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三井物産の事業内容、売上や利益、採用実績は?30歳の平均年収は?

この記事の結論は「三井物産は総合商社であり、日本を代表する企業の1つ。事業分野は6つあるがエネルギー分野と金属分野が利益の大部分を占める。平均年収は1363万円で、30代で年収1000万円は普通」です。三井物産は日本初の総合商社です。「人の三井」といわれるように優秀で超個性派な集団が働いています。この記事では、三井物産の事業内容や売上、利益、採用実績、平均年収などをまとめました。

 

三井物産ってどんな会社?売上や利益は?

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三井物産は三井不動産、三井住友銀行と共に三井グループの中核を担う企業です。日本で初めての総合商社です。

明治初期に、あらゆる品物の貿易を手掛ける民間企業として発展し、今の総合商社のビジネスの原型を作りました。当時からリン鉱石から椎茸、木材、瓶詰め食品、水産物、油脂、医薬品、ガラスなど幅広いものを取り扱っていました。

2015年3月末現在の従業員数は、三井物産単体で6,006名、グループ全体で47,118名です。拠点は世界中に136拠点(日本13、日本以外のアジア45、ヨーロッパ16、中東16、北米13、中南米12、CIS10、オセアニア5)あります。

拠点の90%が海外にあるのは、三井物産が日本を代表するグローバル企業である理由の1つです。「人の三井」や「超個性派集団」と呼ばれることもあり、「個の成長」に重きを置く企業風土があります。

2015年に安永竜夫社長が「32人抜き」「最年少で」社長に就任したことも、「人の三井」を象徴する出来事といえますね。

 

三井物産の事業内容は?強みは?

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三井物産は総合商社と呼ばれ、多角的な事業展開をしています。

事業分野は「エネルギー」「金属」「機械・インフラ」「化学品」「生活産業」「次世代・機能推進」の6つがあります。

なかでも強いのはエネルギー分野と金属分野で、利益の約80%を占めています。三井物産は「資源の三井」とも呼ばれているのです。

エネルギーと金属という強みの分野は「リスクが分散できない」という弱みとも表裏一体です。近年では化学品や生活産業などの分野にも力を注ぎ、「非資源系ビジネス」の利益をたかめ、事業ポートフォリオをより強固にしようという姿勢が伺えます。

三井物産の売上と経常利益(過去5年の推移)

三井物産の2015年度の売上は約5兆4000億円、経常利益は約4300億円(日経新聞社売上高ランキング2015年9月11日現在)です。

日本企業のなかでは19番目に大きい売上高を誇ります。ただ、アメリカの会計基準を導入していたり、資源や通貨額によって売上高が大きく変動したりします。

売上の80%を支えるエネルギー分野と金属分野の売上は資源価格に大きく影響を受けるのです。直近は資源の低価格化の影響で、三減益傾向です。事業内容でも触れた通り、「資源ビジネスに頼る体質」からの脱却がリスク回避の手段であるといえます。

ニュースを常にキャッチアップして、最新情報を取り入れてくださいね。

 

三井物産の30歳、40歳の平均年収は?

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三井物産の平均年収は1363万円で、推定生涯年収は4億円を超えます。

30歳の平均年収は953万円、40歳では1260万円です。

一部上場企業の中でも大手総合商社の年収の高さはレベルが違います。平成26年度決算データでは、三井物産の平均年収は伊藤忠商事、三菱商事につづいて5大商社の中で3位です。

「5大商社」(三井物産、三菱商事、住友商事、丸紅、伊藤忠)では、30代で1000万円を稼ぐのは一般的だといえます。

ただ、年収が1000万円だと手取りは額面の約73%の金額まで下がることも忘れずに。

 

 

三井物産の採用実績、求める人材像は?初任給や勤務時間は?

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マイナビ2016によると、2014年度の三井物産の採用実績は総合職158名です。

採用までのフローは「エントリー」「会社説明会」「ES提出」「筆記試験・適性検査」「面接」で、他の企業とあまり変わりません。会社概要に「高い志をもって、新たな価値創造への挑戦を続ける。」とあり、「強いリーダーシップを発揮できる人」「失敗を恐れずにチャレンジできる人」を求める人材像のベースとしているようです。

入社後の初任給は、業務職で大卒20万5000円、担当職で大卒24万円で、賞与は年2回です。勤務時間は基本的に9:15~17:30で、部署によって異なるようです。完全週休2日制で、祝祭日、年末年始に休暇が取れ、有給休暇ももちろんあります。

ただ実際には残業代などをいれると月給はもっとありますし、17:30で帰宅するワークスタイルではないようです。実態はOB訪問などで確認してみてください。OB訪問をするツテがない人は、22時頃に三井物産本社ビルの裏口に立ち、電気がついている割合や人に行き来を確認してみるのもオススメです。

新人導入研修、基幹業務講座、海外修業生制度、ビジネススクール研修員制度など、研修制度も充実しています。国内外の名門大学からの採用が大部分を占めているようです。

 

入社後も高い志を持ち、誰にも負けない実績を作る

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三井物産で働きたい方へおすすめのアクションアイテムは

「実績を作る」です。

名門大学からの採用を重視する「学歴差別」は一部存在するようですが、人事が内定を決めるポイントは「内定後に活躍してくれる人材かどうか」です。

個人のパフォーマンスが重視される「人の三井」に入社するのはとても狭き門です。ただ、人事は「資源価格の下落などによる厳しい現状を打破できる」という自信、その事実となる実績をみてきます。

学生時代やこれまでの社会人キャリアでなし遂げた実績と共に、入社後のビジョンを語ってアピールしましょう。

「総合商社の先駆け」である三井物産の器に遜色ない自分の器磨きをしてから、採用選考にチャレンジしてみてくださいね。


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