20代におすすめの転職エージェント全15選!選び方は?そもそも使ったほうが良い?転職サイトとの違いは...
2019.11.7
2019.11.7
いつもご覧いただきましてありがとうございます。BraveAnswer編集部です。
年収400万円の場合の、ボーナス回数別の手取り額は以下の表の通りです。
ボーナス | 計算 | 手取り(月額) | |
---|---|---|---|
支給単位 | 支給回数 | ||
2ヶ月 | 年2回 | 400万円 / 16ヶ月 * 80% | 20.0万円 |
2ヶ月 | 年1回 | 400万円 / 14ヶ月 * 80% | 22.9万円 |
0ヶ月 | 無 | 400万円 / 12ヶ月 * 80% | 26.7万円 |
年収400万円で
の条件で概算すると、月の手取り金額は約20万円になります。
同条件でも
です。
手取りは税金等を差し引くと額面の約80%程になります。つまり年収400万円の手取りは約320万円ということになります。
転職サービスdodaの平均年収ランキングによれば、2017年の20代全体の年収分布は以下の通りです。
年収 | 全体の割合 |
---|---|
〜300万円 | 33.1% |
300万円〜400万円 | 37.6% |
400万円〜500万円 | 18.6% |
500万円〜600万円 | 6.9% |
600万円〜700万円 | 2.3% |
700万円〜800万円 | 0.7% |
800万円〜900万円 | 0.3% |
900万円〜1000万円 | 0.1% |
1000万円〜 | 0.3% |
以上の表より、20代で年収400万円台の人の割合は18.6%ということがわかります。
総務省統計局「人口推計」によれば、2018年3月時点で20代の人口は約1249万人と推計されています。よって20代で400万円台の人は
いることになります。
年収400万円、すなわち月の手取り約20万円の20代ではどのような生活ができるでしょうか。まずは独身の場合からみていきましょう。
という条件で考えると、およその生活費は以下のようになります。
項目 | 金額 |
---|---|
家賃 | 8万円 |
光熱費 | 1万円 |
通信費(携帯など) | 1万円 |
食費 | 3万円 |
その他(日用品や移動費など) | 1万円 |
都市部に住んでいる場合、1番大きな支出は家賃で、約8万円ほどです。
不動産情報サイトHOME’Sによれば、2018年4月時点で
という条件で最も平均家賃が高いのは港区の12.67万円です。最も安いのは葛飾区の6.38万円となっています。間を取ると、1人で東京23区に住むためにはおよそ約8万円が必要ということになります。
その他の諸費用も合わせると、月に約14万円が「必ずかかるお金」です。
月額手取りが20万円とすると、1ヶ月に自由に使えるお金は必ずかかるお金を差し引いて約6万円です。
大学生がアルバイトで月3万円〜10万円程を稼いでいることを考えると、自由に使えるお金は大学生と変わらないことがわかります。
週3回、5000円の飲み会に参加すれば全て使い切ってしまいます。趣味や付き合い、タクシーに乗るなど、贅沢な使い方をすればすぐに無くなってしまう金額といえます。
1番大きな支出は家賃なので
などの工夫をして家賃を下げれば、もっと余裕のあるお金の使い方ができます。
では、年収400万円の20代出産前夫婦の場合どのような生活ができるのでしょうか。
の前提で考えた場合も、一番大きな支出は「家賃」です。
同じく「HOME’S」によると、東京23区内の30平メートル以上のワンルーム・1K・1DKの家賃相場は、葛飾区が最も安くて6.67万円、港区が最も高くて13.11万円です。
2人で年収400万円では家賃を抑える必要が有るため、
とします。
とすると、18万円が「必ず掛かるお金」です。
月額手取りが20万円とすると、
となります。
年2回の2ヶ月分のボーナス支給月では、
ができることになりますね。
出典:HOME’S「ワンルーム・1K・1DK/マンション・アパート・一戸建ての相場表」
年収400万円の20代子持ち夫婦(子供は1人)の場合、どのような生活ができるのでしょうか。
の前提で考えた場合も、一番大きな支出は「家賃」です。
出産直後夫婦の家の間取りは、出産前と同程度と仮定し、
とします。
育休中の奥さんの在宅を仮定し、
とすると、20万円が「必ず掛かるお金」です。
月額手取りが20万円とすると、1ヶ月で自由になるお金はありません。
家庭のキャッシュフローが赤字になることはありませんが、以下で説明する「まもるお金」「ふやすお金」の割り当てる金額がなく、不安の残る家庭生活が強いられることが想像できます。
では、どのような人が年収400万円を超えてくるのでしょうか?
20代で年収400万円台の職業や職種となるとある程度限られてきます。もちろん、どの職業、業種においても、動き方によって年収は変わってきます。ただ、20代で年収400万円を越えやすい分野もあります。
以下に主な職業、業種、職種をまとめましたので、参考にしてください。
20代で年収400万円以上の主な業種は
などです。その他業種であっても、大手企業であれば400万円を越える企業もあります。
20代で年収400万円以上の主な職種では
などがあげられます。
特に営業系は、大企業やインセンティブが高い企業で勤めていれば、400万円をゆうに越えます。保険や不動産などの個人向け営業職では、成果をあげれば1000万円以上の年収を稼ぐことも可能です。
また、地方よりも都市部の方が年収は高い傾向にあります。
リクナビNEXTのような、転職サイトに登録しておくと年収400万円を超える求人の動向を掴んでおくとよいでしょう。
さらに今すぐにでも年収を上げるためにアクションを起こしたい方は、転職エージェントに登録することをお勧めします。転職エージェントは登録した人に適切と思われる案件を送ってくれるので、送られてくる案件から自分の市場価値を判断することが出来ます。
転職エージェントの登録は無料です。
ただ中には、相性が合わないエージェントもいますので、相性がいいエージェントに会うためにも、複数の転職エージェントに登録するのが合理的です。
転職エージェント | 詳細 |
---|---|
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また、年収アップを目指すにも様々な方法があります。
こちらの記事で年収アップの方法についてまとめていますので、一通りの方法を把握した上で、ご自分にあった方法を取っていくことをオススメします。
ここで、年収400万円から引かれる保険料と税金の額を具体的に見ていきましょう。
簡単ではありますが計算方法も記載していますので、ご自分の給与の計算に参考にしてくださいね。
給与からは社会保険料が差し引かれますが、その金額は標準報酬月額を基準として変わります。
社会保険料は
の3種類です。介護保険料に関しては40歳以上の場合に適応されます。
年収400万円の月給が25万円として
を控除した21万3,073円に「所得税」が掛かります。
住民税額は給与所得から
を計算して求められます。
以上を考慮すると
となります。
所得税と住民税について、詳しくはこちらの記事にまとめていますので、併せてご覧ください。
いかがだったでしょうか?
以上が年収400万円の基礎知識となります。
以上の数字をご覧になって、
など、お金については様々な考え方があるかと思います。
いずれにしても、お金についてのリテラシーを身につけることで、限られた年収を有効に使うことが可能になります。
「お金のリテラシー」を身につけるには、マネーセミナーなどを一度受講してみることもおすすめです。無料の講座が多いというのも魅力的ですね。
講座名 | 内容 | 料金 |
---|---|---|
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年収400万円の20代独身のビジネスパーソンにおすすめの貯蓄や保険、また、投資や運用について、ボーナスは2ヶ月分で年2回支給の条件を前提に、下記の表の通りにまとめました。
ライフステージ毎におすすめな自由なお金の使途割合
お金区分 | 月間金額割合 | ||
---|---|---|---|
独身 | 出産前 | 出産後 | |
つかうお金 | 10% | 10% | 5% |
まもるお金 | 20% | 40% | 55% |
ふやすお金 | 70% | 50% | 40% |
20代独身のビジネスパーソンにおすすめな自由なお金の月額配分
自由な金額 (ボーナス時) | 月間金額 | ||
---|---|---|---|
つかうお金 | まもるお金 | ふやすお金 | |
6万円 | 6000円 | 1万2000円 | 4万2000円 |
(46万円) | 4万6000円 | 9万2000円 | 32万2000円 |
上記の表で使用している
の意味は下記の通りです。
生きる上で必要なお金の消費を指します。この記事の場合、生活に「必ずかかるお金」は既に差し引いているため、娯楽費や遊興費が「つかうお金」に当たります。
貯蓄と保険を指します。急な出費やまとまったお金の出費への積立、万が一の際に家族を守るための備えが「まもるお金」に当たります。
投資と運用を指します。金融商品や不動産などの資産運用だけでなく、書籍や人とのネットワーキングなど自分の価値と高めたり、生活を豊かにするための投資や運用が「ふやすお金」に当たります。
結婚前のビジネスパーソンへは、投資や運用といった「ふやすお金」の割合を大きくすることをおすすめします。
限られたお金と時間で個人のキャッシュフロー向上を果たすためには、投資や運用に回す金額を増やす必要があるためです。
独身の場合、遊興費や娯楽費に多くの金額を使いかちですが、結婚前で生命保険や医療保険が最小限に抑えられるため、「ふやすお金」を大きくする貴重な時期といえます。
貯金額は月額給与の3ヶ月分から半年分が理想といわれています。
「まもるお金」を全額貯金とした場合、1年間で30万4000円のお金が貯まる計算になります。
また、目標とする貯金額が貯まったら、「ふやすお金」の割合を大きくすることもおすすめですよ。
年収400万円は結婚前の生活では贅沢をしなければ、問題なく生活できる経済レベルです。
贅沢を抑え、「ふやすお金」に十分な金額を割り当てることで収入をふやし、結婚後の経済状況に余裕を持つことができますよ。
年収400万円の20代出産前夫婦におすすめの貯蓄や保険、また、投資や運用についてもみていきましょう。ボーナスは2ヶ月分で年2回支給の条件を前提に、1ヶ月で自由になるお金の配分を、下記の表の通りにまとめました。
ライフステージ毎におすすめな自由なお金の使途割合
お金区分 | 月間金額割合 | ||
---|---|---|---|
独身 | 出産前 | 出産後 | |
つかうお金 | 10% | 10% | 5% |
まもるお金 | 20% | 40% | 55% |
ふやすお金 | 70% | 50% | 40% |
年収400万円の20代出産前の家庭におすすめな自由なお金の月額配分
自由な金額 (ボーナス時) | 月間金額 | ||
---|---|---|---|
つかうお金 | まもるお金 | ふやすお金 | |
2万円 | 2000円 | 8000円 | 1万円 |
(42万円) | 4万2000円 | 16万8000円 | 21万円 |
結婚後は貯金に加えて、保険が加わるため「まもるお金」の割合が大きくなります。
具体的には、夫婦それぞれの生命保険と医療保険がかかります。
特に、奥さんの妊娠後の医療保険加入が難しいため、結婚直後に加入することが一般的です。
年収400万円の出産前夫婦の場合、年間で41万6000円の金額を「まもるお金」に、52万円の金額を「ふやすお金」に掛けることができます。
家庭のキャッシュフローが赤字になることはありませんが、夫婦共働きか扶養家族のパートによって収入を上げることをおすすめします。
出産後の生活費が上がると、自由なお金が減ってしまうためです。
出産前の時間を活用し、「まもるお金」「ふやすお金」を少しでも大きくすることで、出産後の経済状況に余裕を持たせることができますよ。
年収400万円の20代子持ち夫婦におすすめの貯蓄や保険、また、投資や運用について、ボーナスは2ヶ月分で年2回支給の条件を前提に、1ヶ月で自由になるお金の配分を、下記の表の通りにまとめました。
ライフステージ毎におすすめな自由なお金の使途割合
お金区分 | 月間金額割合 | ||
---|---|---|---|
独身 | 出産前 | 出産後 | |
つかうお金 | 10% | 10% | 5% |
まもるお金 | 20% | 40% | 55% |
ふやすお金 | 70% | 50% | 40% |
年収400万円の20代出産後の家庭におすすめな自由なお金の月額配分
自由な金額 (ボーナス時) | 月間金額 | ||
---|---|---|---|
つかうお金 | まもるお金 | ふやすお金 | |
0万円 | 0円 | 0円 | 0円 |
(40万円) | 2万円 | 22万円 | 16万円 |
出産後は、教育積立を目的とした貯金や保険への加入が一般的です。
そのため、出産前に比べて、より「まもるお金」の割合が増やすことが一般的です。
ただ、年収400万円の出産後夫婦の生活では、「まもるお金」「ふやすお金」がありません。
具体的には、夫婦の「医療保険」「生命保険」、子供の教育積立金に当てるお金が不足しているといえますね。
毎月「必ず必要なお金」で収入がすべてなくなってしまうためです。
産休中や育休中を除いて、夫婦共働きかパートでの収入が少しでもあると、「まもるお金」「ふやすお金」へ回すお金の余裕が生まれます。
また、年収400万円で2人目の出産を希望する場合は、経済的な余裕を広げる必要があります。
夫婦のキャリアプランを考えるなど、まずは今後のライフプランを共有して、お金の使い方や収入の増やし方について話し合ってみてくださいね。
この記事を読んだ方へオススメのアクションプランは
です。
20代であれば未婚の方も多いので「結婚」「出産」をするかしないかで、短期的・中長期的に必要な金額が変わってきます。人生計画を立てて、最低限必要なお金は蓄えておくことがオススメです。
年収をあげたい場合は、転職を検討することもオススメです。20代であれば転職しやすい年齢ですし、業種や職種によっては今よりも高い年収が期待できる職場が見つかる可能性が高いです。
ポイントは「入社してから年収を上げる」スタンスです。
20代だとポテンシャル採用の傾向が強く、企業が求める実績を持っていない方もいらっしゃいます。
その状況下での転職は、年収はダウンでいくのが一般的です。
入社して実績をあげて、自分の実力で年収を上げていくことをベースに、転職先を選ぶのがオススメですよ。
ご自分の現在の状況を客観的に知るためや、年収アップのための今後の戦略を練るために、一度、転職エージェントに相談してみることもオススメです。
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