生命保険

20代に医療保険は必要ない?入院手術でいくら支払われる?

医療保険は、どんな病気で入院手術しても給付金が支払われます。入院日数の上限などは加入前に知っておいてください。医療保険は「支払われる日数」と「対象となる手術」の2つに使い道が限定される貯金ということができます。医療保険にお金を使うか、旅行や飲み会にお金を使うか、どちらがいいのでしょうか。この記事では医療保険や高額療養費制度の給付額などについてまとめました。

1番身近な保険は医療保険

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企業に入社すると、クレジットカードの申し込みや車の購入などプライベートでお金を使う機会が増えます。

その中の1つに保険があります。

 

保険といっても、

  • 亡くなった時の生命保険
  • 事故や火事などに備える損害保険
  • 年金保険

とさまざまな種類があります。

 

年収がどれだけアップしても、しっかりと理解して保険を組まないと不安は残るものです。


なかでも、みなさんが保険の中で1番身近に感じるのは医療保険ではないでしょうか。

 

病気や手術に備えるのでイメージしやすく、月々の保険料が安いので加入する人が多くいます。

ところがこの医療保険には、加入する前に知っておかなければならない重要な事実があります。

 

そのまま加入してもいいのかと、もう1度考えてください。

 

医療保険に加入する前に知っておくべき4つの事実

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医療保険に加入する前に知っておくべき事実を4つまとめました。

医療保険への加入を考えている人は、以下の内容を覚えておくことをオススメします。

 

知っておくべき4つの事実

  1. 一般的な医療保険の給付金の支払額は?
  2. 入院日数の上限
  3. 高額療養費制度
  4. 結局医療保険ってどうなの?

1.一般的な医療保険の給付金の支払額は?

まず医療保険の保険金のことを給付金というので覚えていきましょう。

 

一般的な医療保険は、がん、脳卒中、心臓病などのどんな病気で入院手術しても給付金が支払われます

三大疾病保険やがん保険は医療保険に比べて守備範囲が狭く、文字通り三大疾病、がんだけに特化した医療保険です。

 

ただ手術の定義が各保険会社ごとに曖昧で、一般的には筋繊維にメスを入れるような手術のことを指します。

保障期間は一定年齢までの定期タイプと、一生涯の終身タイプの2つがあり、保険料は定期タイプの方が安いです。

 

例えば入院は5日目から1日5000円、手術は難易度によって入院日額5000円の10倍、20倍、40倍支払われる医療保険だとします。

 

10日間入院、難易度10倍に該当する手術をしたとすると、

  • 入院は5日目からですので「5000円×6日分=3万円」
  • 手術は「5000円×10倍=5万円」

です。

 

このケースですと合計8万円の給付金が支払われます。

 

2.入院日数の上限

ここで注意しなければならないのは入院日数です。

このタイプの医療保険は入院日数が一般的に60日、90日、120日と上限が設けられています。

 

上限が長いほど毎月の保険料は高くなります。

  • 30歳男性
  • 保険料を65歳まで支払い
  • 保障は1日5000円で一生涯
  • 入院日数の上限が60日

の医療保険だとします。

 

月々の保険料は保険会社によっても異なりますが、だいたい

  • 3000円ぐらい

です。

「5000円×60日=30万円」が1回の入院給付金の上限です。

 

契約から8年程度で30万の保険料を支払うことになるので、この間に60日間入院しないと元が取れません。

 

また一般的には退院後180日以内に同じ病気で入院したとすると、前回と同じ入院とみなされます

 

仮に前回の入院で入院日数上限の60日間入院し、退院から1ヶ月後に同じ病気で入院するとすると、これ以上給付金はおりません。

同じ病気であれば3ヶ月待たなければならないのです。

別の病気であれば新たな入院とみなされ再度60日分まで保険金が支払われます。

 

3.高額療養費制度

1度の入院で60日となると相当な病気や怪我をしない限り経過しない日数です。

このために毎月保険料を支払うのに見合ったものかどうか疑問です。

 

そんな万一が起こるかどうか誰にもわかりません。

 

しかし日本には社会保険があります。

その中に高額療養費制度というものがあります。

 

これは病気や怪我のためにかかった1ヶ月分の入院手術の治療費用のうち、一部を給付してくれる制度です。

その給付額は所得に応じて5つに分かれています。

 

一般的な所得である標準報酬日額が28万円から50万円の人の治療費にかかった自己負担分の計算式は

  • 「8万100円+(総医療費−26万7000円)×1%」

です。

 

例えば本来の治療費に100万円かかったとして、自己負担するのは

  • 「8万100円+(100万円−26万7000円)×1%=8万7430円」

です。

 

健康保険が適用されること、給付は1ヶ月分の治療費であることなど注意点はありますが、万一のときでもそれほどお金の心配はありません。

 

4.結局医療保険ってどうなの?

医療保険は手術費用も支払われますが、それも支払いの約束事が書かれている約款にある手術に限定されます。

医療保険に加入するということはある意味、「支払われる日数」と「対象となる手術」の2つに使い道が限定される貯金をしているということになります。

 

それでも心配だからという人は加入してください。

ただ医療保険にお金を使う意外にも、若い時は友達と旅行に行ったり飲み会したりと、他のことにお金を使うこともできます

 

医療保険にお金を使うか、趣味にお金を使うか

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一般的な医療保険はどんな病気で入院手術しても給付金が支払われます。

保障期間は定期タイプと終身タイプの2つがあります。個人の考え方によりどちらを選ぶか決まります。

 

念のため加入しておきたいという人には、保険料の安い定期タイプがいいかもしれません。

 

医療保険には入院日数に上限があり、上限が長いほど毎月の保険料は高くなります。

また、退院後180日以内に同じ病気で入院すると前回と同じ入院とみなされてしまい、給付金はおりません。

 

加入する際に注意すべきポイントの1つです。

 

医療保険は「支払われる日数」と「対象となる手術」が限定された貯金といえます。

この機会に医療保険にお金を使うか、他のことにお金を使うか考えてみることをオススメします

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