用語解説

初頭効果や親近効果とは?使い方は?どっちが大事?

初頭効果とは、物事は最初の印象が強く心に焼きつく効果のことです。親密効果とは、物事の最後に起こったことが記憶に残るという効果のことです。どちらが大事というわけではなく、状況に応じて使い分けることが大事です。人間関係やビジネスにおいて「第一印象が大事」や「終わり良ければすべて良し」ということを聞きます。実は「初頭効果」「親密効果」という心理効果によるものなのです。この記事では初頭効果、親密効果とは何か、どのように使うかについてまとめました。

初頭効果とは?

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「第一印象が大事」という言葉を聞いたことがある人は多いと思います。この言葉を裏付ける「初頭効果」という考えがあります。

初頭効果とは、物事は最初の印象が強く心に焼きつく効果のことです。一説によると、出会ってからの6秒間の印象が、その後の印象に大きく影響を与えるとも言われています。最初の印象がなかなか消えずに残っていること、ありませんか。初頭効果の影響かもしれません。

初頭効果には以下の2種類があります。

2種類の初頭効果

  1. 対面での初頭効果
  2. 言葉での初頭効果

1.対面での初頭効果

実際に対面で出会った時に起きる印象効果のことです。出会って最初に話してみて感じたこと、見た目で感じたこと、香水などの香りで感じたことなどの印象です。

2.言葉での初頭効果

実際に出会わなくても、言葉自体にも初頭効果は生じると言われています。

  1. 彼は優秀だけど、性格が悪い
  2. 彼は性格が悪いけど、優秀

この2つの文章、一見同じことを言っているようですが、

  1. の場合、「優秀である」という印象が残る
  2. の場合、「性格が悪い」という印象が残る

ということになります。言葉においても初頭効果があるので、いろいろなことに応用できます。

 

親近効果とは?

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親近効果とは、物事の最後に起こったことが記憶に残るという現象です。初頭効果と反対ですね。初頭効果と親近効果の違いは以下の2つです。

  • 初頭効果は「イメージ」の印象が残りやすい
  • 親近効果は「主張」の印象が残りやすい

「終わり良ければすべて良し」と言いますが、第一印象に失敗しても最後にインパクトを与えれば挽回できるともいえます。

 

初頭効果と親近効果どっちが大事?

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初頭効果と親近効果は、最初と最後という性質から矛盾するじゃないかと考える方もいるかもしれません。ただ、2つの効果は確かに存在します。

つまり、両方の効果をうまく使い分けることで様々な戦略を立てられるということです。特にビジネスにおいては、効果を使い分けることが有効な場面に多く出会うことになります。

 

初頭効果と親近効果の使い方は?

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それではビジネスにおける初頭効果と親近効果の使い方について見ていきます。

代表的な使い方は以下のようにいわれています。

  • 関心の低い相手には初頭効果
  • 関心の高い相手には親近効果

関心の低い顧客は最初につなぎとめておかないと、交渉までもたどり着かない可能性があります。初頭効果を利用して、最初に一番重要な情報やイメージを出すことを心がけます。

関心の高い顧客には、親近効果を利用して最後に一番重要な情報を持ってくることで、いざ販売する局面で最大限の好印象を持ってもらうことができます。

ビジネスに限らずとも、様々な人間関係においてこの効果は応用できます。

例えば、好きな女性とデートまでたどり着けたとしたら相手は関心があるということです。親近効果を利用して、別れ際に工夫すると次回のデートにつなげることができるかもしれません。

 

様々な場面で役立つ

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初頭効果と親近効果について見てきましたが、すでに様々な場面で無意識にこの効果を利用している方も多くいるかと思います。この記事でまとめたように、改めて整理することで意識して効果を狙えます。重要なことは、状況に応じて使い分けることです。

人間関係の中で、知らず知らずに望まない方向に関係が向いてしまうことはよくあることです。少しでも意識してできることがあるならば実行してみることも重要です。

初頭効果と親近効果を意識して生活してみてはいかがでしょうか。もしかしたら、少し自分の望む方向に人間関係を進められるかもしれません。

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