとチャレンジしてみたかったことを試してみたり、新たに勉強を始めたりすることも、大切なキャリア構築の1つです。
また、この年齢になると、親の介護というライフイベントが起きる場合もあります。子育てと違って突然発生し、いつまで続くかわからないのが介護の難しい点です。
子育ては終盤にさしかかります。ただ学費が最もかかるのは大学です。学資保険などで子どもが小さいうちから備える人も多いですが、現在の年収、学費や親の介護にかかるお金、自身の老後の備えなど、今後かかると考えられる資金を見据えてしっかり見直しておく必要があります。
3回に渡って、ライブイベントとキャリアの見直しポイントについてまとめました。
長く楽しく働き続けるためには、ポイントごとにキャリアを見直すこと、周りを巻き込んでいくことが不可欠です。先の話と思わずに、少しずつでも考え、自分なりの展望を持っておいてください。