20代におすすめの転職エージェント全15選!選び方は?そもそも使ったほうが良い?転職サイトとの違いは...
2017.7.25
2017.7.25
自分の「手取り年収」を即答できるビジネスパーソンは少ないのではないでしょうか。
自分の手取り年収の「時給」となると、即答できる人はかなり絞られます。
自分の手取り年収の時給は「手取り年収」を「年間総労働時間」で割ると計算できます。
自分がどれだけ効率よく価値を生み出せているかの目安になる指標が「年収の時給換算」なのです。
同じ年収でも、年間の労働時間が少ないほど効率的なので、時給は高くなります。
年収500万円のビジネスパーソンの手取り年収は約400万円ですが、年間2000時間働いているとすれば時給は約2000円です。
時給換算すると、大学生の家庭教師のアルバイトと変わらない時給なのです。
時給換算してみた結果、自分の年収は思ったほど高くなかった、と感じる人もいると思います。
年収を上げたいと感じた人は、関連記事にまとめた「20代で年収をあげる方法」をご覧ください。
年収を上げる方法は、転職や出世以外にもあるのです。
年収が高い人の共通点は「希少な存在」であるということです。
弁護士や医師の時給は3万円程、世界的に活躍する経営コンサルタントの時給は8万円程といわれています。
一流のスポーツ選手やアーティスト、起業家など、時給換算するとそれ以上稼いでいる人もいます。
サラリーマンや公務員の時給は3000円ほどで、大企業の部長レベルでも時給5000円前後に落ち着くのが一般的です。
自分を希少な存在にすることが、自分の年収を高くする方法です。
マルコム・グラッドウェルの名著「天才! 成功する人々の法則」に紹介されている一万時間の法則では
「どの分野でも一万時間を練習に費やせば、才能に関係なく一流になれる」
としています。
希少な存在になるためにここで重要になるのは、一流の領域を「掛け合わせる」ことです。
例えば、「お笑い芸人」と「営業」でそれぞれ一流になった人は「お笑い芸人のスキルが身についた営業」として希少な存在になれます。
抜群のコミュニケーションスキルで顧客の心を掴み、良い成績が残せそうですよね。
「英語の勉強」と「寿司職人」でそれぞれ一流となった人は「英語が流暢な寿司職人」として、世界で活躍する希少性を手に入れることができるのです。
この記事を読んで何か行動を起こしたくなった方のアクションアイテムは
「自分の時給を把握すること」と「どの領域で一流になるか」を考えることです。
できれば20代のうちに、1つの領域に一万時間打ち込むことをオススメします。
30代以降の選択とあわせて、自分の希少性を高める基礎をつくることができるからです。
どんな領域でも「希少な存在」になることができれば時給を高めることができ、「年収が高い人」になれるのです。