自分を一言で表すと?就活における自己PRを本質的に考える4つのプロセス

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この記事の結論は「自己PRとは、現時点での等身大の自分、過去の自分を振り返り探していく作業。様々な角度から一生懸命だった自分を考えていき、気持ちが乗るような自己PRにする」です。自分を一言で表すとどんな人間でしょうか。自分が1番一生懸命だったこと、夢中だったことは何でしょうか。この記事では、自己PRを作るにあたり、過去から現在までの自分を振り返り、自分の核となるものを見つける方法についてまとめました。

自分を一言で表すと?

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あなたを一言で表すとどんな人間でしょうか。

自己PRは、決して大きく見せるわけでもなく、遠慮がちにすることでもありません。現時点での等身大の自分、過去の自分をとことん振り返り探していく作業です。振り返りたくない過去のことや嫌な自分にも向き合わなければなりません。心が折れる作業です。

それでも「これが私だ!」というものを見つけた時には心が晴れ晴れとし自信に満ち溢れます。自己PRを考える際には、精一杯自分と向き合ってください。

 

自己PRを考える4つのプロセス

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自己PRを考えるためには、以下の4つのプロセスを踏むことが大切です。このプロセスで、等身大の自分と向き合い、嘘偽りのない自分を見つけ出すことができます。

  1. 過去から現在まで
  2. 一生懸命だったこと
  3. 自分のコア
  4. コアをベースにまとめる

1.過去から現在まで

自己PRは「私はこんな人間です!」ということを一言でもある程度長い文章でも表現できるかどうかが問われます。そのためにまず過去を振り返ります。

ノートを用意してください。小学校から現在まで、

  • 勉強
  • スポーツ
  • 趣味
  • 習い事
  • 友達

のジャンルに分けて、何が印象に残っているか、なぜ印象に残っているのか、それが自分の中にどんな体験として生きているのか書いていきます。「これは勉強になった」ということだけでなく、嫌な体験として残っていることもあると思います。それもそのまま、なぜ嫌なのか書いてください。

書いたものに対して「なぜ?」と自分にツッコミを入れ、考えをどんどん深堀りしていきます。

2.一生懸命だったこと

1.で洗い出した過去の記憶に対して、自分が1番一生懸命だったこと、夢中だったことを1つを選び、深堀りしていきます。なぜ一生懸命だったのか、具体的にどんなことをしていたのか、そのときの自分はどんなだったか、様々な角度から一生懸命だった自分を考えていきましょう。人に見せることを前提にいいことしか書かない人がいますが、いいことしかない人生はありえません。

例えば「振り返ってみると自分はいじめられてから引っ込み思案になっていて、それと闘うのを避けていた」ということがわかったら、それをそのまま書いていいのです。そしてそれと今から向き合って闘い始めてもいいのです。ポジティブなことネガティヴなこと関係なく、等身大の自分を見つけて大いに歓迎し、表現していってください。

3.自分のコア

1.と2.を改めて俯瞰で考えます。過去の出来事を振り返り「なぜ?」とツッコミをいれて自分を深堀りしてきましたが、それらを再度俯瞰で見ていきます。

書いたものそれぞれに共通することがないでしょうか。例えば中学校でクラス会長としてみんなをまとめた経験があったとします。また高校でいじめられ、そこから引っ込み思案になったとします。これらを深堀りすると、引っ込み思案になるということは心のどこかで「自分が人を導くことが好きだから」ということも言えるのではないでしょうか。

人を導くことに関心がなければ引っ込み思案である自分を意識するはずがなく、引っ込み思案になる必要もないからです。また大学時代は引っ込み思案の自分を引きずり、サークル活動のなかでメンバーを引っ張るのではなく、まず全体の様子を見て何か足りないことを補う役割を果たしていたとします。これも高校時代にいじめられたから出しゃばらないように努めていたことに由来するかもしれません。また1メンバーとしてサークルを陰で支えることで、どうやったら人を導くことが上手くできるかを学ぶ機会になったかもしれません。

このように振り返っていくと一見ばらばらで、なおかつ正反対の出来事に見えることも、線でつながっていることを発見することができます。自分の行動、考えの癖が見えてきます。そこからまた深堀りしていきます。同じように「なぜ?」と自分にツッコミをいれていきます。そうすると自分の全ての行動をつかさどるコアが見えてきます。自分の過去から現在まで全ての行動をコントロールしている考え方です。

先ほどの例だとそのコアは「人を導く」ことになるでしょう。この核を見つけるまで考えを深めていくことが大切です。自分のコアを見つけられると「私はこんな人間です」と表現できるようになります。

4.コアをベースにまとめる

コアは自分の全ての行動をつかさどります。このコアをベースに自己PRを作っていきます。あとはこのコアを表現するために、最も等身大の自分を語れるエピソードは何かを見つけて作っていくだけです。

今回の例で考えると、いじめのことを書いた方がコアを表現しやすいです。そしてそこから引っ込み思案になり、リーダーとして行動することを避けていたことも書くべきです。ネガティヴですがそれが等身大の自分だからです。

コアをもとに自分の行動を表現することで、エピソード全てが自己PRにつながる話になります。

 

自己PRとは等身大の自分を出すこと

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自分がどんな人間かを知るには、思い出したくない過去や嫌な自分と向き合う必要があります。格好つけたり嘘の自分で覆ったりしない、ありのままの自分を見つけ出すことができれば、自信を持った自己PRにすることができるでしょう。

自分を大きく見せて気持ちがいいでしょうか。それで納得がいくでしょうか。

自己PRとは等身大の自分を出すことです。「これが俺だ、これが私だ」と心から熱くなれる噓偽りのない自分です。気持ちが乗っている自己PRになっていないとしたら、もう一度自分と向き合ってみることをオススメします

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