20代におすすめの転職エージェント全15選!選び方は?そもそも使ったほうが良い?転職サイトとの違いは...
2019.11.8
2019.11.8
総務省統計局が公表する「平成27年国勢調査」(2016年6月29日公開)によると、2015年10月1日時点の日本の若年層の人口は以下の表の通りです。
※抽出速報集計結果
年齢 | 性別 | 総数 |
---|---|---|
20~24歳 | 男性 | 316万5000人 |
20~24歳 | 女性 | 299万1000人 |
25~29歳 | 男性 | 329万1000人 |
25~29歳 | 女性 | 314万人 |
表を基にすると、2015年10月1日時点で20代前半の人が約615万6000人、20代後半の人が約643万1000人いることになります。20代全体では約1258万7000人となり、約1億2711万人いる日本の人口のうち約9.90%が20代で構成されています。性別で見ると、20代の男性の方が女性よりも約32万5000人多いです。出生率の低下に伴い、今後はさらに20代の人口は減少することが予想されます。
「平成27年国勢調査」によると、2015年10月1日時点での20代の有配偶、未婚の人口と割合は以下の表の通りです。有配偶者は結婚している人と同義です。
年齢 | 性別 | 有配偶(人数) | 未婚(人数) | 有配偶(割合) | 未婚(割合) |
---|---|---|---|---|---|
20~24歳 | 男性 | 15万人 | 288万7000人 | 4.9% | 94.8% |
20~24歳 | 女性 | 24万1000人 | 263万2000人 | 8.3% | 90.9% |
25~29歳 | 男性 | 81万2000人 | 222万5000人 | 26.4% | 72.5% |
25~29歳 | 女性 | 110万4000人 | 183万5000人 | 36.7% | 61.0% |
20代前半から後半にかけて、結婚している人が男性の場合約66万2000人、女性の場合約86万3000人増加しています。割合で見ると、性別に関係なく25~29歳ではおよそ4人に1人が結婚していることになります。
表にはありませんが、30~34歳で結婚している人の割合は、男性で約51.5%、女性で約61.9%となります。およそ2人に1人が結婚しており、20代中盤から後半にかけて結婚を意識した交際が多いと推察されます。
出典:平成27年国勢調査
国税庁の「平成27年分民間民間給与実態統計調査結果」によると、20代の平均年収は以下の通りです。
年齢 | 性別 | 平均年収 |
---|---|---|
20~24歳 | 男性 | 271万円 |
20~24歳 | 女性 | 233万円 |
25~29歳 | 男性 | 383万円 |
25~29歳 | 女性 | 306万円 |
内閣府が公表する「平成26年度結婚・家族形成に関する意識調査報告書」によると、20代の既婚男性の年収分布は以下の表のとおりです。
年収 | 割合 |
---|---|
100〜199万円 | 2.4% |
200〜299万円 | 16.9% |
300〜399万円 | 20.5% |
400〜499万円 | 19.3% |
500〜599万円 | 15.7% |
600〜799万円 | 13.3% |
年収300〜399万円の既婚男性が最も多く、全体の約20.5%を占めます。これは25〜29歳の男性の平均年収とほぼ同じ年収幅です。次に多かったのが400〜499万円です。20〜24歳の平均年収である250万円前後で結婚する男性も多いですが、比較的同年代の平均年収を超えて稼ぐ男性が結婚することが多いといえます。
内閣府の「平成26年度結婚・家族形成に関する意識調査報告書」によると、20代の既婚女性の年収分布は以下の表のとおりです。
年収 | 割合 |
---|---|
100〜199万円 | 2.9% |
200〜299万円 | 11.5% |
300〜399万円 | 24.7% |
400〜499万円 | 18.4% |
500〜599万円 | 18.4% |
600〜799万円 | 12.6% |
出典:平成26年度結婚・家族形成に関する意識調査結果報告書(内閣府)
女性も男性と同様に年収300〜399万円の既婚女性が多く、全体の約24.7%を占めます。女性の場合、同年代の平均年収よりも多く稼ぐ女性が結婚している傾向が顕著であるといえます。
内閣府が公表する結婚に対する意識アンケートによると、結婚生活に必要だと思われる収入が約490万円とされているので、男女ともに高収入の20代が結婚する傾向にあることは妥当であるといえます。
出典:内閣府「結婚に対する意識アンケート」
マネーフォワードの「2014年夫婦のお金実態調査」によると、共働き世帯が専業主婦(主夫)世帯よりも多く、全体の約55%を占めています。ただ、全年代を対象とした調査ですので、20代に絞れば共働き世帯が更に増えると推察されます。
共働きとなればパートナーの年収も加わるため、結婚に踏み切る余裕が生まれると考えられます。また男性は結婚することで一人前の社会人として見られる風潮が少なからずあるので、キャリアと結婚は密接な関係があるといえます。
出典:マネーフォワード「2014年夫婦のお金実態調査」
結婚は人生の中で非常に大きなライフイベントの1つです。
結婚によって生活がガラッと変わることも珍しくありません。男性は結婚することでパートナーや子供を養う責任が生まれるため行動が制限されることがありますし、女性は仕事よりも家庭を優先しなければならない状況が生まれることがあります。さらに女性は、出産を機に仕事を続けるのか、辞職して専業主婦になるのか、子育て後に復帰するのかなど、仕事と家庭の間に多数の選択が迫られることになります。また、同じ収入を得ている人でも結婚している人としていない人とでは、マネープランがまるで異なります。
20代の人は先のことを見据えて結婚に必要な準備をすることをオススメします。