20代におすすめの転職エージェント全15選!選び方は?そもそも使ったほうが良い?転職サイトとの違いは...
2016.9.28
2016.9.28
2018年新卒の学生を対象に行われたパソナのインターンに参加した方にインタービューをし、体験記をまとめました。
より現実に近い職業体験をしつつ、就活力も高められると考えたからです。
人材業界に興味があり、職業内容をできるだけリアルに感じたいと考えていました。また、この先の就活でも役立つグループディスカッション(以下、GD)での『課題解決能力』を身につけられるとの評判にも関心がありました。パソナキャリアは短期インターンに力を入れているとの評判を聞き、応募を決断しました。
本インターンは選考がありませんでした。イベント予約ページからスケジュールと空き状況を確認し、応募する形式です。
パソナが実施しているインターンは1day形式のみで、1回あたりの開催時間は3~4時間です。開催回数は多く、8月から10月にかけて複数回開催されているため、参加しやすいインターンということが出来ます。
本インターンでは客観的なデータ資料をもとに議論・発表を行います。私自身、資料の中から必要な情報を汲み取り、相手に伝えることに不慣れな部分もあり、本インターンでは貴重な経験を積むことが出来ました。具体的には、限られた時間内で優先度をつけて情報を取捨選択するアドバイスを受けました。客観的なデータに基づいた議論を展開する力が参加前よりも向上したと感じています。
また、人材業界に関する説明があり、就職活動の業界研究に役に立つ情報に触れることができました。人材業界の営業コンサルティングに関して理解を深められた点に価値を感じています。
就職活動の第一歩として、GDの経験値を高めることが出来ました。具体的には、チームメンバーとの明確なゴールの共有の重要性を認識することが出来ました。
配布資料や事前の説明でどのような部分に焦点を当てて結論を求めるべきかについて、事前に解説がありました。そのため、営業コンサルティングに関して知識が少ない人でも積極的に発言できるインターンであると感じました。営業コンサルティングという業務への理解を深めながら、GDの展開方法への理解を深めることが出来たという意味で、参加価値のあるインターンであったと感じています。
本インターンは2部構成でした。
第1部では、初めに「人材業界の特徴・規模」「パソナキャリアの企業理念・組織構造・業務内容」などを講義形式で学びます。
第2部では、営業コンサルティング業務を実践形式で取り組みます。具体的には、クライアント企業の採用担当者に対して、新規事業立ち上げのポジションに適任の人材を紹介するという課題に取り組みます。人材の実績や能力が十分なものの、給与水準がクライアント企業のニーズにマッチしない、年齢が若すぎるなどの制約条件が課されます。左記の状況において、クライアントの理解を得るために何をどのように説明するべきかについて判断を問われることが、グループでのディスカッションテーマでした。ディスカッション途中では社員の方から全体に対してアドバイスもありました 。
最後には各グループ毎に1つの提案を発表します。会場全体 25〜30人程で、 4,5つグループ に分かれて実施しました。最終的に数グループの中から最優秀グループが決められます。
GDの経験値を高めることが出来たこと、社員の方からディスカッションに関するアドバイスを受けることが出来たこと、人材業界への理解の深化、営業コンサルティングの難易度を感じることが出来たことなど、得るものの多いインターンだと感じました。
インターンの開催日時ごとに講師となる社員の方が異なるため、各回ごとに内容や質に違いが出ることがあるそうです。また、参加ハードルが高くないため目的意識の高くない学生が参加していることがあるのも事実です。
ただ、3時間という短い時間にも関わらず、上記に上げた学びを得られる点は、本インターンの魅力と考えます。特に人材業界に興味があり、就職活動のスタートを切りたい方にはオススメのインターンということができます。
本インターンに参加した学生の中から選抜されて、さらに難易度の高い1dayインターンに招待されると聞いています。それら、インターンの参加者には早期の選考フローや説明会が用意されているようです。
「就職活動は何から始めていいかわからない」
「自分に関心のある業界を探すのも時間がかかる」
といった考えから行動までに時間がかかってしまう場合には、パソナのような1dayインターンがオススメです。たったの3時間ですが、ディスカッションや業界研究を通じて就職活動の第一歩を踏み出すことが出来ますよ。