用語解説

バンドワゴン効果とは?具体例は?アンダードッグ効果とは?

バンドワゴン効果とは、ある選択を支持する人が多ければ多いほど、その選択が正しいと思い込むようになる心理現象です。選挙やマーケティングでも使われています。バンドワゴン効果の逆の効果にアンダードッグ効果があります。この現象は意図せず起きる事がある一方で、上手に利用することも可能です。この記事では、バンドワゴン効果の事例やマーケティングでの利用についてまとめました。

バンドワゴン効果とは?

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いつもご覧いただきましてありがとうございます。BraveAnswer編集部です。

バンドワゴン効果とはある選択を支持する人が多いほどその選択に対する支持がより強固になる現象です。

群衆心理における同調現象の1つです。アメリカの経済学者であるハーヴェイ・ライペンシュタインが提唱しました。

 

バンドワゴンとは、パレードの先頭あたりを走る楽隊車のことです。

  • 「勝ち馬に乗る」
  • 「社会の潮流に乗る」

という意味があります。

経済学や社会学、政治学などの分野で使われる言葉です。

 

バンドワゴン効果の例は?

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LINEやFacebook、TwitterなどのSNSを始めたきっかけはなんでしょう。

「友達がやっているから自分もやってみようかな」と周りに流されて始めた人が多いと思います。

このように

  • 「みんなやっているから安心」
  • 「みんなやっているから自分もやりたい」

といった考えになる現象がバンドワゴン効果です。

 

人気のある商品が売れる

人気のある商品は、多くの人が買い求めるようになります。

ラーメン屋やパン屋など行列のできているお店に思わず並んでしまうこともバンドワゴン効果です。

実際に食べたことがなくても「みんなが食べているから美味しいに間違いない」と考えます。

「多くの人が良いと評価するものは良いに違いない」と安心感が増加するのです。

 

多数派が支持される傾向

他にも、ファッションの流行アイテムや流行色はメーカーや雑誌などのメディアが一斉に取りあげることによってバンドワゴン効果が生まれます。

投票行動においてもバンドワゴン効果はあります。

マスメディアの選挙予測報道で優勢とされた候補者に投票が集まるようになります。

自分が投票しようとしていた候補者の当選する見込みが低い場合、当選しそうな候補者に乗り換えることも多いといわれています。

 

バンドワゴン効果には逆もある?

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バンドワゴン効果の対義語にアンダードッグ効果というものがあります。

アンダードッグ効果は負け犬効果とも呼ばれます。

選挙で劣勢だというマスメディアによる報道があると、不利な状況にあるものを助けたくなる人間の心理が働きます。

 

同情も人を呼ぶ

前回落選した候補者が「今回こそは」という言葉を使うと、有権者は情に流され得票率が上がることがあります。

本当はそうでなくても

  • 「当選までもう少しです」
  • 「あと一歩のところまで来ています」

といった言葉も、同様の効果が起きるため候補者によく使われます。

安全圏にいる候補者もこの効果を心配しているため、強気の発言を避ける傾向にあります。

 

アナウンスメント効果

バンドワゴン効果とアンダードッグ効果は、まとめてアナウンスメント効果といわれます。

日本では選挙の母体の弱体化や選挙への関心が薄れたことにより、国政選挙ではアナウンスメント効果はあまり見られなくなっています。

 

バンドワゴン効果をマーケティングで利用するには?

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バンドワゴン効果は主にマーケティングにおいて使われます。

  • 「人気No.1」
  • 「ベストセラー商品」
  • 「巷で話題の◯◯」

といった宣伝文句も、バンドワゴン効果を期待して宣伝や広告で利用されます。

 

行列の効果

前述したラーメン屋やパン屋のように行列ができる店では、経営戦略として故意に行列を作っていることもあります。

あえて店内の席数を減らしたり、レジの数を少なくしたりすることで行列が生まれるようにします。

この行列をみて新しくお客が興味を持つようになるのです。

 

インターネットではレビュー

店舗を構えているお店の場合は行列に並ぶお客が宣伝になります。

ただ通信販売やインターネット上のお店の場合は行列を作ることはできません。そこでお客のレビューや評価を利用します。

お客の高評価や良いレビューが多いと、商品やサービスに対する満足度がわかり安心感が増します。

そこでバンドワゴン効果が生み出され、新しいお客が興味を持つようになります。

 

SEOやSEM

2015年のニールセンの調査「Nielsen Global New Product Innovation Survey」によると、新商品情報の入手経路として、上位5つまでに選択した人の割合は以下の通りです。

項目 割合
インターネット検索 68%
店頭で見て 67%
テレビ広告 50%
友人・家族の口コミ 40%

「インターネット検索」で新商品に対する情報を収集している人が最も多いです。

新商品を広めていくためには、SEO対策やSEMの運用が重要であるといえます。

SEOとは検索されたときにどのようにして上位に表示されるようにするか、SEMとは検索されたときにどのようにしてサイトに入ってもらえるか考えることです。

 

SNSの口コミ

SNSの勢いが盛んな今では「友人・家族の口コミ」も大きな割合を占めています。

そのため、1番初めにその商品を支持してくれる人を探すことが大事になります。

 

バンドワゴン効果を上手に利用し

  • 「流行っている」
  • 「みんな持っている」

という安心感を生みだすことが大切です。

マスメディアや店頭等を通じた情報の発信や伝達のみならず、インターネット上でのレビューや評価、SNSを使った口コミも購入率を上げるのにオススメの方法です。

 

日本人に効果的な手法

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バンドワゴン効果は、政治やマーケティングにおいてよく使われる言葉です。

ある選択を支持する人が多いほど、その選択に対する支持がより強くなる現象のことをいいます。

気づかないうちに、自分の選択がバンドワゴン効果によって動かされていることもあります。

 

バンドワゴン効果は日本人に特に効果的な手法だといわれています。

日本人は流行に弱く、みんなと同じだと安心だと考える傾向が強いのです。この他にも日本人に効果的な心理効果がビジネスでは使われています。

まずはバンドワゴン効果を理解し、マーケティングなどのビジネスシーンで活かしてみてください。

 

「学び」を広げる

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